フリアン・アルバレスの去就問題と首脳陣との対立劇
🇦🇷アトレティコ・マドリードのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOは、バルセロナへの移籍が噂されるフリアン・アルバレスの放出を完全に否定しています。ヒル・マリンCEOは『我々の意志は明確であり、選手本人、代理人、そしてバルセロナの会長にも伝えてある。彼を移籍させるつもりはない。1億ユーロでも、1億5000万ユーロでも、2億ユーロでも受け入れることはない。アトレティコこそがフリアンにとって世界で最高の場所であり、アトレティコにとって完璧なセンターフォワードであると確信している』と断言しました。さらに、『バルセロナの会長が、アトレティコに提示したオファーは無限ではないと発言したのを聞いたが、我々の回答は無限だ。彼を売ることはない』と強調しています。
しかし、この発言はフリアン・アルバレス本人やその家族、代理人のフェルナンド・イダルゴに大きな怒りを買っています。彼らは、ワールドカップ決勝のわずか48時間前という最も重要なタイミングでこの発言が出たことに対し、『リスペクトを欠いている』『悪意がある』と受け取っており、選手を意図的に動揺させたと非難しています。今年2月の時点では、夏の初めにバルセロナが提示した程度の金額であれば移籍を容認するという約束がクラブとの間で交わされていたとされており、今回の発言は以前の約束と完全に矛盾している状態です。関係者の間では、アトレティコの練習への合流を拒否することすら検討されています。
一方、クラブ側は今回のインタビューがワールドカップ決勝に9人の選手を送り込んだことを誇るためのものであり、フリアンの去就はその中の一つの話題に過ぎないと説明しています。さらに、ワールドカップの大会中に選手自身が将来に関する話題を出したことが発端であると指摘しています。フリアン自身は『夢のために戦う』と発言しており、バルセロナへの移籍を熱望しています。アトレティコは、フリアンが最近間違ったアドバイスを受けていると考えており、『これまでの彼のように、良い選手、良い人間、そして良いプロフェッショナルとして振る舞ってくれると信じている』と期待を寄せています。(via SPORT) (via Mundo Deportivo) (via ElDesmarque) (via MARCA)
W杯決勝におけるアトレティコ勢の存在感と莫大な補償金
🌍今大会のワールドカップ決勝(スペイン対アルゼンチン)において、アトレティコ・マドリードはバルセロナと並んで多数の選手を送り込んでおり、大会の鍵を握る存在となっています。特にスペイン代表の左サイドでプレーするアレックス・バエナと、アルゼンチン代表の右サイドバック、ナウエル・モリーナのマッチアップは非常に注目されています。両者はアトレティコ・マドリードで共に複雑なシーズンを過ごし、お互いの長所と短所を熟知しています。バエナはアトレティコ加入初年度で2ゴールにとどまり、モリーナもスタメン出場が13試合にとどまるなど、共に本来の輝きを放てませんでしたが、この大舞台で名誉挽回を図っています。スペインはバエナの流動的な動きを使ってモリーナの守備の判断を迷わせる狙いがあります。
さらに、アトレティコ・マドリードはワールドカップ決勝に多くの選手を送り込んでいる恩恵として、FIFAから莫大な補償金を受け取ります。FIFAは選手1人を代表チームに派遣するごとに1日あたり1万1000ユーロをクラブに支払う制度を設けており、アトレティコ・マドリードは今大会で最も多くの収入を得るクラブの一つとなっています。(via SPORT) (via ElDesmarque)
サン・ラファエルでのプレシーズン合宿の全容と収穫
🏃♂️アトレティコ・マドリードはロス・アンヘレス・デ・サン・ラファエルでの4日間のミニキャンプを終えました。ワールドカップの影響で13人もの主力選手が不在の中、いくつかの重要な結論と手がかりが見えてきています。
まず、ディエゴ・シメオネ監督は1月に加入したナイジェリア代表のアデモラ・ルックマンにさらなる飛躍を求めています。加入から半年が経ち適応は完了しており、昨季9ゴール4アシストを記録した彼のスピードや突破力、決定力を最大限に活かすため、シメオネ監督は彼をセンターフォワードやトップ下として起用する構想を練っています。
また、昨季終盤に重要な試合を負傷で欠場したアレックス・バエナが、非常にシャープな状態で戻ってきました。シュートへの嗅覚や中盤と前線を繋ぐエネルギーが際立っています。さらに、ムルシア出身の若手選手も好調で、コーチ陣からシュート練習で何度も称賛を浴びました。狭いスペースでのサポートやドリブルの度胸に加え、強烈なシュートを見せています。
