モンチ新体制とクラブ運営 アラン・ペース会長の初フルシーズンへ向けた動き

エスパニョールは先日のオサスナ戦に勝利し、見事に1部残留を確定させました。来季に向けた計画は、新たにゼネラル・スポーツ・ディレクターに就任して1週間が経過したモンチの指揮下で進められます。モンチは、エスパニョールのアラン・ペース会長が保有するもう一つのクラブであるイングランドのバーンリーでも顧問に就任しますが、エスパニョールの業務にほぼ専念し、イギリスのクラブには必要な時に外部から関与する形となります。

一方で、限られた予算の中で目標を達成してきた現スポーツディレクターのフラン・ガラガルサは、昨年11月に心筋梗塞を患い現在休職中です。彼とはあと1年の契約が残っていますが、新体制の中でどのような役割を担うかは未定となっています。2025年7月にクラブを買収したアラン・ペース会長にとって、来季は最初からフルで携わる初めてのシーズンとなります。来季のプロジェクトの規模、目標、そして投資額についての正式な発表が待たれる状況です。(via ElDesmarque)

マノロ・ゴンサレス監督の続投と今夏で契約満了を迎える5選手

トップチームの指揮官については、今季の苦しい時期を乗り越えて残留という目標を達成したマノロ・ゴンサレス監督の続投が確実視されています。監督はクラブ内で非常に愛されており、来季も引き続きプロジェクトを率いる見込みです。

一方で、選手の契約状況を見ると、今夏でクラブとの契約が切れる選手が複数います。センターバックのフェルナンド・カレロ、サイドバックのカルロス・ロメロ、ベルギー人ウインガーのシリル・エンゴンゲ、ミッドフィルダーのラモン・テラッツ、そしてコンゴ人ミッドフィルダーのシャルル・ピッケルの5選手が該当しており、今後の人員整理が注目されます。(via ElDesmarque)

カルロス・ロメロの代役候補 オランダ人SBキリンチー・ハートマンの獲得の噂

左サイドバックは今夏の移籍市場で補強が急務となるポジションです。過去2年間にわたりチームの重要選手として活躍し、オサスナ戦でも貴重なゴールを挙げて残留に大きく貢献したカルロス・ロメロが、シーズン終了後に保有元のビジャレアルへ復帰するためです。

その代役として、モンチSDの最初の補強候補に挙がっているのが、バーンリーに所属する24歳のオランダ人左サイドバック、キリンチー・ハートマンです。ハートマンは今シーズン、RCDEスタジアムにあるアラン・ペース会長のボックス席でエスパニョールの試合を観戦している姿が目撃されており、以前から移籍の噂が加速していました。かつてフェイエノールトでプレーし、今季はプレミアリーグで21試合に出場して5アシストを記録している実力者であり、その市場価値は1800万ユーロと評価されています。(via MARCA)

その他小ネタ 他クラブから見たエスパニョール戦のトピック

エスパニョールとの対戦に関する他クラブからの言及もいくつか確認されています。ルイス・ガルシア・プラザ監督率いるアラベスは、エスパニョール戦を含む3連勝などで1部残留を決めています。

また、バルセロナのガビはインタビューの中で、自らがホームのサポーターの前で優勝を決める展開を想定し、『レアル・マドリードがエスパニョールに勝つことを望んでいた。そしてその通りになったので、自分にとってははるかに良かった』と明かしています。同じくバルセロナのダニ・オルモは、RCDEスタジアムでのエスパニョール戦で勝利の口火を切る素晴らしいゴールを決めたことが振り返られています。さらに、バレンシアのハビ・ゲラがベンチスタートとなった試合の記録の中にもエスパニョールの名前が含まれていました。(via Estadio Deportivo, Mundo Deportivo, SPORT)

【本日の総括】

オサスナ戦の勝利で見事1部残留を決めたエスパニョールは、モンチ新SDのもとで来季への準備を本格化させています。マノロ・ゴンサレス監督の続投が濃厚な中、退団するカルロス・ロメロの穴を埋めるべく、バーンリーのキリンチー・ハートマン獲得の噂が浮上するなど、アラン・ペース会長の初フルシーズンに向けた動きから目が離せません。