ジョフレ・トレンツ獲得交渉:Ajax移籍決定後の即レンタルを画策

バルセロナに所属する19歳の左サイドバック、ジョフレ・トレンツの獲得に向けて、セルタが驚きの奇策を講じています。トレンツはバルセロナのトップチームで公式戦デビューを果たしているものの、現在のチーム内でのポジション争いが極めて厳しいため、オランダの名門アヤックス・アムステルダムへの完全移籍手続きが最終段階に入っています。バルセロナ側は将来的な買い戻しオプションを手元に残す条件で合意に向かっています。

この状況に割り込んだのがセルタのスポーツディレクター、マルコ・ガルセスです。セルタは以前からトレンツの動向を追いかけていましたが、資金力の差からアヤックスとの獲得競争に直接勝つことはできませんでした。そこでセルタは、アヤックスへ完全移籍した直後のトレンツをそのまま期限付き移籍(レンタル)でセルタへ加入させるというウルトラCを提案しています。アヤックスのスポーツディレクターであるジョルディ・クライフはトレンツの将来性を高く評価しているものの、アヤックスには新加入のカイオ・エンリケがおり、さらに現時点で退団の意思を示していないオーウェン・ワインダルも健在であるため、トレンツが加入してもすぐに出場機会を得られず成長が阻害される懸念を抱いていました。

そのため、アヤックス側にとっても、クラウディオ・ヒラルデス監督が率いるセルタのサッカースタイルがトレンツの成長に最適であること、さらにセルタが来シーズンにUEFAヨーロッパリーグという高いレベルの欧州カップ戦に参戦できることを前向きに捉えています。セルタは若手選手がプロのトップレベルに定着するためのステップアップの場として完璧な環境を提示し、オランダ側もヴィゴを理想的な育成先として認めており、バルサとアヤックスの交渉完了を待って正式にアプローチを仕掛ける構えです。(via Mundo Deportivo / ElDesmarque)

アンドレ・アルメイダ獲得へ電撃参入:スウォンジー合意を阻止し選手もセルタ熱望

セルタは、バレンシアCFに所属する26歳のポルトガル人ミッドフィールダー、アンドレ・アルメイダの獲得に向けて電撃的に交渉へ介入しました。アルメイダは、当初イングランド2部(チャンピオンシップ)のスウォンジー・シティへの移籍が決定寸前の状態にありました。スウォンジーはバレンシアに対し、移籍金350万ユーロに加えて各種変動ボーナス、さらに将来の売却時に一定の割合をバレンシアに支払うという極めて魅力的な条件を提示しており、クラブ間合意および選手との条件交渉もほぼ完了していました。

しかし、セルタが名乗りを上げたことで、スウォンジーへの移籍話は急停止しました。スウォンジーの提示したオファーは金銭面でバレンシアにとっても選手にとっても非常に好条件でしたが、イングランドの2部リーグというスポーツ面での魅力に欠けていました。これに対し、来シーズンもヨーロッパリーグへ参戦するセルタのスポーツプロジェクトはアルメイダを大いに魅了しており、選手はすでにセルタへの移籍を何よりも望んでいるとされています。

セルタがバレンシアに提示している金額はスウォンジーのそれよりも低いものの、クラブ間での交渉ルートは依然として開かれています。アルメイダはバレンシアとあと3年の契約を残していますが、新監督のカルロス・コルベランの構想からは外れており、ここ数日はバレンシアの全体練習にも参加していません。バレンシア側も夏の補強予算を確保し、ラ・リーガの厳しいサラリーキャップの上限を空けるためにアルメイダの放出を急ぐ必要があり、ここ数時間以内の動きが最終的な移籍先を決定づけることになります。(via Estadio Deportivo)

ウナイ・ヌニェスがエスパニョールへ期限付き移籍:最大1100万ユーロの節約へ

セルタは、出場機会の激減していたセンターバックのウナイ・ヌニェスについて、エスパニョールへの期限付き移籍でクラブ間合意に達しました。29歳のヌニェスはすでに木曜日の時点でバルセロナに入っており、メディカルチェックに合格し次第、正式にエスパニョールの一員となります。かつてアスレティック・ビルバオからセルタへ加入したヌニェスは、コウデ、カルバハル、ベニテスという歴代監督のもとで2シーズン合計75試合以上に出場した不動の主力でしたが、ヒラルデス監督が指揮官に就任してからは序列が下がり、構想外の状態が続いていました。2024-2025シーズンは古巣アスレティックにレンタルされ、その後イタリアのヴェローナへ渡るも、1月にバレンシアへレンタル移籍し後半戦を戦っていました。

