セレソ会長が伝統のディナーでメディア対応、フリアンの残留を明言しマスコミに皮肉

エンリケ・セレソ会長は、セゴビアのレストラン、ホセ・マリアで開催されたプレシーズン恒例のディナーの場においてメディアの取材に応じました。注目されるフリアン・アルバレスの去就について問われると、会長は意図的にフリアン・ロペスと言い間違えて笑いを誘いつつ、『ラポルタは良い友人であり、素晴らしい会長だが、フリアン・ロペス(アルバレス)が来年どこでプレーするかは彼もよく分かっているはずだ。フリアンはアトレティコ・マドリードの選手であり、これからもアトレティコの選手であり続ける』とバルセロナへの移籍の噂を完全に一蹴しました。W杯でのフリアンの発言についても『この人生では誰でも間違いは犯す。何事も許される』と寛大な姿勢を示しています。

来季までとなっているディエゴ・パブロ・シメオネ監督の契約について問われると『契約には短期間のものもあれば永遠のものもある。ここでの契約は永遠だ』と絶対的な信頼を口にしました。さらに、来季のチャンピオンズリーグ決勝が本拠地メトロポリターノで開催されることについて、『レアル・マドリードにするように、負けても良いチームだと報道して、我々がスタジアムで決勝を戦えるよう少しは助けてほしい』と記者団に皮肉交じりの冗談を飛ばしました。補強については、イ・ガンインらの名前が挙がる中、『次のW杯決勝に10人か12人を送り込めるよう、重要な選手を連れてくるよう取り組んでいる』と明言しています。(via MARCA)

W杯決勝に10選手を輩出する歴史的快挙、しかし開幕戦への影響にシメオネ監督は頭を悩ませる

アトレティコ・マドリードは、日曜日に行われるスペイン対アルゼンチンのW杯決勝に、実に10人もの選手を送り込むことになりました。スペイン代表にはマルコス・ジョレンテ、アレックス・バエナ、マルク・プビル、アレハンドロ・グリマルドの4名。アルゼンチン代表にはフアン・ムッソ、ナウエル・モリーナ、フリアン・アルバレス、ジュリアーノ・シメオネ、ティアゴ・アルマダ、そして7月1日付でユベントス所属に戻ったものの大会開始時はアトレティコの選手であったニコ・ゴンサレスの6名です。1つのクラブからW杯決勝にこれほどの選手が参加するのは、1934年イタリア大会のユベントス以来の歴史的快挙であり、ロシア大会、カタール大会に続き、3大会連続で決勝に最も多くの選手を輩出したクラブとなりました。

しかし、この名誉は同時にシメオネ監督にとって大きな頭痛の種となっています。選手協会(AFE)の規定により、選手には21日間の夏季休暇が義務付けられているため、W杯組がチームに合流できるのは早くても8月10日か11日となります。開幕戦となる8月19日のマラガ戦(メトロポリターノ)までプレシーズンを過ごす期間がほとんどなく、現在トップチームの練習に参加しているのはオブラク、新加入のハンツコ、ル・ノルマン、ルジェリ、コケ、パブロ・バリオス、新加入のヒュルマンド、メンドーサ、ルックマン、そして戦力外のカルロス・マルティンとトマ・レマルの11人のみです。ジョニー・カルドーゾは負傷からの回復中であり、開幕戦のスタメンを組むことすら困難な状況に直面しています。(via ElDesmarque)

新加入選手たちがディナーで恒例の子豚の皿割りを披露

セゴビアでのディナーには、エンリケ・セレソ会長やミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOに加え、カルロス・ブセロやマテウ・アレマニー(プロサッカー男子ディレクター)ら首脳陣も顔を揃えました。この場では、新たにチームに加わったダビド・ハンツコ、ロドリゴ・メンドーサ、アデモラ・ルックマン、モルテン・ヒュルマンドが、お皿で子豚を切り分け、そのままお皿を床に叩き割るというアトレティコのプレシーズン恒例の儀式を体験しました。チームの結束を高める伝統行事として、選手たちは大勢のファンに出迎えられながら和やかな時間を過ごしています。(via Mundo Deportivo)

