審判組合がペレス会長とレアル・マドリードTVを反暴力委員会にダブル告発

スペインのサッカー審判組合(AESAF)は、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長と同クラブの公式チャンネルであるReal Madrid TVに対して、国家反暴力・人種差別・排外主義・不寛容委員会へ2件の独立した告発状を提出した。第1の告発は、ペレス会長が5月12日の記者会見やインタビューで『私は7回のリーグ優勝を果たしたが、本来なら14回優勝できたはずだ。残りは盗まれた。これはサッカー史上最大の汚職事件だ。審判たちはバルセロナの金で私腹を肥やしている』と発言し、審判団に組織的な腐敗やタイトルの強奪、不当な蓄財の濡れ衣を着せたことに対するものである。第2の告発は、Real Madrid TVが過去4シーズンにわたり、マドリードの試合を担当する審判の指名が発表された数時間後に、その審判の過去の判定をまとめた告発動画を意図的かつ定期的に放送し、審判の個人名を挙げて誠実性や公平性を貶め、試合前に世論の圧力をかけるという組織的な嫌がらせを行っていることに対するものである。AESAFは『こうした継続的なメッセージの拡散は、審判に対する敵意や暴力を助長するものであり、スポーツの健全な発展に必要な尊重の気風を著しく損なう』と厳しく糾弾。ペレス会長への懲戒手続きの開始と、Real Madrid TVでの審判批判動画の即時放送停止を求める緊急の暫定措置を要求し、さらに名指しされた審判への精神的・職業的被害に対する賠償金の支払いも求めている。

(via Mundo Deportivo)

カニサレス氏がバレンシアのオーナーを痛烈批判し息子の入団を拒否

バレンシアCFのレジェンドであり元スペイン代表GKのサンティ・カニサレス氏が、ラジオ番組で古巣の現状とピーター・リム・オーナーの経営体制を痛烈に批判した。カニサレス氏は今季のチームについて『今のリーグ戦で5位に入れないのは失望でしかない。レアル・ソシエダやアスレティック、セビージャが不調なのだから、少しでもまともな経営をして、チームやスタッフに要求を高く持てば、片足を縛っていても5位には入れるはずだ』と切り捨てた。カルロス・コルベラン監督の進退については『オーナーの信頼を得ているようだから議論の余地はない』としながらも、真の悲劇はクラブの機能不全にあると指摘。『トップレベルの専門的な組織構造が欠如しているため、ここで100%のパフォーマンスを発揮することは非常に難しい。それが最大の問題だ』と嘆いた。さらに、現在トンデラでプレーしている同じくゴールキーパーの息子、ルーカス・カニサレスの将来について問われると、『息子がいつかバレンシアでプレーしてくれたら最高に嬉しいが、今のバレンシアであってほしくない。私が彼の父親であり、そしてこのオーナーがクラブにいる限り、息子がこのバレンシアでプレーすることは絶対にないだろう』と断言した。カニサレス氏は、息子が12歳の時に『バレンシアからは君についての問い合わせは来ていないが、レアル・マドリードとバルセロナからは電話があった。君が決断しなさい』と伝えたエピソードも明かしている。

(via ElDesmarque)