今回の期限付き移籍合意により、エスパニョールがヌニェスの年俸(ネットで約200万ユーロ)の55パーセントを負担し、セルタが残りの45パーセントを支払うことになります。ヌニェスとセルタの契約は2029年まで残されていますが、もしエスパニョールが来シーズンに欧州カップ戦(ヨーロッパ)の出場権を獲得した場合、エスパニョール側は300万ユーロでヌニェスを完全移籍で買い取る強制買取オプションを履行しなければなりません。

この完全移籍への移行条件がクリアされた場合、セルタは契約期間である残り2シーズン分の給与総額800万ユーロと、移籍金300万ユーロを合わせた、最大で約1100万ユーロという巨額のクラブ資金を丸々削減できることになります。このヌニェスの退団により、動きの鈍かったセルタの移籍市場における経済的なプレッシャーは大幅に緩和され、新たな選手を迎え入れるための十分なサラリーキャップの空きを確保することに成功しました。(via ElDesmarque)

エセキエル・セバジョス獲得への執念:移籍金600万ユーロと2031年までの長期契約を提示

ウナイ・ヌニェスの放出交渉が進んだことで財政的な余裕を手にしたセルタのスポーツディレクター、マルコ・ガルセスは、かねてからの意中のターゲットであるアルゼンチン人フォワード、エセキエル・セバジョスの獲得に向けて強気なアプローチを継続しています。

セバジョス本人の第一希望は、イタリア・セリエAの強豪ナポリでプレーすることであり、ナポリ側も一部のアタッカー陣を売却して枠が空き次第、セバジョス獲得の交渉を本格化させる動きを見せています。しかし、セルタ側も獲得を全く諦めておらず、移籍金として600万ユーロを用意し、選手に対しては2031年までの非常に好条件な大型の長期契約という、ナポリを上回る待遇を突きつけています。現在はセバジョス側が最終的な進路について判断を下すのを待っている状態であり、セルタは交渉のテーブルから引くことなく、逆転での合意獲得に全力を注いでいます。(via ElDesmarque)

ケルビン・アリアガ獲得交渉 of 障壁:レバンテの拒否とAEKとの競合

中盤の底に強固な守備的ミッドフィールダー(ピボーテ)を補強したいセルタは、レバンテに所属するホンジュラス代表MFケルビン・アリアガの獲得交渉を進めていますが、その道のりは一筋縄ではいっていません。

アリアガは高い守備強度を誇るミッドフィールダーであり、ヒラルデス監督が強く求めるプロファイルに合致します。しかし、レバンテ側はセルタから提示された最初の経済的オファーを拒否しており、容易に主力選手を手放すつもりはありません。さらに、ギリシャの強豪AEKアテネもアリアガの獲得レースに本格的に参入しており、セルタにとって大きな競合相手となっています。

マルコ・ガルセスSDはアリアガ本人に対し、現在のセルタの不要人員を整理して財政的な限界を広げ、レバンテに対して金額を引き上げた新たなオファーを提示するまでの時間を少しだけ待ってほしいと水面下で懇願しています。アリアガ本人は来シーズンのヨーロッパリーグに参戦できるセルタのプロジェクトに多大な魅力を感じており、セルタの資金確保の進展を見守る形で交渉は一時的な膠着状態に入っています。

クラウディオ・ヒラルデス監督も、サッスオーロ戦での大勝の後に補強を強く求めており、次のように語っています。

『私たちはまだチームの編成を完了させるには程遠い段階にいます。ただ、チーム自体は非常に良いハードワークを続けてくれていますし、最終的にはすべてのポジションにおいて完全に隙のないチームを作り上げることができると願っています。そして、間違いなくそうなると私は確信しています』(via ElDesmarque)

新守護神アルタイ・バインディルが正式加入:すでに合流しナポリ戦デビューも

セルタは、今夏のGK補強における大本命であったアルタイ・バインディルの獲得を正式に発表しました。バインディルは移籍合意後、電撃的にチームへ合流しており、すでに新しいチームメイトたちとともに精力的な練習メニューを消化しています。

