プレシーズン・トーナメント:イタリアでウディネーゼ、ノッティンガム・フォレストと激突
イタリアのウディネにあるブルエナジースタジアムで開催されるプレシーズントーナメント、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア・カップに出場します。バルサはイタリアのウディネーゼ、イングランドのノッティンガム・フォレストと対戦。45分ハーフ(または1本45分の3試合)の変則3つ巴(トライアングル)形式で行われ、勝利に3ポイント、PK戦での勝利に2ポイント、PK戦での敗北に1ポイントが与えられます。バルサはウディネーゼおよびノッティンガムとそれぞれ45分間を戦い、新シーズンのラ・リーガ開幕に向けた最終調整を行います。(via SPORT)
補強最優先フリアン・アルバレス:デコが代理人とマドリードで極秘会談
バルサは、ロベルト・レヴァンドフスキがチームを去り、フェラン・トーレスの去就も不透明であるためストライカー獲得が急務となっています。バルサは補強の最優先ターゲットとしてフリアン・アルバレスに照準を定めており、デコはマドリードを訪れ代理人のフェルナンド・イダルゴと極秘に会談を行いました。アトレティコは1000万ユーロ規模の取引には頑なな姿勢を崩しておらず、約5億ユーロの契約解除金である4億9000万ユーロの満額支払いを求めています。しかしデコは選手側に、我々は君を一人にしない、バルサへの移籍に向けてさらにアプローチを続ける用意があると熱いメッセージを送りました。選手もバルサ行きだけを望んでおり、アトレティコにプレッシャーをかける構えです。これに対し、アトレティコは不当な接触としてバルサへの批判を強めており、元役員のトニ・フレイシャは、アトレティコが価値以上の解除金に固執していると指摘しつつ、バルサは誠実に対話をしており別の選択肢も視野にあると主張しています。ラミン・ヤマルもこの交渉の報道にインスタグラムでいいねを送り、Jota Jordiはアルバレスを失うかもしれないアトレティコの会長に、FWがセルロットしかいなくなるが大丈夫かとシメオネ監督から詰め寄られる顔が見たいと皮肉を込めてコメントしています。JuliánはW杯中に『クラブと話し合ったが、最善なのは移籍すること。自分の夢を叶えたい』と語っていました。(via SPORT, ElDesmarque, Mundo Deportivo)
カンセロ復帰へのカウントダウン:来週初めにも完全移籍合意へ
ジョアン・カンセロのバルサへの完全移籍が、いよいよ間近に迫っています。バルサのスポーツ部門とデコは、来週初めにも正式発表ができると極めて強い確信を抱いています。現在、アル・ヒラルとの交渉が最終段階に入っており、バルサは彼らの要求額である1000万ユーロからさらなる引き下げを狙って熱心に交渉を続けています。他のクラブからの誘惑を一切拒絶し、バルサ復帰だけを望むカンセロ本人の強い意思がこの取引の決定的な推進力となっています。ハンス=ディーター・フリック監督は両サイドバックをカバーできる彼のポリバレントな能力を最優先補強として位置づけており、昨シーズン公式戦23試合で2ゴール3アシストを記録した頼れるDFの復帰を心待ちにしています。(via SPORT, MARCA)
フェラン・トーレスの去就:PSGからの巨額オファーをめぐる駆け引き
W杯で大活躍し、スペイン代表の2つ目の星をもたらしたヒーローとなったフェラン・トーレスの将来が大きな注目を集めています。現在アメリカをツアー中のフェランは、Under ArmourのイベントやNBC、CNNのインタビューで自身の去就について『サッカー界では何が起こるか分からない』『私を本当に必要としているなら、それをピッチ内外で示してほしい。話し合う機会はある』と語り、PSGなどの関心に対して含みを持たせています。バルサとしては、契約更新の提示は決して高額なものではないため、選手が移籍を望むなら適切な高額オファーをクラブに提示すべきだという姿勢です。Flick監督は8月12日に彼が練習に合流した際、直接対談して本人の真意を確かめる予定です。(via SPORT)
ピボーテ補強は不要:フリックとデコが下した決断と中盤の陣容
