アレックス・カラトラバ獲得へ
エスパニョールは、モンチ・スポーツディレクター(SD)就任後初となる補強として、アレックス・カラトラバの獲得を確実なものにしている。マノロ・ゴンサレス監督率いるチームは、セルタ・デ・ビーゴ、デポルティボ・ラ・コルーニャ、オサスナといったライバルクラブとの激しい争奪戦を制した形だ。モンチSDが直接選手を説得し、クラブへの加入を同意させた。
カステリョンに所属する26歳のカラトラバは、パブロ・エルナンデス監督の下でキャリア最高のパフォーマンスを披露した。今季は出場停止による1試合の欠場を除き、44試合中43試合に出場。15ゴール8アシストという素晴らしい数字を残し、1部昇格を夢見たチームにおいて絶対的な主力として活躍した。この類まれな活躍と、マノロ・ゴンサレス監督からの強い要望もあり、エスパニョールは以前の移籍市場から追跡していた彼をついに獲得することになる。
正式な発表は、彼の契約解除金が500万ユーロに下がる7月1日に行われる見通しであり、これが今夏のエスパニョールにとって最初の支出となる。後半戦に降格圏に沈むなど苦しい時期を経験したチームにとって、1部リーグ初挑戦となるカラトラバは攻撃陣の競争力を高める重要なピースとなる。彼は主にパブロ・エルナンデス監督の下で右サイドを主戦場としており、タイリス・ドーラン、ホフレ、ペレ・ミジャ、キケ・ガルシア、ロベルト・フェルナンデス、そして現在負傷中のハビ・プアドといった既存の攻撃陣とポジションを争うことになる。
(via Estadio Deportivo)
オマル・エル・ヒラリの去就
エスパニョールのスポーツ部門にとって、最も解決すべき重要な課題の一つが、22歳の多機能ディフェンダー、オマル・エル・ヒラリの将来だ。2023年の契約延長発表時の声明によれば、彼の契約は2027年6月30日までとなっており、さらに1年のオプションが付随している。オマル自身もインタビューにおいて『私には2027年までの契約がある。それは明確で、議論の余地はない』と明言している。
しかし、3000万ユーロの契約解除金が設定されている彼は、来季が契約の最終年となる。1年後にクラブ最大の資産の1人を移籍金ゼロで失うリスクを避けるため、クラブと選手側の双方が今夏の契約延長、あるいは売却が必要であるという認識で一致している。
契約延長の全体的な見通しについて、モンチSDは『我々は全体的なシナリオを描いている段階であり、そこから決断を下し始める』と語っている。
こうした状況の中、かつてエスパニョールの下部組織にも在籍したセスク・ファブレガスが率いるイタリアのコモが、再びオマルの状況について問い合わせを行っている。現時点で公式なオファーは提示されていないものの、昨夏にも1400万ユーロのオファーを出し、ノッティンガム・フォレスト、エバートン、ウルブスといったプレミアリーグのクラブと争った経緯がある。コモはセリエAを4位で終え、クラブ史上初となるチャンピオンズリーグ出場権を獲得しており、欧州で最も魅力的な移籍先の一つとなっている。セスク監督は4バックと5バックを使い分ける戦術を採用しており、オマルの多用性は3つの大会を戦うコモにとって完璧な補強になるとみられている。
(via Mundo Deportivo)
新たなウインガー候補
エスパニョールはアレックス・カラトラバや、バーンリーの左サイドバックであるキリンチー・ハートマンの獲得を間近に控える一方で、ウインガー獲得作戦を本格的に始動させている。モンチSDのリストには、ビジャレアルのイリアス・アコマシュや、バイエルン・ミュンヘンのブライアン・サラゴサといった実力者の名前が挙がっているが、ここに来て新たな候補が浮上した。
移籍市場の専門ジャーナリストであるルディ・ガレッティ氏が、ウクライナのシャフタール・ドネツクに所属する21歳のブラジル人ウインガー、エギナルドがエスパニョールの獲得候補となっていることを明らかにしている。エスパニョールは、プレミアリーグの複数のクラブとともに、この若きアタッカーに関する情報を収集している。
エギナルドは、2023年の夏にバスコ・ダ・ガマからシャフタール・ドネツクに加入した。直近のシーズンでは27試合に出場し、9ゴール3アシストを記録して印象的な活躍を見せている。また、シャフタールでの3シーズンにおいて、ウクライナリーグとウクライナカップの2冠を2度達成するなど、若くして確かな実績と経験を積み上げている有望株である。
(via Mundo Deportivo)
ロベルト・フェルナンデスの活躍
エスパニョールの攻撃陣を牽引するストライカーの1人として、ロベルト・フェルナンデスが確かな足跡を残している。彼はかつてマラガに所属しており、そのシーズンを終えた後にブラガへと移籍。その後、冬の移籍市場でエスパニョールへの加入を果たした。
エスパニョールに加入してからの過去1シーズン半において、彼はスペインのトップリーグであるプリメーラ・ディビシオンで13ゴールを記録している。加入以降、チームの得点源として重要な役割を担い続けている。
(via SPORT)
【本日の総括】
モンチSDの主導によりアレックス・カラトラバの獲得が確実となり、さらにエギナルドら新たなウインガーの調査も進行中で、前線の強化が着々と進んでいます。一方で、守備の要であるオマル・エル・ヒラリにはCL出場権を持つコモが関心を寄せており、契約延長か売却かの重要な決断が迫られています。