レアル・ベティス
ベティスでは、Bチームに所属する22歳の中盤、ニャンゴロ・ブアレの去就が注目を集めています。アルメリア出身でマリにルーツを持つ彼は、2024年1月にポリ・エヒドから加入し、アトレティコ・サヌルケーニョへの期限付き移籍を経て、昨季はベティスBチームの主軸として30試合、約2500分に出場して2ゴールを挙げました。マヌエル・ペジェグリーニ監督は彼をプレシーズンに抜擢し、先日のアーセナルとの親善試合では先発起用しました。ベティスは彼に対し、2030年までの3年間の契約更新を提示していますが、ブアレ本人はトップチームとBチームを行き来する起用計画に納得していません。ベティスBチームが今季セグンダRFEF(4部相当)に所属するため、22歳の彼にとってカテゴリーが低すぎると感じていること、またトップチームの同ポジションにファクンド・バーナルやマーク・ロカ、パブロ・フォルナルスといった競争相手が多く、中盤の追加補強の可能性もあることが要因です。彼の獲得にはブルゴス、コルドバ、カディス、グラナダに加え、プリメーラのクラブも関心を示しています。クラブは契約延長後の期限付き移籍、あるいは今夏の完全移籍を想定しており、後者の場合の売却額は約50万ユーロですが、将来の再売却時に高額なパーセンテージを回してもらう方針です。
また、ベティスは土曜日のボーンマス戦に向けて25名の招集メンバーを発表しました。メンバーにはイスコ、アントニー、ファクンド・バーナル、マーク・ロカ、そして過負荷から復帰したマーク・ロカや、約3回の練習のみで合流したクチョ・エルナンデスが含まれています。一方でアイトール・ルイバルとディエゴ・コンデは負傷のため欠場、ジョバニ・ロ・チェルソはワールドカップ後にアルゼンチン代表としての休暇が続くため不在です。
さらに、トゴ代表FWケヴィン・デンキー of 獲得交渉も進めていますが、彼の現在の給与がネックとなっており、交渉を主導する代理人と条件の調整を続けています。かつて獲得を目指していたソフィアン・アムラバトについては、フェネルバフチェの要求額と高給を理由に断念し、代わりにファクンド・バーナルを獲得しています。
財務面では、CEOのラモン・アラルコンが、スタジアムの改修や商業開発などを通じてスタジアム収入を3000万ユーロから9000万ユーロに増加させ、最終的に年間2億ユーロの営業収入を目指す長期的な財務モデルを発表しました。今季のセカンドユニフォームは、若くして亡くなったサンドラ・ペニャへのオマージュといじめ撲滅への思いを込めてデザインされています。(via Estadio Deportivo)
セビージャFC
セビージャは、8月8日のドイツ時間15:30からバイヤー・レバークーゼンとのプレシーズン最終戦に臨みます。ルイス・ガルシア・プラサ監督が発表した23名の遠征メンバーには、オディッセアス、カルモナ、キケ・サラス、アグメ、イサック、ペケ、バルガス、サンガンテ、フラン・ゴンサレス、フアン・イグレシアス、スアソ、グリディ、アルフォン(リハビリ調整のため帯同)、フリオ・ディアス、マヌエル・アンヘル、ニコ・ギジェン、マヌ・ブエノ、ミゲル・シエラ、アンドレス・カストリン、ラファ・ロメロ、イケル・ムニョス、オソ、イブラ・ソウが名を連ねました。プロ選手はわずか14名で、残りの12名はカンテラの選手が占める変則的な構成です。新加入のGKフラン・ゴンサレス(レアル・マドリードから獲得)のデビューが予想されるほか、ワールドカップ後の休暇から復帰したルベン・バルガスも招集されました。一方で、マルコンは負傷、ホアン・ジョルダン、ガットーニ、ファビオ・カルドーソ、アドリア・ペドロサ、エジュケは移籍交渉中などの理由で遠征から外れました。アルフォンは右大腿四頭筋の断裂から回復途上でプレーはできません。
移籍市場では、中盤のドジブリル・ソウのジェノアへの完全移籍が完了し、給与と償却費を含めて600万ユーロの財政スペースを確保しました。ソウはファンに向けて『サンチェス・ピスフアンに喜びが戻るように』と語っています。また、フアンル・サンチェスもボーンマスへの完全移籍が決定しました。