バルサは、負傷したフレンキー・デ・ヨングの代役として中盤(ピボーテ)の補強に動くことはありません。デ・ヨングはW杯で負傷し、現在も保存療法を続けていますが、最悪の場合に手術となれば最低でも4ヶ月の離脱を強いられます。それでもハンス=ディーター・フリック監督とデコは、ペトリ、デ・ヨング、ベルナル、ガビ、マルク・カサド、フェルミン・ロペス、ダニ・オルモの存在により、中盤の戦力は十分に整っていると判断しました。そのため、出場機会が限定されるマルク・カサドには移籍を推奨しています。また、高額なロドリ・エルナンデスの獲得競争には参加せず、ロドリはレアル・マドリードへの移籍が濃厚とみて関与を避けています。(via MARCA, SPORT)
復活のガビ:22歳の誕生日を迎え、中盤の要として完全復活へ
22歳の誕生日を迎えたガビは、これまでの2年間が怪我との激しい戦いであり、そこで掴み取ったW杯優勝という結果に対して、『怪我で非常に苦しい2年間を過ごした。その中でW杯優勝という最高のご褒美を努力と犠牲によって手に入れることができ、本当に幸せだ』と大きな喜びを示しています。フレンキー・デ・ヨングの長期離脱に伴い、ガビはハンス=ディーター・フリック監督の下で初戦から中心選手として君臨する見込みです。選手自身は『以前より良い状態で、最高のフィーリングで戻ってきた。以前のように無駄なファウルを犯すことも減り、ピッチ上ではボールを持った時により冷静にゲームの流れを考えられるようになった。どのポジションでも快適にプレーできる』と語り、さらなる進化と勝利への渇望を滲ませています。8月12日からジョアン・ガンペールでの練習に本格合流する予定です。(via SPORT)
下部組織新星の台頭:アルバロ・コルテスの定着とヘラール・マルティンの新ポジション
21歳の若きセンターバックであるアルバロ・コルテスは、ハンス=ディーター・フリック監督の高い信頼を得てファーストチームに定着しています。アラベス戦で素晴らしいトップチームデビューを飾ったコルテスは、他国クラブからのオファーを拒否しバルサ残留を選択しました。2026/27シーズンはファーストチームに留まる予定です。また、サイドバックからセンターバックへと完全に意識を切り替えて定着したヘラール・マルティンは、昨シーズン公式戦50試合以上に出場。自らをセンターバックであると自覚し、高いレベルで安定した守備を見せています。ヘラール・マルティンは『バルセロナの求める高い要求に応えるだけのレベルで戦えている』『最初はサイドバックとセンターバックの役割を切り替えていたので頭が混乱したが、今は完全にセンターバックとしての意識に切り替わっている。とても快適にプレーできている。非常に素晴らしいシーズンを過ごせたが、さらに向上できる』『エラーを最小限に抑えなければならないので本当にタフなポジションだ。ミスは手痛い代償を払うことになるが、プレッシャーを感じずに成長を続けたい』と語っています。(via SPORT)
ヤアコビシュヴィリの獲得を狙うラシン・サンタンデール
バルサ・アトレティク(Bチーム)の20歳のハンガリー代表GKアロン・ヤアコビシュヴィリに、ラシン・サンタンデールが獲得を望んで熱視線を送っています。先週金曜日のバーミンガム戦では、フリック監督が先発させたシュチェスニーの後に、61分から出場して好守を見せました。彼自身はラ・リーガ1部へのステップアップに好意的であり、今後の動向から目が離せません。(via Estadio Deportivo, AS)
カンテラ若手のアヤックス移籍:ジョフレ・トレンツの完全移籍とバルサの買い戻し権
17歳の左サイドバックであるジョフレ・トレンツのアヤックスへの完全移籍が決定しました。ボーナスを含む最大600万ユーロの移籍金に加え、将来的な売却時の50%の利益分け、さらにバルサ側の買い戻しオプションが設定されています。プレシーズンマッチのバーミンガム戦でも先発出場し、昨季トップチームデビューも飾った期待の逸材は、同じくアヤックスへ加入したマーク・アンドレ・テ・シュテーゲンとオランダで再会することになります。ミチェル監督のポゼッションサッカーを好むスタイルは、彼の成長にうってつけの環境とみなされています。(via SPORT)
ロニー・バルドグジの放出方針とアヤックス移籍の可能性
