ヴィニシウスが2032年まで契約延長合意:モウリーニョの説得と肖像権
ヴィニシウス・ジュニオールが2032年6月30日までの6年間の契約延長に合意しました。これまでの年俸1800万ユーロから2400万ユーロ(あるいは2500万ユーロ、一部では3000万ユーロ近く)のネット年俸に昇給しました。さらに、これまでクラブ側が頑なに拒んでいたロイヤリティボーナス(忠誠ボーナス)の支払いを将来に延期することで合意し、巨額なスポンサー収入を生み出す肖像権の70%近くを選手側に譲渡する形で実質的な収入増を実現しました。交渉を主導したのは代理人であるROC Nationのマイケル・ヨルマーク社長とFrederico Penaです。アーセナルからの1億7000万ユーロの巨額の移籍の動きがあり、交渉が一時破談しかけましたが、ジョゼ・モウリーニョ監督の説得により合意しました。ヴィニシウスはマドリーで375試合128ゴール14タイトルを獲得しています。(via SPORT / ElDesmarque / Esport3 / Mundo Deportivo)
ヤン・ディオマンデが史上最高額で加入:UEFAルールによる財務への影響
19歳のコートジボワール代表FWヤン・ディオマンデのライプツィヒからの獲得が合意しました。移籍金は1億2500万ユーロ(固定)+1000万ユーロ(容易な変数)+500万ユーロ(困難な変数)の総額1億4000万ユーロとなり、マドリード史上最高額の移籍となりました。レガネスに5%の連帯貢献金が支払われます。2033年までの7年契約ですが、UEFAのファイナンシャルフェアプレー制度(2023年改定)により、契約期間が7年であっても、償却は最大5年制限となるため、毎年2500万ユーロが計上されます。木曜日に公式発表、金曜日にサンタス病院でメディカルチェック、練習は個別。フェレンツヴァーロシュ戦の遠征には同行しません。(via MARCA / SPORT / Estadio Deportivo)
ロドリ獲得失敗:バルセロナに奪われ、首脳陣に批判殺到
補強ターゲットであったマンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリ(ロドリーゴ・エルナンデス、30歳)がバルセロナに移籍することが決定的となりました。バルサと2030年までの契約(年俸1500万ユーロ)で個人合意。マドリーは3週間交渉していましたが、獲得を逃しました。ペレス会長、ホセ・アンヘル・サンチェス、ジュニ・カラファトの首脳陣に批判が殺到しています。ロドリがバルサを選んだ背景には、ペレス会長が過去に選挙ライバルだったリケルメのビジョンにロドリが含まれていたことで一時獲得を渋ったこと、2024年のバロンドール授賞式をボイコットしたマドリーへの不満などがあります。財務顧問のアナス・ラグラリは獲得に反対していました。モウリーニョ監督は非常に立腹しており、チュアメニ、カマヴィンガ、バルベルデ、ギュレルやベルナルド・シウバをボランチに回すプランを検討中です。(via Estadio Deportivo / SPORT / MARCA / ElDesmarque / Mundo Deportivo)
クルトワが練習再開:残るワールドカップ休養組と負傷者
ベルギー代表GKティボー・クルトワがバカンスを終えて練習に合流。ワールドカップ準々決勝のスペイン戦で筋肉を負傷して休養していましたが、本日Valdebebasで個別練習を開始しました。リヴァプール所属のイブラヒマ・コナテ、チェルシーのマルク・ククレジャ、チュアメニ、ムバッペ、ベリンガムはまだ合流していません。負傷者のミリトン、メンディ、アセンシオ、ロドリゴはマドリードに残り治療しています。(via Mundo Deportivo / MARCA / SPORT)
フェレンツヴァーロシュ戦:プレシーズン第2戦の招集メンバー発表
土曜日にブダペストで行われるフェレンツヴァーロシュとの親善試合に向けて23名が招集されました。注目はマンチェスター・シティからフリーで加入したベルナルド・シウバのデビュー見込みです。
