ジョフレ・トレンツ獲得交渉:Ajax移籍決定後の即レンタルを画策
バルセロナに所属する19歳の左サイドバック、ジョフレ・トレンツの獲得に向けて、セルタが驚きの奇策を講じています。トレンツはバルセロナのトップチームで公式戦デビューを果たしているものの、現在のチーム内でのポジション争いが極めて厳しいため、オランダの名門アヤックス・アムステルダムへの完全移籍手続きが最終段階に入っています。バルセロナ側は将来的な買い戻しオプションを手元に残す条件で合意に向かっています。
この状況に割り込んだのがセルタのスポーツディレクター、マルコ・ガルセスです。セルタは以前からトレンツの動向を追いかけていましたが、資金力の差からアヤックスとの獲得競争に直接勝つことはできませんでした。そこでセルタは、アヤックスへ完全移籍した直後のトレンツをそのまま期限付き移籍(レンタル)でセルタへ加入させるというウルトラCを提案しています。アヤックスのスポーツディレクターであるジョルディ・クライフはトレンツの将来性を高く評価しているものの、アヤックスには新加入のカイオ・エンリケがおり、さらに現時点で退団の意思を示していないオーウェン・ワインダルも健在であるため、トレンツが加入してもすぐに出場機会を得られず成長が阻害される懸念を抱いていました。
そのため、アヤックス側にとっても、クラウディオ・ヒラルデス監督が率いるセルタのサッカースタイルがトレンツの成長に最適であること、さらにセルタが来シーズンにUEFAヨーロッパリーグという高いレベルの欧州カップ戦に参戦できることを前向きに捉えています。セルタは若手選手がプロのトップレベルに定着するためのステップアップの場として完璧な環境を提示し、オランダ側もヴィゴを理想的な育成先として認めており、バルサとアヤックスの交渉完了を待って正式にアプローチを仕掛ける構えです。(via Mundo Deportivo / ElDesmarque)