プレシーズン
✈️ セビージャは来季のプレシーズン最初の親善試合を発表しました。試合は7月19日の16:00から、ポーランドのKSクラコビアのホームスタジアムであるクラコヴィ・イム・ユゼファ・ピウスツキエゴで行われます。この試合は、ポーランド最古のスポーツクラブである同クラブの創立120周年を記念して開催されるものです。また、1923年にKSクラコビアがスペイン遠征を行い、セビージャと2試合の親善試合を行ったことへの103年ぶりの「お返し」という意味合いも持っています。セビージャにとってポーランドは、2013年のスロンスク・ヴロツワフ戦での大勝や、2015年にワルシャワでドニプロを破って4度目のヨーロッパリーグ制覇を果たした縁起の良い国でもあります。(via AS)
クラブ売却問題
💼 セルヒオ・ラモスと彼が率いる投資グループによるクラブ過半数株式の買収交渉が、事実上の決裂を迎えました。当初、Five Eleven Capitalと共に約4億4000万ユーロ(約85%の株式取得、負債返済、増資を含む)で合意に達していましたが、ラモス側が土壇場で条件を大幅に引き下げる新提案を提示しました。新たな提案は、ロベルト・アルバレス弁護士を代理人とするメキシコの強力な投資家ファミリーをバックにつけ、まず1億2000万ユーロの増資を引き受けてクラブの42%を掌握し、その後1億ユーロで残りの18%の株式を買い取るという、合計2億2000万ユーロの計画に変更されました。これによりラモス側は60%を支配することになりますが、残りの株式の価値が希薄化し、現在の主要株主(カストロ、ギハロ、アレス、カリオン、デル・ニド・カラスコ、A-CAP)が締め出される形となるため、売り手側はこれを『受け入れがたい最悪のオファー』として拒絶しています。
株主の1人であるルイス・カリオンは会議後、『今日彼らが別の提案をし、担当のアドバイザーたちがそれを検討すると言ったところです。非常に短い期間で、遅くとも月曜日には回答が出されるでしょう。彼らは非常に経済力のあるメキシコの家族と手を組んでいます。保証はすべて揃っており、資金の証明も提出されているので、うまくいくことを期待しています』と楽観的な姿勢を見せていましたが、大部分の株主は否定的です。ラモスは近日中に記者会見を開き、この交渉の経緯を説明する予定だとされています。一方で、アントニオ・ラッピとフェデリコ・キンテロによる「第3の道」など、他の投資家との交渉再開も検討されています。
エスパニョールのスポーツディレクターに就任したモンチもこの件に言及し、『午後レネ・ラモスと話しました。彼らは重要なオファーをしたと信じていますが、噂や感触からして、株主は受け入れないだろうと思います。セビージャにとってクラブが売却されることが最善であるなら、セルヒオ・ラモスと彼のチームのプロジェクトは非常に良さそうに見えましたが、そこで立ち止まって進展していないようです』と語っています。(via MARCA)
移籍・退団
👋 今季限りで契約満了となる選手たちの動向が明らかになりつつあります。トルコのトラブゾンスポルからのレンタルで加入していた26歳のフランス人MFバティスタ・メンディが、自身のSNSでセビージャへの別れを告げました。彼は『挑戦と学びに満ちたシーズンでした。良い時も悪い時も支えてくれたすべての人に感謝します。このユニフォームを着られたことは名誉でした』とメッセージを発信しました。シーズン序盤はマティアス・アルメイダ監督やルイス・ガルシア・プラサ監督の下でレギュラーとして活躍していましたが、徐々に出場機会を失い、最終的に公式戦28試合出場(1641分)、1ゴールという成績でトルコへ戻ることになります。
その他、残留を希望しているキャプテンのネマニャ・グデリをはじめ、退団が決まっているアレクシス・サンチェスや現役引退を決断したセサル・アスピリクエタ、さらにはアドナン・ヤヌザイ、レンタル組のニール・モペイ、オディッセアス・ヴラホディモスらも6月30日で契約が切れますが、クラブの売却問題やスポーツディレクター不在の影響で彼らの去就は不透明なままです。(via Estadio Deportivo)
