Athletic Club

エディン・テルジッチ新監督のもと、30人の選手でプレシーズンが始動した。ウナイ・ゴメスのウディネーゼ完全移籍が決定し、ウナイ・ベンセドールは構想外として移籍先探しのため休暇が延長されている (via ElDesmarque)。W杯に参加しているニコ・ウィリアムズやウナイ・シモンら主力は休暇中だが、イニャキ・ウィリアムズはガーナ代表の敗退により間もなく合流する (via ElDesmarque)。さらに、ジュレン・アギレサバラ、ニコ・セラノ、ウルコ・イセタのほか、PAOKが関心を寄せるミケル・ベスガなどが放出候補となっている (via ElDesmarque)。一方で、カタールへのローンから復帰したアルバロ・ジャロは新監督へ猛アピールを続けている (via ElDesmarque)。

Atlético de Madrid

ククレジャやベルナルド・シウバの獲得を他クラブに奪われたものの、左SBのバックアップとしてアレハンドロ・グリマルドを確保した (via MARCA)。さらに、PSGからイ・ガンインの獲得が最終段階に入っており、移籍金は3000万〜3500万ユーロ、2031年までの5年契約で合意に達している (via Estadio Deportivo)。中盤の補強ではジョアン・ゴメス獲得が難航したため、モルテン・ユルマンドにターゲットを切り替えた (via MARCA)。また、セルロートがユベントスへ移籍する可能性を見据え、マルセイユでプレーするメイソン・グリーンウッドの獲得(移籍金約5000万ユーロ)も検討している (via Mundo Deportivo)。レアル・マドリードを退団してフリーとなったダニ・セバージョスについても、マテウ・アレマニーSDが獲得条件の調査に乗り出した (via Estadio Deportivo)。守備陣では、デポルティーボの若手CBルーカス・ノウビ(ベルギーU21代表)の将来性を高く評価している (via ElDesmarque)。

Cádiz CF

守備陣と前線の強化として、NK Bravoからコモロ代表CBのケナン・トイビボウを2030年までの契約で獲得した (via MARCA)。さらに、アルコルコンからウクライナ人FWのヴラディスラフ・コポトゥンを4年契約で、バラカルドの右SBベニャト・デ・ヘススを3年契約で同時に迎え入れた (via MARCA)。

CD Tenerife

アルバロ・セルベラ監督のもと、中盤の刷新を図っている。ボスニア・ヘルツェゴビナの若手MFアネス・クルジャリッチと2029年までの契約を結び、ウエスカで好パフォーマンスを見せたヘスス・アルバレスを2028年までの契約で獲得した (via SPORT)。一方で、アルベルト・ウジョアはルーゴへローン放出され、マイケル・メサとハビ・ペレスの退団も決定している。大黒柱アイトール・サンスの去就は不透明な状況が続いている (via SPORT)。

Deportivo Alavés

デニス・スアレスはクラブへの残留を明言した。キケ・サンチェス・フローレス監督からの強い慰留もあり、『アラベスは愛情を示してくれた。セルタへの復帰という噂もあるが、ここで全うしたい』と語っている (via ElDesmarque)。イアゴ・アスパスの引退が近づいていることについても触れ、『伝説的な選手として素晴らしい最後を迎えてほしい』と敬意を表した (via ElDesmarque)。

Deportivo de La Coruña

プリメーラ・ディビシオン(1部)復帰を果たし、アントニオ・イダルゴ監督のもとで野心的なチーム作りを進めている。イビサからGKレオ・ロマン、中盤にテウン・ハイセルハルトを迎え入れたほか、フィオレンティーナからロレンツォ・アマトゥッチ(最大400万ユーロ)、ヘタフェを退団したドミンゴス・ドゥアルテのフリー獲得にも迫っている (via ElDesmarque)。最前線の補強にはフェデ・ビニャス、アルバロ・モラタ、ファビオ・シウバといった実力者をリストアップしている (via ElDesmarque)。一方、若手CBルーカス・ノウビには国内外から熱視線が送られているが、クラブは2029年までの契約を盾に契約解除金以外での放出を拒否する構えである (via ElDesmarque)。また、ルイス・チャコンはレアル・バジャドリードへの移籍が確実となっている (via SPORT)。

