レアル・ソシエダ
すでにコパ・デル・レイを制して来季のヨーロッパリーグ出場権を確定させているレアル・ソシエダは、現在勝ち点45で10位。最終節はアウェイのRCDEスタジアムでエスパニョールと対戦する。ペジェグリーノ・マタラッツォ監督は『消化試合であっても笑顔でシーズンを終えたい。90分間、最高レベルで戦うチームの姿を見たい』と強調している。チームはコパ優勝後、リーグ戦で6試合勝利がなく、前節のバレンシア戦では数的優位に立ちながらもアディショナルタイムに逆転され3-4で敗北を喫し、ロッカールームは大きなショックを受けている (via Estadio Deportivo)。
日本人選手の久保建英について、マタラッツォ監督は起用法について詳しく言及した。『私たちが就任した最初の数週間、あるいは数ヶ月間は、クラブで長く見られなかったような最高のタケの姿を見ることができたと思う。怪我の影響もあり、まだそのレベルには達していないことは理解しているが、彼は高いクオリティを持ち、彼を中心にチームを作り続けている』と説明。『タケは左足でカットインしてスペースがある時や、ペナルティエリア付近で1対1の状況に入った時に大きな危険を生み出すことができる。しかし、試合によっては異なるプロファイルが必要な時があり、それが過去にタケがスタメンから外れた理由だ』と明かした。久保は前節バレンシア戦では90分間ベンチを温め、怪我からの復帰後7試合中3試合の先発にとどまっている。シーズン終了後は、2026年W杯に向けて日本代表に合流し、グループFでオランダ、チュニジア、スウェーデンと対戦する予定だ (via ElDesmarque)。
欠場者としては、足首の違和感が再発したゴンサロ・ゲデス、戦術的理由で外れたウェズレイ・リベイロ、負傷中のアンデル・バレネチェアとアルバロ・オドリオソラがリストから外れた。マタラッツォ監督はBチームのジョブ・オチエングを起用する可能性を示唆している。予想スタメンは、レミロ、アランブル、カレタ=ツァル、ホン・マルティン、セルヒオ・ゴメス、トゥリエンテス、カルロス・ソレール、ルカ・スチッチ、久保建英、パブロ・マリン、オヤルサバル、そして絶好調のオーリ・オスカールソンが予想される。Bチーム(サンセ)関連では、イニャキ・ルペレス、ミケル・ロドリゲス、ジョブ・オチエングとの契約延長が決定した一方で、エゴイツ・アラナ(スポルティング・ヒホン移籍濃厚)、アルベルト・ダディエ、ウナクス・アゴテ、ハケス・ゴロサベルが退団見込み。また、カズナリ・キタについては150万ユーロの買い取りオプションの行使が検討されている (via ElDesmarque)。
セビージャ
現在勝ち点43の13位で残留を確定させているセビージャは、アウェイのバライードスでセルタと対戦する。この試合は、20シーズンにわたりトップレベルで活躍し、通算800試合以上に出場したセサル・アスピリクエタの現役引退試合となる。ルイス・ガルシア・プラサ監督は『彼を指導できたことは名誉だ。最高級品(pata negra)のような選手であり、間違いなく先発でプレーする』と明言している。また、アドナン・ヤヌザイ(病気)やバティスタ・メンディ(足の打撲)はチームを離れ、二度とセビージャのユニフォームを着ることはない。その他の欠場者はフアンル(累積警告)、アンドレス・カストリン、マルカオ、マヌ・ブエノ。Bチームからはフィジカルとパスセンスに優れるニコ・ギジェンがトップチームデビューを果たす可能性がある。予想スタメンは、ニューランド(またはオディッセアス)、ホセ・アンヘル・カルモナ、アスピリクエタ、キケ・サラス、ガブリエル・スアソ、ルーベン・バルガス、アグメ(またはニコ・ギジェン)、グデリ、オソ、モペイ(またはアレクシス・サンチェス)、アコル・アダムス (via Estadio Deportivo)。
ピッチ外ではクラブの売却問題がチーム編成に深刻な影響を与えている。5月31日を期限とするセルヒオ・ラモスおよびFive Eleven Capitalとの独占買収交渉が継続中であり、4億ユーロの資金証明とスポーツ上級委員会(CSD)の承認待ちとなっている。この権力の空白状態により、退任が決定したアントニオ・コルドンSDの後任人事や、ガルシア・プラサ監督の来季の去就が宙に浮いている。ガルシア・プラサ監督は『我々は遅れをとっている。フリーの選手を逃せば、移籍金を払う余裕はない』と現状を嘆いており、コルドンSDは別れ際に監督へ『君は本当に肝が据わっている』と労いの言葉をかけた。補強面では、アル・ガラファを退団するホセルの獲得を狙っていたが、クラブの不確実な状況からメキシコのクラブ・アメリカへ傾きつつある。また、前十字靭帯断裂により獲得が見送られたパトリック・メルカドについて、選手側は『会長のサイン入り契約書がある。履行されなければ訴訟を起こす』と警告している。さらに、獲得確実と見られていたマリウス・マリンも交渉が決裂した。次期監督の候補にはホセ・ボルダラスが最有力として挙がっており、マルセリーノやエルネスト・バルベルデもリストにあるが、マルセリーノは『セビージャからのオファーは満足のいくものではなかった』と難色を示している (via Estadio Deportivo)。