新加入選手では、デンマーク人のメンドーサが存在感を示しています。シメオネ監督の下で働く唯一の新戦力であり、スペイン語は話せないものの、最終セッションでは積極的に声を出していました。打撲でいくつか練習を休んだものの、個性や飛び出し、ボールタッチの質は高く、開幕から重要な役割を担うと予想されます。
フォーメーションに関しては、シメオネ監督は引き続き4-4-2をメインにテストしており、時折4-3-3や5-4-1も試しています。新たに加入したアレハンドロ・グリマルドのような5バックに適したウイングバックの存在が、システムに変更をもたらす可能性があります。センターバックでは、ル・ノルマンとハンツコのコンビが連携を深めており、開幕に向けて堅固な守備を構築し始めています。
さらに、アカデミーから史上最多となる17人のカンテラーノがトップチームの練習に参加しました。中でも、昨季プリメーラRFEFで23ゴールを挙げて得点王に輝いた24歳のカタルーニャ人アタッカー、アルナウ・オルティスが際立っていました。シメオネ監督は彼をスタメンでテストしており、スピードと得点力で大きな発見となっています。彼は金曜日に違和感を覚えて別メニュー調整となりましたが、エスパニョール、アラベス、マジョルカなど多くのクラブから注目を集めています。他にもエスキベル、ダニ・マルティネス、フリオ・ディアス、ボニャル、モルシージョ、イケル・ルケ、クボ、セルヒオ・エステバン、そしてGKのディエゴ・ピケラスらが素晴らしいアピールを見せました。
ベテラン勢では、コケが悪魔と契約したかのように若々しく、スリムな体型で合流し、相変わらずのゲームメイク能力を見せつけています。また、中盤ではヒュルマンドがチームのために働く献身性を示し、カルドーソも合流後のフル稼働に向けて単独で調整を進めています。
コーチングスタッフにはガビ・フェルナンデスが新たに加わり、シメオネ監督と完璧な連携を見せています。彼の経験と情熱、的確な指示は選手たちに大きなプラスをもたらしています。(via Mundo Deportivo) (via MARCA)
パブロ・バリオスの完全復活と多大なる献身
💪今シーズンのアトレティコ・マドリードの成功は、パブロ・バリオスの双肩にかかっていると言っても過言ではありません。背番号8を背負う彼は、昨季の2月からケガに泣かされ、チャンピオンズリーグ準決勝やコパ・デル・レイ決勝、さらには今回のワールドカップ決勝の舞台に立つ機会を逃すという残酷な経験をしました。しかし、サン・ラファエルでの合宿で、彼は完全にリセットされた精神と、一回り大きくなった屈強な肉体を披露しました。
ダブルボランチ、インテリオール、あるいは5-4-1の右サイドなど、どのポジションでも圧倒的な違いを生み出しています。昨季からオリンピック、クラブワールドカップと休みなしでプレーしてきた彼ですが、不運を断ち切るための並々ならぬ努力を重ねてきました。昨シーズンの終了後も他の選手より10日間長く練習場に通い続けてケガの完治に努め、さらにプレシーズン合宿が始まる前の7月8日に行われた自主練習にも、1週間前から単独で参加していました。この地道な努力と溢れる才能により、シメオネ監督や関係者から『今季最高の補強』と絶賛されています。(via MARCA)
ヒル・マリンCEOによるマドリー&バルサへの痛烈な審判批判と1億ユーロの増資
🗣️アトレティコ・マドリードのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOは、クラブ公式メディアのインタビューで、スペインの審判問題についてレアル・マドリードとFCバルセロナを痛烈に批判しました。ヒル・マリンCEOは『直接メディアに圧力をかけたり、圧力をかけるための手段を持っている2つのクラブが、常に自分たちが最も恩恵を受けているにもかかわらず、判定に対して文句を言っているのは本当に恥ずかしいことだ』と断罪しました。
さらに、『我々は決して黙ってはいない。皮肉を交えたり、真剣な形で抗議を続けていく。彼ら2つのビッグクラブがやっていることは全くもって嘆かわしい』と述べ、今後も不公平な状況に対して声を上げ続ける姿勢を明確にしました。