前線では、アコル・アダムスやアレクシス・サンチェス、ニール・モペイが退団したため本職FWはイサック・ロメロのみとなっており、スウェーデンのシリウスに所属する22歳のスコットランド人FW、ロビー・ユアの獲得交渉を本格化させています。シリウスは900万から1000万ユーロの移籍金を求めています。また、ソウの代役として、スポルティングのジョージア代表MFジョージ・コチョラシュヴィリに対して買い取り義務付きレンタル(550万ユーロ)の交渉を進めており、代替案としてEintracht Frankfurtのエルハイス・スヒリの獲得条件を問い合わせました。さらに、DFアンドレス・カストリンに2030年までの契約延長とファーストチームへの引き上げを提案しています。(via Estadio Deportivo)
アトレティコ・マドリード
アトレティコ・マドリードは、韓国のソウルで日曜日に開催されるマンチェスター・シティ戦に向けて調整を行っています。
新加入の韓国代表イ・ガンインは、PSGから3500万ユーロで加入し、グリーズマンから背番号7を受け継いだことで現地で圧倒的な熱狂を巻き起こしており、用意された1万枚のユニフォームが即座に完売しました。ガンインのユニフォーム売上は前シーズンのグリーズマンの5倍に達する見込みです。ガンインはLemar、Barrios、Giménezと同じグループで練習をこなし、会見で『勝つため、チームを助けるためにここへ来た。自分の120%の情熱を見せたい』と決意を語りました。現地のCasa Atletiでは、Barrios、Lookman、Le Normand、Arnau、Castillo、Domínguez、Esquivelの各選手が参加し、500人以上の現地ファンとサイン会や写真撮影を行いました。
フリアン・アルバレスの移籍に関しては、月曜日にアルバレスとディエゴ・シメオネ監督が直接会談を設ける予定です。選手は移籍を希望しているものの、CEOのミゲル・アンヘル・ギル・マランは『1億〜2億ユーロでも売却しない』と放出を頑なに拒否しています。シメオネ監督は『状況は明確だ。ピッチ上でかつてのグリーズマンのように成長させ、助けるつもりだ』と語りました。
中盤・守備陣では、トッテナムの28歳アルゼンチン代表DFクティ・ロメロと4年契約で個人合意に達しており、トッテナムと4000万ユーロ前後での移籍金交渉を進めています。また、チアゴ・アルマダが2000万ユーロでリバー・プレートへ完全移籍し、マッテオ・ルッジェーリが2000万ユーロでアストン・ヴィラへ、ナウエル・モリーナが1700万ユーロ+変数でローマへ移籍する交渉が進行しています。セルロートにはフェネルバフチェから3500万ユーロの買い取り義務付きレンタルオファーが届いており、アトレティコは4000万ユーロでの売却を想定して、フリーのヴラホヴィッチの獲得を視野に入れています。Bチームのイケル・ルケには多くのクラブが関心を示し、守護神Juan Mussoにはナポリが関心を寄せています。(via Mundo Deportivo)
レアル・ソシエダ
レアル・ソシエダは、ケルンとのプレシーズンマッチに向けて準備を進めています。
ソシエダの攻撃の主軸である25歳の久保建英は、クラブ公式チャンネルで欧州のフットボール界への適応について語りました。文化的偏見について、彼は『人々は日本人が生まれつき寡黙だと思いがちだが、私には当てはまらない』と言及。欧州でキャリアを築くためにはその国の言語をマスターし、心を開くことが不可欠であるとし、『言語をマスターしない、またはプレイする国に心を開かないと、ヨーロッパで自分のサッカーを伝えることは不可能だ』と持論を語りました。
補強面では、マルセユの30歳モロッコ代表DFナイフ・アゲルドを、手数料400万ユーロでの1シーズンのレンタル(1100万ユーロの非義務買い取りオプション付き)で獲得合意しました。マルセユは彼の高給削減を望んでおり、アゲルドもソシエダへの帰還を望んでいました。しかし、アゲルドがかつて在籍した際、一部の選手から『大事な試合や代表戦ばかり優先して、重要度の低い試合ではすぐに交代を要求する』と不信感を持たれていた経緯があり、合流後の調和が課題となります。
また、レアル・マドリードに対してエンドリックのレンタルを問い合わせ、左SBのハビ・ロペスはフェイエノールトへの買い取りオプション付きローンに向けて交渉の最終段階に入っています。サウジのNeomに所属する21歳DFネイサン・ゼゼの獲得も模索しています。(via MARCA)