トーマス・レマルが移籍金ゼロで退団へ、クラブ史上最悪の補強に終止符か

シメオネ監督の構想から完全に外れているトーマス・レマルに対し、クラブは移籍金ゼロでの放出を計画しています。現在、カルロス・マルティンとともにトップチームの練習には参加しているものの、来季の戦力としては数えられていません。クラブは新たなオファーを待っている状態ですが、かつてのサウール・ニゲスの退団時と同様に、2027年まで残っている契約分の給与を全額支払い、フリーで退団させる契約解除の手段をとる可能性が高くなっています。2018年夏にアントワーヌ・グリーズマンの推薦もあり、保有権の70%に7200万ユーロという巨額の資金を投じて獲得したものの、度重なる負傷と低調なパフォーマンスにより、経済的にはクラブ史上最悪の補強として幕を閉じることになりそうです。(via ElDesmarque)

マテウ・アレマニーSDが資金捻出へ、アルマダやルジェリらの売却でニコ・ゴンサレス獲得を狙う

アレハンドロ・グリマルド、モルテン・ヒュルマンド、イ・ガンインの獲得により、マテウ・アレマニーSDが自由に使える補強予算はすでに底を突いています。アレマニーは、アルゼンチン代表で活躍を続けるニコ・ゴンサレスをチームに留める(あるいは再獲得する)ことを優先事項としていますが、ユベントスが要求する2500万ユーロを支払うためには既存選手の売却が不可欠となっています。

売却候補の筆頭は、リーベル・プレートとフラメンゴが獲得を争っているティアゴ・アルマダで、クラブは保有する50%の権利を2000万ユーロで売却することを目論んでいます。また、ローマやユベントスからの関心は薄れたものの、セリエAでの市場価値を持つルジェリも売却候補に挙がっています。さらには、アレクサンデル・セルロートの高額売却や、ホセ・マリア・ヒメネス、トマ・レマルらの高額給与の手放し、カルロス・マルティン、フリオ・ディアス、アルナウ・オルティスといった若手選手の放出によって、少しでも多くの資金をかき集める方針です。ヒメネスが退団すれば新たなセンターバックの獲得も必要になるため、アレマニーの手腕が問われています。(via MARCA)

ジョアン・ゴメス獲得失敗の裏側、代理人メンデス氏との関係悪化が影響か

ウルブスに所属するブラジル人MFジョアン・ゴメスは、アトレティコ・マドリードの主要ターゲットの一人であり、一時は獲得に向けた基本合意に達していました。しかし、最終的に同選手はアストン・ヴィラへの移籍(4000万ユーロ+ボーナス500万ユーロ)が口頭合意に達しました。この破談の裏には、大物代理人ジョルジュ・メンデス氏との関係悪化があります。アトレティコはベルナルド・シウバの獲得にも動いていましたが、直前でレアル・マドリードに横取りされる形となりました。クラブ側は、メンデス氏がアトレティコとの事前の約束を破ったと激怒しており、それが同じくメンデス氏を代理人に持つジョアン・ゴメスの獲得交渉を即座にストップさせる決定打になったとされています。(via Mundo Deportivo)

クティ・ロメロの獲得競争、アトレティコもレンタルでの獲得を模索

トッテナムのアルゼンチン代表CB、クティ・ロメロが移籍を強く志願しており、アトレティコ・マドリードもインテルやバルセロナとともに獲得に関心を示しています。ロメロは昨季、トッテナムが降格危機に陥るなど低調なシーズンを過ごしたことに加え、シーズン終盤にW杯を見据えてアルゼンチンに帰国し治療に専念したことでクラブやファンとの関係が悪化しました。トッテナムは今夏、すでに2人の新たなセンターバックを獲得しており、移籍金5000万ユーロ前後でロメロの放出を容認する構えです。アトレティコは完全移籍での獲得は資金的に困難であるため、買い取りオプション付きのレンタル移籍という形での獲得を模索しています。(via SPORT)

