元DFバデが明かすメンディリバル体制のEL劇的制覇裏話!降格危機からの意識変革とセビージャ愛

今夏バイヤー・レバークーゼンへ完全移籍したフランス代表DFロイック・バデが、セビージャ時代を振り返る独独インタビューに応じ、2023年にホセ・ルイス・メンディリバル監督のもとで達成したUEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝の知られざる舞台裏を告白しました。

バデによると、2023年春にメンディリバル監督が就任した際の最優先命題は、あくまでラ・リーガでの残留であり、ヨーロッパの舞台での躍進は誰も想像していなかったといいます。しかし、準々決勝のアウェイでのマンチェスター・ユナイテッド戦を2-2で引き分け、本拠地サンチェス・ピスフアンでの第2戦で3-0と圧倒的な勝利を収めた瞬間、クラブ全体に宿る「EL王者としての魂」が完全に覚醒。『あのマンチェスター・ユナイテッド戦の勝利こそがすべての転換点だった。チームの目的意識が一瞬で変わり、そこからリーグ戦も欧州戦も勝利を重ねる常勝モードへと突入した』と振り返りました。自身が挙げたホームでの2点目のゴールについては『最優先はクリーンシートだったが、巡ってきたチャンスを決めることができた。夢のようだった』と語りました。

また、優勝決定直後にカメラの前で『モンチ、私を獲って!』と叫んだ有名なエピソードについても言及。イングランド(トッテナム/ノッティンガム)で1分も出場機会を与えられずどん底にいた自身を救い出してくれた前SDモンチ氏への絶大な感謝を述べるとともに『ELを制覇すればクラブに買取資金が入ることを知っていたからこそ、あの瞬間に直談判した』と裏話を明かしました。

ドイツでの生活については、厳しい寒さとセビリアの名物料理クロケット(コロッケ)が食べられない寂しさを吐露。『レバークーゼンにはクロケットがない。それが本当に辛い。セビージャは間違いなく私のサッカー人生で最高の場所だった』と愛着を語り、将来的なセビージャ復帰の可能性についても『サッカーの世界では何が起こるか分からない。セビージャは常に私の心の中にある』と含みを残しました。 (via Estadio Deportivo)