また、ヒル・マリンCEOはアトレティコの成長についても言及し、『かつてはレアル・マドリードとバルセロナがいて、その下に7〜9クラブの集団があったが、今や我々は他のクラブを引き離し、2強に近い位置にいる。予算、才能、給与支払い能力、選手への投資において他のクラブとの差を広げており、ヨーロッパのトップ12クラブの地位を確固たるものにしつつある』と胸を張りました。これをさらに推し進めるため、クラブは新たに1億ユーロの資本増資を承認し、移籍市場での補強と、今後の大規模な戦略プロジェクトであるスポーツ・シティの建設に充てることを発表しました。(via SPORT) (via ElDesmarque)
若手選手フリオ・ディアスとアレハンドロ・メスタンサの移籍詳細
✈️アトレティコ・マドリードの将来を嘱望される21歳の左サイドバック、フリオ・ディアスがレバンテへ移籍することが決定的な状況となっています。移籍金は150万ユーロで、レバンテが保有権の50%を獲得する形となります。アトレティコは将来の移籍金の半額を受け取る権利や、彼を買い戻すオプションを保持します。
フリオ・ディアスはフェルナンド・トーレス率いるアトレティコ・マドリード・フベニールAで素晴らしいシーズンを過ごした後、シメオネ監督の下、昨季のカルロス・タルティエレでのレアル・オビエド戦でトップチームデビューを果たしました。その試合では、後半アディショナルタイムにサイドでボールを奪い、フリアン・アルバレスの決勝ゴールに繋がる決定的なプレーを見せました。その後もセビージャ戦、エルチェ戦、バレンシア戦に出場し、サンチェス・ピスフアンではハビ・ボニャルへのアシストも記録しました。
しかし、アトレティコがアレハンドロ・グリマルドを獲得し、マッテオ・ルッジェーリも在籍しているため、左サイドの競争が激化し、出場機会が限られることが予想されていました。一方のレバンテはマヌ・サンチェスとディエゴ・パンピンが退団したため左サイドバックの補強が急務となっており、フリオ・ディアスは2030年までの契約を結び、プリメーラ・ディビシオンでの飛躍を目指します。アトレティコにとっては、アントワーヌ・グリーズマンのフリー退団やクレマン・ラングレ、ホラティウ・モルドヴァンのレンタル移籍に続き、この夏初めて移籍金を得るオペレーションとなります。
また、同じくカンテラーノであるアレハンドロ・メスタンサがポルトガルのアカデミコ・デ・ビゼウへ移籍することも合意に達しました。彼は間もなくポルトガルへ飛び、契約にサインする予定です。(via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo) (via MARCA)
フリアン・アルバレスの代役候補に関する移籍市場の噂
🔄フリアン・アルバレスの去就が不透明な中、アトレティコ・マドリードは万が一彼が退団した場合に備え、代役のリストアップを進めています。その中で、アーセナルに所属するブラジル人FWガブリエウ・ジェズスの動向を注視しています。ガブリエウ・ジェズスは2027年まで契約を残しているものの、ロンドンでのキャリアはケガの影響で影を潜めており、アーセナルは放出に前向きであるとされています。移籍金は2000万ユーロ前後と見られており、ユベントスなども関心を示しています。
さらに、フリアン・アルバレスの獲得にはアーセナルも関心を示しており、ディエゴ・シメオネ監督のお気に入りであるスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレスを交渉に含めるトレード案を検討しているとの情報もあります。(via Mundo Deportivo) (via MARCA)
リーグ開幕戦・マラガ戦の日程変更
📅アトレティコ・マドリードのラ・リーガ開幕戦となるアウェイでのマラガ戦(ラ・ロサレダ)は、8月19日に日程が変更されました。これは、アトレティコの多くの選手がワールドカップ2026の決勝戦(スペイン対アルゼンチン)に出場するため、選手の休養と調整期間を確保するための措置です。対戦相手のマラガはセグンダから昇格してきたチームであり、開幕戦に向けてフェルナンド・カレロらを補強して準備を進めています。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
本日のアトレティコ・マドリードは、フリアン・アルバレスの放出を断固拒否するヒル・マリンCEOの爆弾発言と、それに対する選手側の反発という緊迫した状況が最大の関心事となっています。一方で、W杯決勝に最多レベルの選手を送り出し、莫大な補償金を得るなどクラブの威信は高まっています。サン・ラファエルでの合宿では、バリオスの完全復活やルックマンの起用法、カンテラーノの躍動などポジティブな収穫が多く、1億ユーロの増資を背景に、シメオネ体制は着実に新シーズンへの準備を進めています。