レアル・スポルティング

ADセウタFCのホームに乗り込んだレアル・スポルティングは、2-0の鮮やかな完勝を収め、アウェイでの圧倒的な強さを改めて見せつけた。ニコラス・ラルカモン監督が仕込む戦術的ポゼッションと、下部組織「マレオ」の才能が見事に融合した一戦となった。

試合は立ち上がりからスポルティングが最後尾からのクリーンなビルドアップでボールを支配。前半は右SBギジェ・ロサスが右サイド深くまで侵入して放った精緻なクロスに、FWアレホ・サルコが完璧なポジション取りから合わせて先制点を奪った。サルコは今季3ゴール目となり、右サイドのオテロとともにセウタのDFカルロス・エルナンデスを終始脅かした。さらに後半には、ガスパールの絶妙なスルーパスに抜け出したギジェ・ロサスがそのまま右足ダイレクトで流し込み、1ゴール1アシストの大活躍で勝利を決定づけた。

一方で、チームには新たな負傷の影が落としている。膝の半月板損傷で長期離脱となった中盤の要セザール・ジェルベルに続き、この試合で先発した左SBパブロ・ガルシアが前半26分に太腿の肉離れを訴えて負傷交代を余儀なくされた。急遽投入されたエノル・プレンデスが穴を埋める健闘を見せたものの、11月に入り主力陣の負傷禍が拡大している点は懸念材料だ。

それでも、スポルティングは今季のアウェイ戦で6試合中4勝(テネリフェ、アンドラ、カディス、セウタ)を挙げており、敗れたのはオビエド戦とカステリョン戦のみという驚異的なアウェイ戦績を維持して昇格プレーオフ圏内をがっちりとキープしている。次節は張り替えられたばかりの新ハイブリッド芝が敷かれたホームのエル・モリノンにレアル・バジャドリードを迎える。 (via SPORT)