FC Andorra

レアル・サラゴサから右SBのフアン・セバスティアンをフリーで獲得した。契約は2028年までの2年間で、1年の延長オプションが付帯している (via Mundo Deportivo)。また、FAF(アンドラサッカー連盟)との間で、本拠地エンカンプ・スタジアムの2年間の利用契約(年間約80万ユーロ)が合意に達する見込みである (via MARCA)。

Getafe CF

レアル・マドリードからマリオ・マルティンを移籍金350万ユーロで完全移籍にて獲得した (via ElDesmarque)。また、ベティス・デポルティーボを退団したヒネス・ソロチェとBチーム加入に向けた交渉を行っている (via Estadio Deportivo)。

Gimnàstic de Tarragona

トメウ・ナダルSDのもとで市場での活動を継続中。すでに13人を獲得しているが、正GK候補のU23選手、純粋な左SB、守備的MF、そして決定力のあるストライカーの補強を急いでいる (via SPORT)。

Girona FC

セグンダ・ディビシオン(2部)への降格に伴い、ミチェル監督が退任しアヤックスの指揮官に就任した (via Estadio Deportivo)。これに続き、守備の要であったデイリー・ブリントもミチェル監督の要望によりフリーでアヤックスへ移籍するための交渉が大詰めを迎えている (via Estadio Deportivo)。

Hércules

セグンダRFEFでの新シーズンに向け、シーズンチケットキャンペーンを開始した。また、スタジアム内の応援スタンド設置についてサポーター団体と協議を進めている (via SPORT)。戦力面ではセビージャ・アトレティコからダビド・ロペスを完全移籍で獲得している (via Estadio Deportivo)。

Lleida CF

アンドレウ・ラテス会長を中心とする新プロジェクトの発表会が開催され、用意された450席がわずか24時間で完売する大盛況となった。今後は新監督やユニフォームなどが発表される予定である (via SPORT)。

Málaga CF

プリメーラ・ディビシオンへの復帰を果たしたものの、財政難により高額な移籍金の支払いは行わない方針を徹底している。ローレン・フアロスSDはフリーエージェントやローン、そして下部組織の活用を軸に22人前後のスカッドを編成する計画である (via SPORT)。戦力整理ではC・ビクトル・ガルシアとホキン・ガビロンドが退団した (via ElDesmarque)。左SBの補強として、昨季レバンテで活躍したマヌ・サンチェス(セルタ)のローン獲得に強い関心を示しているが、レバンテやオサスナとの争奪戦になっている (via ElDesmarque)。

Osasuna

若き才能ビクトル・ムニョスをリバプールへ4000万ユーロで売却し、巨額の資金を手にした(半額の2000万ユーロは保有権を持つレアル・マドリードへ渡る)(via ElDesmarque)。左SBの補強としてマヌ・サンチェス(セルタ)をリストアップしているほか、移籍金ゼロでの獲得を条件にアイエン・ムニョス(レアル・ソシエダ)の動向も注視している (via ElDesmarque)。

RC Celta

フリーエージェントでアレイシ・フェバスとハビ・ガランを獲得した (via ElDesmarque)。一方で、ストライカーのボルハ・イグレシアスに対しメキシコのクラブ・アメリカが強い関心を示しており、サンティアゴ・バニョスSDが直接説得のためにアメリカへ飛ぶ予定となっている (via Estadio Deportivo)。また、マヌ・サンチェスについてはオサスナやマラガ、レバンテへの再ローンを検討中である (via ElDesmarque)。

RCD Espanyol

カルロス・ロメロの穴を埋める左SBとして、クィリンシー・ハルトマン(バーンリー)の獲得交渉を進めている。選手自身はSNSで単独トレーニングの様子を公開し、移籍決定を待っている状態である (via Mundo Deportivo)。また、アレックス・カラトラバの加入プレゼンテーションが行われるほか、ガブリエル・モカルド(PSG)の買い取りオプションなしでのローン獲得も間近となっている (via Mundo Deportivo)。なお、クラブで指揮を執った経験のあるホセ・マヌエル・ディアス・ノボア元監督の訃報が伝えられた (via ElDesmarque)。

