レアル・ソシエダB (サンセ)
今シーズンの開幕戦を飾る舞台は、2部リーグで最も収容人数の少ない、わずか4000人収容のスタジアムであるズビエタとなります。指揮官のジョン・アンソテギ監督は、トップチームを率いるペレグリーノ・マタラッツォ監督が土曜日に行うチェルシーとの親善試合の招集メンバーを決定するまで、どの若手選手を手元に置けるか分からないという難しい調整を強いられています。
チームの命運を握る若き才能たち、 Fraga、Carbonell、Dani Díaz、さらには Lebarbier、Ibai Aguirre、Marchal、Mariezkurrena といったカンテラーノたちのステップアップが必須ですが、主力候補のルーケン・ベイティアや、昨季15ゴールを挙げて契約を延長したばかりのエースのゴルカ・カレラらは、1軍の必要性に応じてのみ起用される状況です。
この開幕戦のカステリョンとの対戦には、非常に重く苦しい因縁が存在します。昨季の第29節、カステリョンのアウェイ戦において2-4の痛烈な敗戦を喫した際、試合終了間際の94分に極めて悪質な出来事が発生しました。サンセに所属する日本人ミッドフィールダーの Kita (キタ)は、相手のAlberto Jiménezからピッチ上で直接、人種差別的な侮辱の言葉を浴びせられたのです。Kitaはこの不当な言葉に対して、即座に主審の Ena Wolf に『クソ中国人』と言われたと涙ながらに告発し、人種差別に対する公式プロトコルが発動されました。主審は公式の試合報告書にこの告発の事実を詳細に記載しました。審判団がピッチ上でその言葉を直接聞いていないと付け加えられたものの、この問題は大きな波紋を呼びました。今節の開幕戦で再びカステリョンと激突するにあたり、Kitaは人種差別に断固として立ち向かうプロテストのシンボルとして、そしてピッチの上で最高のサッカーを見せてリベンジを果たすために、先発としてズビエタのピッチに立ち向かいます。(via SPORT / MARCA)
CDカステリョン
クラブオーナーのハララボス・ヴルガリス氏が進める壮大なプロジェクトのもと、チームは成長を続けています。昨季は昇格プレーオフでアルメリアに敗れて涙をのんだものの、パブロ・エルナンデス監督のもとで、今度こそ1部昇格への道を切り開くために立ち上がりました。
夏のマーケットでは不動の司令塔であったアレックス・カラトラバがエスパニョールへと移籍する大きな痛手を被りましたが、新ゴールキーパーとしてオマール・サイピを獲得。それでも開幕戦のゴールマウスは、昨季からの絶対的守護神であるロメイン・マティスに託される見込みです。
ディフェンスラインは、アルベルト、シエンラ、アルカサルの強固な3バックが中央を固め、右サイドバックにはメロが最優先とされ、地元出身のファンホ・ニエトがバックアップに入ります。中盤は前季からチームの心臓であるバリと、アルバロ・マルティンがコンビを組み、両翼にはパブロ・サンティアゴとイニゴ・コルドバを配置。さらに、プレシーズンで抜群のコンディションを見せつけたラウル・サンチェスも虎視眈々と先発の座を狙っています。攻撃の最前線では、チャンスメイカーのヤコブセンと、ストライカーのカマラが強力なタッグを組み、さらにはカラトラバの後継者として期待されるクリエイティブなアントニオ・ガラが牙を研いでいます。宿敵サンセとの因縁に満ちた初戦で、人種差別問題の逆風をはねのける誇り高き戦いを誓っています。(via SPORT)
ジローナFC
昨シーズン、1部リーグからの降格という極めて残酷な現実を突きつけられたものの、チームの復帰への意志は鉄のように固いものです。最新のビッグデータ分析プログラム「Driblab」のシミュレーション予測によれば、チームは今季の2部リーグにおいて勝ち点「82」を獲得する圧倒的なペースを維持し、「85パーセント」という極めて高い確率で、1部への自動昇格を果たす大本命であると算出されています。
長年チームを率いたミチェル・サンチェス監督の5年間におよぶ輝かしい一時代が終焉を告げ、新たにキケ・アルバレス監督が就任。最大のサプライズは、39歳となったウルグアイの伝説的ストライカー、クリスティアン・ストゥアーニの契約延長と残留決意です。ストゥアーニは『キャプテンとして、私はこのチームをもう一度、フットボールの頂点である1部リーグの舞台へ戻すために、自らの持てる力のすべてを捧げるつもりだ』と熱い忠誠を誓い、チームの絶対的リーダーとして君臨しています。
同じく残留を選んだダビド・ロペスらベテランの経験値が、過酷なリーグを勝ち抜くための羅針盤となります。一方で、高額年俸が財政を圧迫しているウクライナ代表MFツィガンコフの売却は避けられない状況にあり、セビージャが狙うアルナウ・マルティネスの去就を含め、移籍市場閉幕までの駆け引きが続いています。(via SPORT / ElDesmarque)