バルサは18歳のスウェーデン人アタッカー、ロニー・バルドグジの買い戻しオプション付き完全売却を模索しています。本人は単純なレンタル移籍を望んでおり、アデエミやアンソニー・ゴードンの加入によってポジション争いが激化するバルサを離れ、主力として出場できる欧州の大会に出るチームを求めています。アヤックスがミカ・ゴッツをPSGへ売却した場合には、その後釜としてバルドグジの獲得競争に本格参入するとみられています。(via SPORT)
テア・シュテーゲンのアヤックス移籍:新天地での始動とデビューへの期待
バルサからアヤックスへの2027年6月までのレンタル移籍が正式発表されたマーク・アンドレ・テ・シュテーゲンは、早くもアムステルダムでの新たな挑戦に向け、ミチェル・サンチェス監督の指導のもとで初日のトレーニングに励みました。チームのウェルカム・トンネルで温かく迎えられ、自身のプレースタイルとも合致するアヤックスのポゼッションサッカーで再び不動の主役としての自信を取り戻そうとしています。テア・シュテーゲンは『アヤックスの一員としての新しいシーズンを非常に楽しみにしている』と新天地での熱い気持ちを吐露しています。早ければ木曜日のカンファレンスリーグ、シェルボーン戦での出場が見込まれます。(via SPORT)
アレクシス・オルメドがセルタへ完全移籍、カデテ所属のホセ・アルフレド・ロドリゲスが退団
20歳のカンテラ育ちセンターバック、アレクシス・オルメドがセルタへ完全移籍することが発表されました。2030年までの契約を結び、将来の売却時の移籍金をバルサが受け取るオプションが付随しています。アトレティクで51試合に出場した彼に続き、カデテAに所属し、U-15スペイン代表とホンジュラスU-20代表の経歴を持つ16歳のDFホセ・アルフレド・ロドリゲスもクラブへ感謝の手紙を残して、プロ契約を結ばず別の道へと進むことを決めました。(via Mundo Deportivo, SPORT)
下部組織:Arnau Casas Lagunaらの加入と大量の契約更新
UE Cornellàから、16歳のArnau Casas LagunaとErik Domínguezの正式なLa Masia加入がアナウンスされました。さらに、17歳のベルギー・モロッコ人MFマディ・エル・マイムニも加入し、Juvenil Bチームでの合流を果たしています。同時に、ジュベニール世代の有望な若手(ルスラン・ムバ、アルテム・リバク、ノア・ガルシアら、全16名)が大量に契約更新のサインを交わし、クラブの未来への盤石な礎が築かれました。(via SPORT, Mundo Deportivo)
メッシ衝撃の退団発表から5年:あの日を振り返る
2021年8月5日、バルサの歴史、世界のサッカー史を揺るがしたリオ・メッシの退団発表から5年が経ちました。当時、バルサは会長にジョアン・ラポルタが復帰し、ロナルド・クーマン政権下でメッシの契約延長準備を進めていました。しかし、ラ・リーガの厳しいサラリーキャップ制限やCVCマネー、スーパーリーグ創設を巡る決断といった複雑な経済的・構造的要因により合意は突如瓦解。涙の会見を経てメッシはPSGへ去り、クラブの財政危機と激動の変革期へと突き進むことになりました。メッシは『私はここに残りたかった』と泣きながら語りました。(via Mundo Deportivo)
カンプ・ノウでの2030年W杯決勝開催への期待と動向
2030年に共同開催されるW杯の決勝戦誘致を巡り、バルセロナのジャウメ・コボニ市長は、収容人数104,000席に改修されるカンプ・ノウでの開催を強く求めています。これに対し、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長が政治的な思惑や支持集めのためにモロッコの115,000人収容予定のハッサン2世スタジアムを推薦したという情報が報じられましたが、FIFAはこれを完全に否定しました。今後の動向が注目されます。(via Esport3)
【本日の総括】
フリアン・アルバレスやジョアン・カンセロといった補強ターゲットの獲得交渉が山場を迎えているバルサですが、テア・シュテーゲンのアヤックス移籍やカンテラの主力たちの新天地への旅立ちなど、今夏はかつてない激しい血の入れ替えが進行しています。フリック新監督によるチーム再建に向け、プレシーズンマッチでのさらなる仕上がりに大きな注目が集まっています。