「20人の精鋭」を望むモウリーニョ監督のスクアッド方針と放出リストに抵抗する選手たち
ジョゼ・モウリーニョ監督は、今シーズンの戦いに向けて、試合に出場できない不満分子を排除し、全員が常に戦うモチベーションを保ち続けるための「20人の精鋭」による短いスクアッドをフロントに要求しています。
しかし、監督が公に放出リストに掲載したはずの選手たちが、クラブからの移籍オファーを断固として拒絶し、マドリードへの残留を強硬に主張しているため、人員整理は極めて困難な膠着状態に陥っています。
その代表格が、昨シーズンのチャンピオンズリーグのバイエルン・ミュンヘン戦において、痛恨のレッドカードを受けて敗退の戦犯として厳しく糾弾されたエドゥアルド・カマヴィンガです。クラブは彼に対して6000万ユーロ以上の売却価格を設定して複数の海外ビッグクラブへ移籍を打診していましたが、カマヴィンガ本人はマドリードを離れる意思が一切ないことを明確に表明し、今夏のトレーニングでも激しいアピールを続けています。
同様に、現在膝の重傷で今シーズンの大半を欠場することが確定しているフェルランド・メンディ、および現在足首の負傷でリハビリを続けているラウル・アセンシオの2名についても、怪我の影響から移籍の交渉が完全にストップしており、モウリーニョ監督が望む完璧な精鋭部隊の構築には、なお時間がかかる見通しです。(via SPORT)
【本日の総括】
レアル・マドリードの男子チームを取り巻く状況は、ジョゼ・モウリーニョ監督のもとで進むドラスティックな組織の血の入れ替えと、それに対するピッチ内外の様々な波及効果が色濃く現れています。1000万ユーロのハコボ・オルテガ売却を筆頭にカンテラビジネスだけで2億ユーロ規模の莫大な売却益を手に入れた一方、ピッチ上ではテレサ・エレーラ杯を無事制し、16日のSchalke 04との最終調整に向けてコンディションを上げています。バカンスから戻ったベリンガムの合流により、トップ下を巡るギュレルとのライバル競争や、新星ディオマンデとエムバペ、ヴィニシウスを組み合わせる戦術パズルがいよいよ本格的に始動。ヴィニシウスの契約延長を巡る沈黙の協定や、ソシオの言論の自由を巡る激しい司法対立など、すべてのトピックが来るべきラ・リーガの開幕戦、RCDEスタジアムでのエスパニョール戦へ向けて完璧な爪を研ぐ銀河系軍団の熱い熱狂を演出しています。