RCD Mallorca

セグンダ・ディビシオンへの降格を受け、マルティン・デミチェリス監督が退任し、後任にルイス・ガルシア新監督が就任した (via Estadio Deportivo)。正GKのレオ・ロマンがデポルティーボへ移籍したため、代役としてヘスス・オウォノ(アラベス)やジョンミ・マグナゴイティア(エイバル)をリストアップしている (via Estadio Deportivo)。

Real Betis

マヌエル・ペジェグリーニ監督体制7年目のシーズンに向け、フルミネンセからファクンド・ベルナルを移籍金950万ユーロ(税金含む)で獲得した。膝の不安もメディカルチェックでクリアし、2030年までの契約を結んでセビリアへ到着する (via Estadio Deportivo)。また、ダニ・セバージョスの復帰交渉を本格化させているが、本人の年俸大幅減額が必須条件となっている。この動きにはアトレティコ・マドリードやアヤックスも介入を試みている (via Estadio Deportivo)。退団面では、チミー・アビラ、セドリック・バカンブ、リカルド・ロドリゲスが契約満了でチームを去った (via ElDesmarque)。さらに、昨年獲得したネルソン・デオッサのバスコ・ダ・ガマへの移籍(買い取り義務付きローン)が、相手クラブの経営問題で停滞しており、リーベル・プレートなどが獲得のチャンスを窺っている (via Estadio Deportivo)。W杯ではアムラバト、ロ・チェルソら所属選手が軒並みグループステージを突破し、FIFAからの補償金収入が大幅に増加する見込みである (via Estadio Deportivo)。下部組織では、エリアス・ジダンがレッドスターへ、ダーリング・ブラディがヘーレンフェーンへ移籍したほか、U19スペイン代表のホセ・アントニオ・モランテとマヌ・ゴンサレスが圧巻の活躍を見せている (via Estadio Deportivo)。

Real Oviedo

フリアン・カレロ監督とダビド・フェルナンデスSDの新体制のもと、アレンテイロを退団したFWビクトル・ミンゴの獲得に迫っている (via ElDesmarque)。また、LALIGA HYPERMOTIONを戦う2026-27シーズンの新ユニフォーム(青、ピンク、グレーの3種類)を公式発表した (via ElDesmarque)。

Real Sociedad

アメリカ人のペジェグリーノ・マタラッツォ新監督が就任し、プレシーズン初日から3バックシステムの導入をテストしている。これによりイゴール・スベルディアやホン・マルティンらの出場機会が増加すると見込まれている (via Estadio Deportivo)。W杯でゴールを量産しているミケル・オヤルサバルにはバルセロナなどから関心が寄せられているが、『レアル・ソシエダは私の家であり、ここで満足している』と残留を強く宣言した (via SPORT)。一方、アイエン・ムニョスにはオサスナが獲得の興味を示している (via ElDesmarque)。

Real Valladolid

バレンシアのプレシーズン構想から外れたビクトル・フェルナンデスJrをローンで獲得し、攻撃陣の層を厚くした (via ElDesmarque)。さらに、PSV下部組織出身のオランダ人FWロビン・ファン・ドゥイベンをフリーで獲得し、2029年までの契約を結んだ (via Mundo Deportivo)。

Real Zaragoza

プリメーラRFEFへの降格に伴う財政難から、18歳の若手CBアレックス・ゴメスをヴェネツィアへ売却した。移籍金は200万ユーロに加え、ボーナスと10%の将来の移籍金受け取り権利が付随している (via ElDesmarque)。同じく若手のアドリアン・リソについても売却益を得たい考えだが、セビージャからのローンオファーなどに留まっている (via Estadio Deportivo)。補強面ではマラガを退団したホキン・ガビロンドを獲得している (via ElDesmarque)。フアン・セバスティアンはフリーでFCアンドラへ移籍した (via Mundo Deportivo)。

