レンタル復帰組9選手の去就とプレシーズン イニゴ・ペレス新体制での居場所は
⚽️ビジャレアルCFは、今夏のプレシーズンを9人のレンタル復帰選手とともにスタートさせます。しかし、イニゴ・ペレス監督の新しいプロジェクトにおいて居場所が確約されているのはカルロス・ロメロただ1人であり、残る8人の未来は完全に白紙の状態となっています。クラブのスポーツ部門は、プロフィールや状況が大きく異なるこのグループの扱いについて、数週間以内に決断を下す必要があります。
最も成功を収めて帰還したのが左サイドバックのカルロス・ロメロです。エスパニョールで2シーズンを過ごし、公式戦71試合に出場して8ゴールという見事な結果を残しました。ラ・リーガ屈指の左サイドバックとして成長した彼は、2031年までの新契約を結んでラ・セラミカに帰還します。クラブはアルフォンソ・ペドラサの退団によって空いた穴を埋める存在として彼を高く評価しており、セルジ・カルドナとポジションを争うことになります。クラブ内部では、彼の実質的な復帰を今季の補強第1号として扱っています。
モロッコ代表ウインガーのイリアス・アコマシュは、ラージョ・バジェカーノへのレンタル移籍で2ゴール3アシストを記録し、数字以上の大きなインパクトを残しました。セルタ・デ・ビーゴなどが彼の獲得に関心を示していますが、ラージョ時代に指導を受けたイニゴ・ペレスがビジャレアルの新監督に就任したことで、彼の状況が好転する可能性があります。アコマシュは夏のプレシーズンで監督にアピールできる最右翼の候補と言えます。
ラモン・テラッツはエスパニョールへのレンタルで波のあるシーズンを送りましたが、彼の多用性と献身性はラ・セラミカでも高く評価され続けています。彼の残留はプレシーズンでのアピールと、中盤の編成次第となります。同じく中盤のアルゼンチン人ティアゴ・フェルナンデスは、ベレスから将来の有望株として加入した直後にレアル・オビエドへレンタルされました。22歳の彼とは2031年までの契約があり、クラブはそのポテンシャルを信じていますが、EU圏外枠の問題があるため、今後の去就は事務的な事情にも左右される見込みです。
ストライカーのアレックス・フォレスにとっては厳しい1年となりました。レアル・オビエドへのレンタルではリーグ戦18試合の出場でスタメンはわずか3回、ノーゴールに終わりました。買い取りオプションは行使されず、2027年までの契約を残していますが、トップチームに居場所はなく、再レンタルか完全移籍での放出が濃厚です。
一方で、ダニ・レケナの去就は今夏の大きな交渉事になりそうです。コルドバへのレンタルで36試合に出場し2600分以上プレーするなど、チームの重要な柱として大活躍しました。この活躍により、ラシン・サンタンデールやラージョ・バジェカーノ、さらには海外クラブからの関心を集めています。契約は残り1年となっており、ビジャレアルに契約延長の意思はないため、市場価値が高まっている今夏での完全移籍による売却で資金を得るのが基本路線です。
ウインガーのビクトル・モレノも放出が近い選手です。シーズン前半はビジャレアルBでグループ最多アシストを記録し、その後クルトゥラル・レオネサへレンタルされていました。本人は地元への復帰を望んでおり、グラナダが買い取りオプション付きのレンタル移籍に向けてビジャレアルとの交渉準備を進めています。クラブは彼を約100万ユーロと評価しています。
最後に、クルトゥラル・レオネサから復帰するティアゴ・オヘダと、ミランデスから復帰するトニ・タマリートの若手2人については、トップチームにすぐに入れるスペースがないため、出場経験を積める新たなレンタル先を探すことになります。 (via Estadio Deportivo)