RCDマジョルカ
RCDマジョルカは、ソン・モイシュにてSVエルフェアスベルクとプレシーズン最終戦を戦います。
クラブは、20歳のカタルーニャ出身ウイング、ヤン・ビルヒリがベルギーのクラブ・ブルッヘへ完全移籍したことを発表しました。ブルッヘは彼の契約解除金である1200万ユーロを全額支払い、マジョルカはそのうち60%にあたる720万ユーロを受け取ります。残りの480万ユーロはバルセロナに支払われます。サポーターからはビルヒリの退団に対してSNS等で多くの侮辱や怒りの声が上がっていますが、彼はチャンピオンズリーグ出場権を得たクラブへのステップアップを選択しました。
マジョルカはビルヒリの代役として、レアル・サラゴサに所属するアドリアン・リソの獲得交渉を開始しました。サラゴサは当初500万ユーロを求めていましたが、マジョルカは300万ユーロ+将来の再売却時のパーセンテージ、もしくは期限付き移籍を提案しています。選手自身も1部でのプレーを望んでおり、2部所属クラブへの移籍であればマジョルカのみを検討する意向です。左SBの位置にはアルナウ・テナスが守護神として構想されています。ウイングの位置には、アンドラから獲得したものの現在負傷中のジョセップ・セルダが復帰すれば主軸となる予定で、現在はアントニウ・ロカが起用されています。また、19歳DFのハビ・オライソラをエルデンセへ期限付き移籍させる方針です。(via SPORT)
レアル・バジャドリード
レアル・バジャドリードは、リバー・プレートに所属するアルゼンチン人GKルカス・ラバグニーノの獲得について、事務手続きが完了次第、公式発表を行う予定です。彼はすでにバジャドリードに到着しており、アセベスと守護神 of 座を争うことになります。
また、エスパニョールから退団を告げられたDFミゲル・ルビオの獲得に向けてクラブ間交渉を進めていますが、合意には達していません。
新加入のイェライ・カバンソンとアレックス・バルボアの入団会見が行われ、カバンソンはラシン・サンタンデールからの移籍について葛藤があったことを認めつつ『自分の成長のために最高の場所を選んだ』と語りました。バルボアは『歴史あるクラブ』と述べ、ラ・ルーゴから提起されている契約違反のクレームについては『自分はフットボールに集中し、契約問題はすべて代理人に任せている』と語りました。(via Estadio Deportivo)
CAオサスナ
オサスナは、エル・サダールにてUAEのアル・アインとプレシーズン最終戦を戦います。ソシオは無料、一般は手頃な価格でチケットが提供され、ファンへのプレゼンテーションマッチとなります。ワールドカップを終えて合流したアンテ・ブディミルが実戦復帰し、新加入のデュバシンらとともにルイス・ミゲル・ラミス監督のもとでチームの構築が進んでいます。
一方、オサスナはアスレティック・クラブとの間で、下部組織に所属するセルヒオ・ヌイの保有権を巡る紛争を抱えています。アスレティックは彼をフリーで獲得したと主張していますが、オサスナは両親の署名が入った2028年までの契約更新文書が存在すると主張しており、RFEFの委員会による裁定を待っています。ヌイは今夏のオサスナの練習に参加していません。(via MARCA)
ビジャレアルCF
ビジャレアルは、イスタンブールでガラタサライとのプレシーズン最終戦を戦います。
この試合では、Joma社とアムバール・ビールがコラボレーションした、トリプルグリーン色の新第3ユニフォームを初めて着用してプレーします。ペーテル・グラチがデビューを飾り、フォイスが6ヶ月ぶりの復帰を果たすなど、徐々に陣容が揃いつつあります。
移籍市場では、サウジアラビアのアル・アハリが、中盤のパペ・ゲイエに関心を示しています。さらにプレミアリーグのエバートンも2800万ユーロでの獲得を打診していますが、ビジャレアルは4000万ユーロ未満での売却は受け入れない姿勢を貫いています。
