バレンシアCF

7月7日にFC東京から日本の新星・佐藤龍之介を獲得して以降、夏の移籍市場での補強が40日間にわたって完全に凍結する異常事態に陥っています。トマ・ムニエの獲得交渉が決裂したことを発端に、右サイドバックの確保が極めて難航。現在はジローナのアルナウ・マルティネスと個人合意に達しているものの、ジローナ側が設定された契約解除金800万ユーロの満額支払いを譲らず、クラブ間の合意に至っていません。さらに、リーズに所属するラルジー・ラマザニの獲得にも動いていますが、リーズ側の高い移籍金要求を前に交渉は難航しています。

さらに追い打ちをかけるように、主力であるルイス・リオハが負傷で離脱。これにより、本職のサイドハーフが新加入の佐藤龍之介ただ一人という極端な人員不足に直面しています。佐藤龍之介には攻撃を牽引する重い責任がのしかかっており、チームは佐藤をウイングとして配置するために、本来のシステムを崩して3バックや Jesuz Vazquez を本職とは逆のサイドに配置するスクラップビルドの陣形構築を余儀なくされています。(via SPORT)

アトレティコ・マドリード

守備陣の再構築に向けて電撃的な動きを見せました。ディエゴ・シメオネ監督が絶対的な信頼を寄せるアルゼンチン代表ディフェンダー、クティ・ロメロをトッテナムから完全移籍で獲得したことを公式に発表しました。

一方で、レーシング・サンタンデールの新進気鋭の左サイドバック、Jorge Salinas(ジョージ・サリナス)の獲得交渉は難航を極めています。アトレティコは1400万ユーロの固定移籍金に加えて選手1名の譲渡、さらに100万ユーロの成果ボーナスを提示しましたが、レーシング側はこれを拒否。レーシングはサリナスに設定されている1600万ユーロの契約解除金の全額支払いを求めており、さらに交渉の一部として、アトレティコの若手有望株であるイケル・ルケ、アルナウ・オルティス、ロドリゴ・メンドーサの3名を譲渡リストに含めるよう要求しています。

なお、昨シーズンにポーランド2部リーグから加入し、今回はプレシーズンで素晴らしい活躍を見せたアルナウ・オルティスは、エスパニョールや多くの1部・2部クラブからの獲得打診を拒否し、シメオネ監督の熱い要望によってトップチームへの残留が確定しました。新シーズンは背番号16を着用してプレーします。

また、新加入の守備的ミッドフィルダー、モルテン・ヒュルマンドはインタビューで、「自分の最大の武器は中盤の底で攻守のバランスを保ち、卓越したコミュニケーションとリーダーシップを発揮することだ。シメオネ監督の求める戦術に素早く適応し、彼の忠実な兵士としてエンブレムのために戦う」と高い決意を表明。

さらに、冬にMLSから加入したObed Vargas(オーベッド・バガス)については、バレンシアやヘタフェが1年間の期限付き移籍での獲得を打診しており、今後の動向が注目されます。ジュリアン・アルバレスについては、本人がバルセロナへの移籍を強く熱望しているものの、クラブはこれを断固として拒絶しています。(via SPORT)