招集メンバー:
GK: ルニン、セルヒオ・メストレ、ハビ・ナバロ
DF: トレント、アルバロ・カレラス、リュディガー、ハイスン(Huijsen)、ダンフリース、ジョアン・マルティネス、ラミニ、マリオ・リバス
MF: カマヴィンガ、バルベルデ、アルダ・ギュレル、ベルナルド・シウバ、セステロ、ラコスタ、アレクシス・シリア
FW: ヴィニ・Jr.、ブライム、エンドリック、カルロス・エスピ、ダニエル・ヤニェス
(via SPORT / MARCA / Mundo Deportivo)
マスタンティオーノのフィオレンティーナ期限付き移籍が正式決定
昨夏にリバープレートから6300万ユーロで獲得した19歳のアルゼンチン代表MFフラン・マスタンティオーノが、フィオレンティーナへ1年間のレンタル(2027年6月30日まで)で移籍することが正式に決定しました。買取オプションなしの単純レンタルです。昨季35試合3ゴール1アシスト。シャビ・アロンソからアルベロアに交代し、また恥骨痛の負傷により出場機会が減少していました。すでにフローレンスに到着し、ファンに歓迎されています。本人は『戦う準備はできている。クラブの歴史に相応しい活躍をしたい』と語り、自身のプレースタイルについて『ドリブルと前進が武器だが、セリエAで守備力を磨きたい』と言及しました。(via Mundo Deportivo / Estadio Deportivo / SPORT / MARCA)
エンドリックの去就を巡る動向:ソシエダ、ベティス、ビジャレアル、ローマ、プレミアが関心
カルロス・エスピ(レバンテから2500万ユーロで獲得)とヤン・ディオマンデの加入により、前線の競争が激化した20歳のエンドリックに対して、レアル・ソシエダがレンタルの可能性を問い合わせました。過去のコパ・デル・レイで2ゴールを挙げたソシエダサポーターには馴染み深いです。ベティス、ビジャレアルも関心を示しており、いずれも欧州カップ戦出場クラブを希望。さらに、プレミアリーグへの短期レンタルを代理人であるROC Nationが模索しています。セリエAのローマもニコ・パスに似た形でのレンタルを希望しています。(via Mundo Deportivo / SPORT)
ネイマールとレアル・マドリードの「3回の移籍交渉」過去の秘話
代理人のヴァグネル・リベイロが、ネイマールが過去に3回マドリー移籍に近づいた裏話を明かしました。13歳の時、ロビーニョに憧れて20日間マドリードに滞在。フロレンティーノ・ペレスはリベイロに『どこから少年たちを見つけてくるんだ』と冗談を言っていました。当時ロビーニョの家でビリヤードをしてアロス・エ・フェイジョン(米と豆)を食べていました。サントス時代にもオファーがあり、マドリーは「いくらでも払う」用意がありましたが、バルセロナとの事前契約があり破談しました。PSG移籍時の222Mユーロの交渉裏話も語られました。(via AS)
下部組織からの巨額資金調達とムバッペの休暇状況
マドリーはカンテーラ(下部組織)から巨額の資金を得ています。ゴンサロ・ガルシアがアルベロア新監督の率いるフルハムへ4000万ユーロ(70%の権利。30%はマドリーが保持)で移籍。アレックス・パラシオスも売却(合計5000万ユーロ)。これにより補強資金を調達しました。また、エースのキリアン・ムバッペはイビサ島でSebastien Devillaz(クラブフィジカルコーチ)のもとで調整を行いつつ、恋人の女優エステル・エスポジト、親友のハキミ(PSG)と休暇を過ごしており、来週チームに合流予定です。(via SPORT / MARCA)
【本日の総括】
ヴィニシウスの劇的な2032年までの契約延長合意と、クラブ史上最高額となるヤン・ディオマンデの獲得が正式発表された一方で、長年のターゲットであったロドリを宿敵バルセロナに奪われるという激動の1日となりました。マスタンティオーノのイタリアへの武者修行や、クルトワのトレーニング合流など、チームは新たな戦いに向けて確実に動き出しています。