Sevilla FC

ルイス・ガルシア・プラサ新監督の初陣に向け、オディッセアス・ブラホディモス、フアン・イグレシアス、ホン・グリディに加え、ル・アーヴルからセネガル人CBのArouna Sanganteを2031年までの契約でフリー獲得した (via Estadio Deportivo)。中盤の補強ではスパルタク・モスクワのネイル・ウミャロフに関心を示しているものの、移籍金がネックとなっており、リバプールのステファン・バイチェティッチも並行してリストアップしている (via Estadio Deportivo)。財政難を解消するため、ルベン・バルガスやアコル・アダムスの売却を急いでいる (via Estadio Deportivo)。有罪判決を受け控訴中のラファ・ミルがメディカルチェックに現れたが、クラブは早期の契約解除や移籍先探しに奔走している (via Estadio Deportivo)。また、プレシーズンには下部組織からCBイケル・ムニョスらを招集し、戦力の底上げを図っている (via Estadio Deportivo)。セビージャ・アトレティコのセグンダRFEF降格に伴い、パブロ・リベラら多数の若手が退団した (via Estadio Deportivo)。

Sporting de Gijón

ニコラス・ラルカモン新監督の要望により、プエブラからウルグアイ人CBのエマヌエル・グラルテを買い取り義務付きのローンで獲得した (via SPORT)。一方で、クラブの歴史で最も多く指揮を執ったレジェンド、ホセ・マヌエル・ディアス・ノボア元監督が82歳で死去し、深い悲しみに包まれている (via ElDesmarque)。

UD Las Palmas

ルベン・デ・ラ・バレラ新監督のもとでプレシーズンがスタートした。セルヒオ・バルシアとミカ・マルモルが退団した穴を埋めるべく、若手CBフアンマ・エルソグの飛躍に大きな期待が寄せられている (via SPORT)。前線には、オリンピアコスのキャンプ帯同メンバーから外れたジェフテ・ベタンコールの獲得が目前に迫っている (via SPORT)。

Valencia CF

カルロス・コルベラン新監督の就任に伴い、プレシーズンが本格始動した。ジャスティン・デ・ハースが加入会見を行ったほか、アリウ・ディエン、グイド・ロドリゲスが合流する予定であり、右SBにはトーマス・ムニエを狙っている (via SPORT)。

日本人選手の佐藤龍之介に関しては、現在は母国のFC東京のトレーニングに参加している状態だが、これはスペインへの移籍手続きと準備が完了するまでの暫定的な措置である。バレンシア加入自体に一切の問題はなく、手続きが完了次第スペインへ渡り、メディカルチェックを経て正式契約を結んだのち、トップチームのプレシーズンに合流する予定となっている (via ElDesmarque)。

一方、構想外のビクトル・フェルナンデスJrはバジャドリードへローン移籍した (via ElDesmarque)。ジェンクはプレシーズンに合流せず、トルコのトラブゾンスポルとの移籍交渉を進めている (via ElDesmarque)。ルーカス・ベルトランの完全移籍は移籍金がネックとなり断念、同選手はリーベル・プレートへ渡った (via ElDesmarque)。ウマル・サディクは残留し、欧州大会進出への意気込みを語っている (via ElDesmarque)。

Villarreal CF

デポルティーボから届いたアジョゼ・ペレスへの獲得オファーを拒否し、戦力維持の姿勢を見せた (via ElDesmarque)。W杯では所属するタジョン・ブキャナンとタニ・オルワセイがカナダ代表としてプレーし、存在感を示している (via ElDesmarque)。

【本日の総括】

各クラブがプレシーズンを始動させる中、財政難からフリーエージェントやローン移籍、自クラブの下部組織を積極的に活用する動きがリーグ全体で目立っている。アトレティコ・マドリードやベティスなどは実力者の獲得に迫る一方で、レアル・ソシエダのマタラッツォ新監督による3バック導入など、新指揮官たちの戦術的なアプローチも注目を集めている。また、佐藤龍之介のバレンシア合流間近のニュースなど、若手タレントの台頭も今後のラ・リーガを盛り上げる大きな要素となりそうだ。