アタッカー陣では、昨季のBチームからCultural Leonesaへ期限付き移籍するVíctor Mingoや、Joaquín Delgado、Haissem Hassanなどの売却交渉を進めています。また、25歳のFWアレックス・フォレスがブルゴスへ4年契約で完全移籍することが発表されました。フォレスは昨季レアル・オビエドで19試合無得点に終わりましたが、一昨季はレバンテで5ゴールを挙げて昇格に貢献しています。(via Estadio Deportivo)
デポルティボ・アラベス
デポルティボ・アラベスは、ラシン・サンタンデールとの間で第3回「トロフェオ・ナンド・ヨス」を戦い、1-1で突入したPK戦にて16人目までもつれ込む死闘の末、7-8で下して優勝しました。
試合では、後半に守護神シベラがエリア外でのハンドにより一発退場となりましたが、チームは粘り強く引き分けに持ち込みました。
新戦力として、フィオレンティーナから25歳のアルゼンチン人DFニコラス・バレンティーニを2029年までの契約で完全移籍にて獲得しました。左利きのバレンティーニはすでにビトリアに到着しており、キケ・サンチェス・フローレス監督のもとでプレシーズンに合流します。(via Estadio Deportivo)
RCDエスパニョール
RCDエスパニョールは、イングランドでコヴェントリー・シティとのプレシーズン最終戦を戦うため、30名の選手を遠征メンバーとして招集しました。
メンバーには、セルタからの買い取りオプション付き期限付き移籍で合意した新加入のDFウナイ・ヌニェスが含まれています。セルタが給与の45%、エスパニョールが55%を負担し、エスパニョールが欧州カップ戦の出場権を獲得した場合、300万ユーロでの買い取り義務が発生します。一方で、パブオ・ラモンはラシン・サンタンデールへの完全移籍が決定しました。
また、23歳のFWマークス・フェルナンデスにはレアル・オビエドが関心を示しており、200万ユーロの違約金満額を支払う準備を進めています。エスパニョールは、彼の給料を引き上げることで違約金を800万ユーロに引き上げる契約条項を行使するか、スポーツディレクターらと協議を行っています。(via MARCA)
エルチェCF
エルチェCFは、フランスのトゥールーズとプレシーズン最終戦を行います。
クラブは、ブライトンから期限付き移籍で獲得した21歳のアルゼンチン代表MFファクンド・ブオナノッテが、伝統の背番号『10』を着用することを公式に発表しました。ブオナノッテは昨季、チェルシーとリーズに期限付き移籍したものの出場機会に恵まれませんでしたが、エルチェでは攻撃の創造性を担う存在として期待されています。
また、アトレティコ・マドリードから完全移籍で加入した20歳のハビ・モルシロ(2030年までの契約)もチームに合流しています。
ボーンマス戦を控えるチームでは、ビガス、ヤゴ・デ・サンティアゴ、アダム・ボアヤルが負傷のため欠場が決定しており、GKディトゥーロは肩の負傷からの回復途上にあり、出場は不透明です。
なお、キャプテンのホサン・フェランデスは、エルチェの祭りのプレゴネーロを務め、市庁舎のバルコニーから市民に向けて情熱的なスピーチを行い、詰めかけたファンから大きな歓声を受けました。(via Mundo Deportivo)
カディスCF
カディスCFは、サポーターとの距離を縮める新しい試みとして、3日間にわたり市内の各所で「街頭プレゼンテーション」を敢行しました。合計17名の新加入選手を子供たちやファンの前に紹介し、即席のサイン会やミニゲームなどを通じて交流を深めました。
セルタから期限付き移籍で加入したダミアン・ロドリゲスは、古巣セルタとの対戦に向けて『勝ちに行く』と力強く意欲を語りました。
クリスティアン・セプティエン会長は、クラブの公式目標として『1年から3年以内でのプリメーラへの復帰』を公式に表明しました。
現在、クラブはハビ・モンテーロの獲得に向けて交渉中であり、イケル・レシオをセウタへ期限付き移籍させる交渉も並行して進めています。なお、獲得リストに載っていたアレックス・フォレスの獲得は実現しませんでした。(via Estadio Deportivo)
コルドバCF
コルドバCFは、プレシーズン最後のテストマッチとなったアルメリア戦で0-4と完敗を喫しました。前半はイバン・アニア監督のプラン通りに機能し、相手を押し込む時間もありましたが、後半に入ると守備が崩壊し、失点を重ねました。