移籍・補強
👀 クラブの混乱が続く中、将来の補強や資金繰りに関する動きも報じられています。セビージャは現在レバンテに所属するMFカルロス・アルバレスの動向を注視しています。彼は今季、レバンテで30試合に出場して3ゴール1アシストを記録し、市場価値を1500万ユーロまで高めています。レバンテとの契約は残り1年となっており、契約延長か売却かの二択が迫られていますが、現在は完全移籍での放出が濃厚とされています。セビージャは2023年に彼をフリーで放出した際、ビクトル・オルタ前SDの交渉により、将来の移籍金の30%を受け取る条項を盛り込んでいました。そのため、彼の売却が実現すれば、資金難に苦しむセビージャにとって非常にありがたい臨時収入となります。(via MARCA)
移籍・契約トラブル
⚠️ セビージャが獲得で基本合意していたとされるインデペンディエンテ・デル・バジェ(エクアドル)の22歳MFパトリック・メルカドを巡り、深刻な契約トラブルに発展する可能性があります。メルカドは2ヶ月前に右膝前十字靭帯と半月板を断裂する大ケガを負いました。セビージャは2月に『移籍手続きの実行を条件とする基本合意』と発表しており、このケガを理由に契約を破棄する意向を持っているとされています。
しかし、インデペンディエンテ・デル・バジェのサンティアゴ・モラレスGMはラジオ番組で『それはすべてSNSからの噂であり、公式なものは何もありません。彼らと我々の間で署名された文書が存在し、選手と既に署名された契約すらあります。契約に示された期日を待つべきであり、今のところ公式な連絡は一切ありません』と反論しています。エクアドル側の関係者は、アントニオ・コルドン前SDとホセ・マリア・デル・ニド・カラスコ会長がポルトガルで署名した契約書には、メディカルチェックを通過しない場合は破棄できるという条項が含まれていないと主張しており、もしセビージャが一方的に契約を反故にした場合、強力な法的措置に打って出る構えを見せています。メルカド本人は復帰に向けてリハビリを続けており、自身のSNSで『あと一歩』と前向きな姿勢を見せています。(via Estadio Deportivo)
セビージャ・アトレティコ
👔 セビージャのBチームであるセビージャ・アトレティコの新監督に、ヘレスCDを率いて昇格プレーオフ準決勝まで進出したディエゴ・ガリアーノが内定しました。昨季セグンダBのグループ2で最下位となりセグンダRFEFへ降格したチームを立て直すための「帰還作戦」として、カンテラ責任者のアグスティン・ロペスが彼を後任に選出しました。他の候補としてアトレティコ・アントニアーノを率いていたロロ・ロサノも検討されていましたが、最終的にガリアーノが選ばれました。しかし、トップチームの売却問題が解決しておらず、LaLigaのサラリーキャップ制限の影響を受けるため、経営陣からの正式な承認待ちとなっており、公式発表はお預けとなっています。(via Estadio Deportivo)
クラブ運営
🏢 経営陣の売却騒動により、スポーツ面の機能が完全に麻痺しています。アントニオ・コルドンSDの退任後、右腕だったホセ・イグナシオ・ナバロが暫定的に職務を引き継いでいますが、正式なSDは不在のままです。また、トップチームのルイス・ガルシア・プラサ監督はあと1年の契約を残しているものの、来季も指揮を執るかどうか誰からも確認されていません。ホセ・マリア・デル・ニド・カラスコ会長はファンからの激しい反発を受けており、クラブの財政状況は深刻です。あと1ヶ月以内に給与制限を満たすための資金を調達できなければ、来季のチーム編成に致命的な影響を及ぼす危機的状況に陥っています。(via AS)
【本日の総括】
クラブの売却交渉が事実上の破談となり、フロントの混乱がスポーツ面にも深刻な影響を及ぼしています。SD不在や契約問題の不透明さが際立つ中、来季に向けた親善試合の予定だけが静かに決まりました。