フリアン・カレロ新監督の就任決定

👔 レアル・オビエドは、セグンダ・ディビシオン(2部)に復帰する来シーズンの新たな指揮官として、フリアン・カレロ(55歳)と2027年6月までの契約を結んだことを正式に発表しました。スペイン最高峰のプリメーラ・ディビシオンへの返り咲きを目指し、チームの舵取りを託されることになります。

👤 カレロは1970年10月26日、マドリードのパルラ生まれ。現役時代はADパルラやCFフエンラブラダなどのマドリードのクラブでプレーし、テルセーラ・ディビシオンやセグンダ・ディビシオンBで活躍した後、2000年に引退しました。選手時代にはマドリードの地元警察官としての仕事を両立させていたという異色の経歴の持ち主です。

📈 指導者としてのキャリアはアトレティコ・マドリードのカンテラでスタートし、その後ラージョ・バジェカーノでアシスタントコーチを務めました。さらにレアル・マドリードのフベニルを指揮し、レアル・マドリード・カスティージャでもアシスタントコーチを務めるなど、プロサッカー界での確かなキャリアを積み上げています。

🤝 レアル・オビエドとの縁は今回が初めてではなく、2016-17シーズンにフェルナンド・イエロ監督の下で第2監督としてコーチングスタッフに名を連ねていました。そのため、クラブの組織や仕事のダイナミクス、周囲の競争環境をすでに熟知しているという強みがあります。

🏆 これまでCFラージョ・マハダオンダ、ブルゴスCF、FCカルタヘナ、レバンテUDなどの監督を歴任し、2024-25シーズンにはレバンテでプリメーラ・ディビシオンへの昇格を達成しました。今シーズンは序盤の成績不振によりレバンテを解任されていましたが、過去にはFCポルトやスペイン代表といったトップレベルのチームでアシスタントコーチを務めた経験もあり、国際的な最高レベルのプロジェクトでの知見を備えています。

(via MARCA)

新コーチングスタッフとプレシーズン始動日

🗓️ フリアン・カレロ新監督率いるトップチームは、来たる7月6日にクラブの練習施設であるエル・レケションでプレシーズンをスタートさせます。

📋 カレロ新監督と共にチームを指導するコーチングスタッフの陣容も発表されており、アシスタントコーチにはペドロ・エルナンデスが、フィジカルコーチにはロベルト・オベヘロが就任します。なお、新監督は公式な就任発表の場が設けられるまで、メディアに対するコメントや声明は一切出さない方針をとっています。

(via MARCA)

前監督ルイス・ミゲル・カリオンを巡る騒動

😡 今シーズン、レアル・オビエドを率いた前監督のルイス・ミゲル・カリオンは、カルロス・タルティエレを去る際に一部のファンから激しい非難を浴びるなど、非常に不快な経験をしました。それでも、降格したとはいえヌマンシア、カルタヘナ、オビエド、コルドバCFなどで素晴らしい手腕を発揮してきたカリオンは、依然としてスペイン国内で最も高く評価されている監督の一人としてその名声を維持しています。

🗣️ この退任時の暴動について、今季ラージョ・バジェカーノで素晴らしいシーズンを送り、現在はビジャレアルの監督を務めるイニゴ・ペレスがカリオンを擁護する発言を行っています。ペレスは、1月にグラナダのホセ・ロホ・パチェタ監督への侮辱行為に対しても苦言を呈した経緯があり、オビエドで起きた深刻な事態について次のように怒りを込めて語りました。

『オビエドで起きたこと、そして人々が監督に対して不満を抱いていることは理解できます。しかし、私は映像を見ましたが、車が破壊されているのにもかかわらず、警察は事実上何もしていませんでした。それがオビエドのサポーターだと言い切るつもりはありませんし、ある場所で起きればまた別の場所でも起きる可能性があります。しかし、私が感じたのは、あの映像を見た誰もがそれを当たり前のことであり、自業自得だと思い込んでいるような空気でした。クラブやサポーターの枠を超えて、過去にも起きましたしこれからも起き続けることですが、私たち全員がよく考えるべき問題です。私たちを指導し管理する立場にある人々は、他のことよりもこういった状況についてもっと考えるべきです』

🛑 ペレスはこのように述べ、サッカー界において暴力を容認するような風潮を完全に根絶することを強く訴えています。

(via SPORT)

クラブのサステナビリティ評価

📊 サステナビリティに関する指標を専門とするシンクタンク「Observatorio de Sostenibilidad (OS)」による、2025-2026シーズンのラ・リーガ持続可能性評価において、レアル・オビエドの立ち位置が示されています。

🌍 このレポートは、環境(35%)、社会(20%)、財務(20%)、ガバナンス(10%)、カンテラ(15%)という5つのパラメーターに基づいて分析されたものです。ラ・リーガの全クラブの平均点は10点満点中5.62点でしたが、レアル・オビエドはこの平均点を下回るグループに位置しています。

📉 平均を下回った他のクラブには、オサスナ、エスパニョール、セビージャ、デポルティーボ・アラベス、レバンテ、マジョルカ、ヘタフェ、ジローナが含まれており、最下位はエルチェでした。なお、持続可能性のトップはベティス(7.7点)、次いでアスレティック・ビルバオ(7.4点)、セルタ・デ・ビーゴ(7.1点)と続いています。

(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

セグンダ・ディビシオン復帰のシーズンに向け、過去にオビエドでコーチ経験もあるフリアン・カレロを新監督に招聘し、7月6日から新体制が始動します。一方で前監督退任時のサポーターの暴挙やサステナビリティ評価の低迷など、クラブとしてピッチ外での改善点も浮き彫りになっています。