夏のプレシーズン成績は、2勝(カディス、ハエン)、2分(エルチェ、オーランド・パイレーツ)、2敗(セビージャ、アルメリア)となりました。
最大の課題は、前線の得点力不足です。現在チームにいる4名のフォワード(エノル・ロドリゲス、イバイ・サンス、ディエゴ・ペルカン、ビクトル・サンチェス)のうち、ビクトル・サンチェスがハエン戦で2ゴールを挙げたのみで、残りの3名はプレシーズンを通じて無得点に終わりました。サリム・エル・ジェバリやアディルソン・メンデスの負傷離脱、ケビン・メディナのコンディション不良から、本職以外のポジションでのプレーを余儀なくされている背景もありますが、決定力不足は深刻です。クラブのフロントは、移籍市場で実績のある本職のストライカーの獲得を目指して市場を探索しています。テオ・ジダンは1年の契約延長に合意したものの、プレシーズンでは十分なアピールができませんでした。また、右SBを争っていたハコボ・マルティが靭帯と半月板の断裂という重傷を負い、長期離脱となりました。(via SPORT)
RCセルタ・デ・ヴィゴ
RCセルタ・デ・ヴィゴは、マンチェスター・ユナイテッドからトルコ代表GKアルタイ・バインディルを1年間の期限付き移籍(400万ユーロの買い取りオプション付き)で獲得しました。セルタは彼の年俸210万ユーロを全額負担することに合意しており、これはチーム内5番目の高給となります。
マルコ・ガルセスSDは、バレンシアに所属するMFアンドレ・アルメイダの獲得に向けて動いており、バレンシアが求める移籍金の増額条件について協議を進めています。また、バルセロナのJofre Torrentsがアヤックスに移籍することに伴い、アヤックスからの期限付き移籍を打診しています。
クラウディオ・ヒラルデス監督は、今季ラ・リーガで順調に采配を振るえば、クラブ史上最も多くの試合を率いた監督トップ10に入る見込みです。なお、イライクス・モリバには移籍の噂があり、今後の動向が注目されます。(via ElDesmarque)
バレンシアCF
バレンシアCFは、8月8日土曜日21:00からメスタージャにて、ニューカッスル・ユナイテッドとの「第54回トロフェオ・タロンハ」に臨みます。このメスタージャは取り壊しが決定しているため、今回がスタジアムでの最後の夏の大会となります。
新加入の佐藤、グイド・ロドリゲス、デ・ハース、ディエングらがメンバーに含まれていますが、ルイス・リオハの負傷により右サイドの枚数が不足しており、カルロス・コルベラン監督は先発のやりくりに頭を悩ませています。
クラブのキアト・リム会長はメスタージャでの試合に先立ち、現地を訪れて選手たちを視察、激励を行いました。
去就に関しては、アンドレ・アルメイダにスウォンジーから600万ユーロ相当のオファーが届いており、獲得を狙うセルタに対しても同等以上のオファー引き上げを要求しています。(via SPORT)
デポルティボ・ラ・コルーニャ
デポルティボ・ラ・コルーニャは、プレシーズンマッチでフィオレンティーナと対戦し、1-1で引き分け、無敗記録を維持してイタリア遠征を終えました。
試合は後半にカメルーン人FWのンソンゴ・ビルが同点ゴールを挙げ、引き分けに持ち込みました。
フェルナンド・ソリアーノSDは、アンヘリーニョの完全移籍加入により、左SBの登録枠に余裕ができたため、不要となった若手選手の整理と期限付き移籍先の手配を急いでいます。登録枠整理の対象にはダニ・バルシア、エリック・プエルト、ホセ・アンヘル、チャーリー・パティーニョらが含まれます。また、ヨセル・アスプリーヤが復帰を果たしています。(via ElDesmarque)
レアル・サラゴサ
レアル・サラゴサは、プレシーズンでバルバストロ、アンドラに連敗するなど、3部リーグへの初参戦に向けて厳しい準備期間を過ごしています。
こうした中、かつてサラゴサでプレーしたピエール・ルッカンがメディアに登場し、2008年にディエゴ・ミリト、アイマール、ダレッサンドロらを擁しながら2部に降格した「悲劇」について回想しました。ルッカンは『チームにクオリティと才能はあったが、グループとしてまとまりがなかった。友情は不要だが、最低限の結束力が必要だった。それがサラゴサには欠けていた』と語り、チームの不協和音が降格を招いたと振り返りました。サラゴサは14年間にわたり法的な争いが続いたルッカンの税務監査問題について、Agapito Iglesias前会長らに有罪判決が下されて決着しています。(via SPORT)