メトロポリターノの記念プレート撤去開始、ソシオが選ぶ真のレジェンド仕様へリニューアル

メトロポリターノ西側の100周年記念通り(旧レジェンド・ウォーク)で、ついに既存のプレートの撤去作業が開始されました。これまでは公式戦100試合以上に出場した全選手のプレートが設置されていましたが、ティボ・クルトワやウーゴ・サンチェスなど、クラブに対して敬意を欠く振る舞いをした選手のプレートが存在することにファンからの不満が殺到していました。これを受け、クラブはソシオ約5万人による投票を実施しました。新たにフェルナンド・トーレス、ルイス・アラゴネス、パウロ・フットレ、ディエゴ・シメオネ、ガビ、ディエゴ・ゴディン、ラダメル・ファルカオらのプレートが設置されるほか、クラブ歴代最多得点者であるアントワーヌ・グリーズマンのプレートも特例で追加されます。8月19日のマラガ戦までには新装された通りがお披露目される予定です。(via Mundo Deportivo)

マルク・プビルの家族がクラブへの愛を語る、ここから離れたくない

アルメリアから加入し、わずか1シーズンでシメオネ監督の主力へと成長し、スペイン代表としてW杯決勝の舞台に立つマルク・プビル。彼の母親であるアナ・パヘスさんがインタビューに応じ、息子と家族のアトレティコ・マドリードに対する深い愛情を語りました。『アルメリアからアトレティコという急激な変化は少しめまいがするようだった。最初は試合に出られなかったけれど、彼は初日から信じられないほど幸せだった。私たち家族も同じです』と振り返り、『マルクは私たちに、ここはすごく居心地が良いから、ここからは離れたくないと言っているんです』と、クラブへの強い忠誠心を明かしています。(via Mundo Deportivo)

スペイン・スーパーカップの開催地候補にエジプトが浮上

来年2月の第1週に開催が予定されているスペイン・スーパーカップ(スーペルコパ・デ・エスパーニャ)の開催地について、カタールの代替候補としてエジプトのカイロが名乗りを上げています。アメリカやメキシコ、中国などからもオファーが届いている中、エジプト・サッカー協会はスペイン連盟に直接接触し、開催の意向を伝えました。準決勝では、バルセロナ対アトレティコ・マドリードの対戦がすでに決定しています。(via MARCA)

フリオ・ディアスのレバンテ移籍が間近に

アトレティコ・マドリードの若手左ラテラルであるフリオ・ディアスについて、レバンテへの移籍が間近に迫っています。アラベスやエルチェからも関心を集めていましたが、数時間以内にもレバンテでの将来が決定すると見られています。この売却もトップチームの補強資金捻出の一環となります。(via MARCA)

W杯でのジュリアーノ・シメオネの活躍と父からのメッセージ

W杯準決勝のイングランド戦で、ジュリアーノ・シメオネは途中出場からチームに活力を与え、アルゼンチンの決勝進出に大きく貢献しました。かつて足の大怪我を負った際から『次のW杯では絶対にプレーする』と語っていた夢を実現させました。大会前には父のディエゴ・シメオネ監督から『すべてを出し切り、謙虚に働き、チームが必要とすることに常に備えよ』というメッセージを受け取っていました。試合後には涙を流し、『メッシとアルゼンチン全国民のために走るしかない』と感動的なコメントを残しています。(via MARCA)

【本日の総括】

W杯決勝に10選手を送り込むという歴史的な快挙に沸く一方で、プレシーズンに主力が不在となるジレンマを抱えるアトレティコ。アレマニーSDによる巧みな資金捻出と放出オペレーションが進む中、フリアン・アルバレスの残留宣言やプビル家族のクラブ愛など、ポジティブな話題が目立つ一日となりました。