ADセウタFC / レアル・スポルティング
セウタが最下位へ転落したスポルティング戦の後、クラブの歴史を揺るがす電撃ニュースが駆け巡った。10年間にわたりセウタの会長を務め、3部RFEFからセグンダ(プロリーグ)昇格へとクラブを引き上げたウハイ・アミド会長が記者会見で辞任を表明した。
ウハイ・アミド会長は『セウタを心から愛しているが、家族が苦しむ姿を見るのは辛い。息子のために一度立ち止まり、息を整えて傷を癒やす必要がある。成績不振の全責任は私一人にある。役員会に進退を委ねる』と語り、涙ながらに退任の意思を明かした。ただし、ホセ・フアン・ロメロ監督や選手、フロント陣を解任する意向はなく、後任が現れない場合は無償でクラブを支え続ける覚悟を示している。
敗れたセウタのホセ・フアン・ロメロ監督は『アウェイで見せるプレーと違い、ホームではプレッシャーからか選手が極度の緊張と焦りに包まれる。後半は30回以上のエリア侵入があったが決定力を欠いた。全ては私の責任だ』と語り、苦しい胸の内を明かした。
一方、勝利したスポルティングのニコ・ラルカモン監督は、1週間で4時間のバス移動を含む3度のアウェイ遠征、さらに天才MFセサール・ヘラベルトの膝半月板損傷というアクシデントを乗り越えたチームを絶賛。『素晴らしい立ち振る舞いだった。不調に陥った時のレジリエンス(回復力)こそが差を生む』と語り、1得点1アシストのギジェ・ロサス、サルコ、負傷交代したパブロ・ガルシア、マレオー下部組織出身のエノル・プレンデスやマタらの貢献を称えた。また、1アシストを記録したガスパルも『カステリョン戦の0-4という大敗から立ち上がれて誇らしい。今季は左サイドでの守備貢献が求められているが、選手として大きな成長を実感している』と手応えを語った。(via SPORT)