カステリョン&ヘラクレス
カステリョンとヘラクレスのダービーマッチが、XXX Trofeo Ciudad de Alicanteにて行われました。
試合は120分に及ぶ激闘の末に0-0で終了し、PK戦(4-5)にてカステリョンが勝利してトロフィーを掲げました。
カステリョンのパブロ・エルナンデス監督は、実戦的なスタメンをテストし、守護神マティスを中心に、バルリ、ラウル・サンチェスらが機能しました。ヘラクレスは終盤にベン・ハメドが退場となり、最後はPK戦にてガルバがパネンカを失敗してカステリョンに軍配が上がりました。カステリョンは、マビルがメルボルン・シティへ移籍したことも発表されています。(via SPORT)
レーシング・サンタンデール
レーシング・サンタンデールは、アラーベスとのプレシーズンマッチ「トロフェオ・ナンド・ヨス」に臨み、1-1の引き分けから16人目までもつれ込むPK戦を7-8で落としました。
新加入のブラジル人DFペドロ・フェリペやセルヒオ・カナーレスが先発起用され、カナーレスのアシストからビジャリブレの同点弾が生まれました。
エスパニョールからパブオ・ラモンを4年契約(買い戻しオプション付き)で獲得したほか、アスレティック・クラブからJulen Agirrezabalaの獲得合意に達しました。一方、サリナスに対するバルサからの600万ユーロのオファーについて、SDのチェマ・アラゴンは『1600万ユーロの解除金を全額支払わない限り放出しない』と拒否の姿勢を固めています。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
ラ・リーガの男子フットボール界は、新シーズン開幕まで残り数週間を控え、各クラブがプレシーズン最終戦と移籍市場での最終的な戦力調整を急いでいます。アトレティコがアジアツアーでの補強に沸く一方、ソシエダやベティスは新星の獲得やカンテラの去就問題に直面しており、下位クラブでも急激なチーム再編の動きが活発化しています。
デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
プレシーズン最終盤、各クラブの戦術的意図が明確化しています。特にベティスのブアレ起用や、セビージャがプロ選手を絞りカンテラを大量投入する構成は、開幕に向けた序列の最終確認と同時に、戦術的柔軟性を確保する狙いが見て取れます。一方で、コルドバのように前線の決定力不足が露呈し、配置の歪みがそのまま結果に直結しているケースも散見されます。戦術の浸透には、個々の選手の適応だけでなく、チームとしての距離感や役割分担の再定義が不可欠であり、この時期の親善試合での配置転換が、開幕後の勝敗を分ける鍵となるでしょう。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
クラブの温度感は、期待と現実の狭間で揺れ動いています。アトレティコ・マドリードのイ・ガンイン獲得による熱狂は、商業的な成功だけでなく、チームの求心力を高める象徴的な動きです。対照的に、ベティスのスタジアム収入増を目指す長期モデルや、バレンシアのメスタージャ最後の夏といったトピックは、クラブの歴史と未来が交差する重みを感じさせます。サポーターの期待に応えるためには、単なる補強だけでなく、クラブが掲げるビジョンと現場の戦力バランスを、いかに丁寧にすり合わせていくかが問われています。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
移籍市場は、契約解除金や買い取りオプションを巡る駆け引きが佳境を迎えています。特にレーシング・サンタンデールがサリナスの違約金条項を盾に強硬姿勢を貫く姿勢や、エスパニョールがウナイ・ヌニェスの獲得で示した条件設定は、限られた予算内で最大限の戦力を確保しようとする各クラブの苦心が見て取れます。若手の期限付き移籍や再売却時のパーセンテージ設定など、単なる獲得・放出を超えた、将来の資産価値を見据えた編成戦略が、今夏の市場のトレンドと言えるでしょう。