これに伴い、8月8日の土曜日に控えているプレシーズン最後の実戦機会であるナポリ戦において、新守護神バインディルが早くもセルタのユニフォームを着て実戦デビューを飾る可能性が急浮上しています。守備陣の再構築を進めるヒラルデス監督にとっても、この大物キーパーの即戦力としての状態を本番さながらの強豪対決で見極めることができる、絶好のタイミングでの加入となりました。(via Estadio Deportivo / SPORT)

プレシーズン最終章・ナポリ戦:元エース・ロボツカとの再会と開幕への試金石

セルタは8月8日土曜日21:00(テレビ放送:TVG)から、イタリアのカステル・ディ・サングロにあるスタディオ・テオフィロ・パティーニにて、プレシーズンで最も過酷な試練となるナポリ戦に臨みます。この一戦はイタリア遠征の最終章であるだけでなく、かつてセルタに2000万ユーロの移籍金を残して旅立ち、現在はナポリのキャプテンとしてあのマラドーナが巻いた腕章を託されているスロバキア代表MFスタニスラフ・ロボツカとの、深い celeste(空色)の絆を思い起こさせる運命的な再会マッチでもあります。

マッシミリアーノ・アッレグリ新監督率いるナポリは、マクトミネイ、アンギサ、シェッディーラ、ルカクといった世界トップクラスの名手を擁し、ケヴィン・デ・ブライネ獲得の噂すらある超強豪です。直前のプレシーズンマッチでは、セルタが開幕戦で激突するオサスナを2-1で撃破しており、ヒラルデス監督にとって、開幕戦に向けて現在の実力を推し量る上でこれ以上ない鏡となります。

この試合でヒラルデス監督は開幕戦のスタメンを絞り込む予定であり、以下のような選手起用が見込まれています。

ゴールキーパーは、順当にいけばアンドレイ・ラドゥの先発が想定されますが、新加入バインディルがデビューする期待も高まっています。セネガル人のアブドゥライ・フェイは依然として煩雑な官僚手続きが解決しておらず、出場できるかは流動的です。ディフェンスラインでは、徐々に出場時間を延ばして状態を上げているスターフェルトが初の先発に名を連ねる可能性があり、彼が難しい場合はヨエルがカバーに入ります。一方でマルコス・アロンソとハビ・ロドリゲスは盤石のスターターとみられます。

負傷離脱中のハビ・ガランが不在の左サイドにはルエダとカレイラがウイングバックの先発権を巡って火花を散らします。中盤では、後述の問題でチームを外れた主力に代わり、フェバスとロマンが舵取りを担う見込みです。また、フォルトゥナの2部昇格に大きく貢献したブルシオとアンタニョンの中盤コンビもアピールを続けます。前線は、ワールドカップ帰りのボルハ・イグレシアスが不在で、さらに肩の負傷からの回復途上にあるパブロ・ドゥランも間に合わないため、純粋なストライカーはフェラン・ジュグラのみ。ウイングにはスヴェドベリと大黒柱イアゴ・アスパスが並び、さらに直前のテストマッチで大暴れを見せている若手のウーゴ・ゴンサレスもチャンスを虎視眈々と狙っています。(via SPORT)

中盤の粛清:規律違反のイライクス・モリバ追放とベシーノ退団の可能性

チームの開幕が目前に迫る中、クラウディオ・ヒラルデス監督は中盤の不穏な分子の整理と規律の引き締めに厳しく乗り出しています。

ギニア代表MFイライクス・モリバは、重大な規律違反を犯したとして、ファーストチームのグループから完全に隔離される制裁を受けました。このため、イタリアでの親善試合に向けた遠征メンバーからも当然のように外されており、この夏の移籍市場でセルタを退団して別のクラブへ移ることがほぼ確実視されています。

さらに、ウルグアイ代表のベテランMFマティアス・ベシーノに関しても、クラブとの契約がまだ1年残されているものの、この夏の市場の間に退団し、他チームへ移籍する可能性が極めて濃厚となっています。これら2名の主力候補は、表面上は開幕戦に向けた調整不足を理由にイタリア遠征から外されていると発表されていますが、実際には規律問題や移籍交渉が進められていることによるものであり、セルタは中盤の主力格を同時に放出する方向で動いています。(via Estadio Deportivo / SPORT)

カンテラの至宝ダビド・スエイロ:バルサの誘惑を断り2029年まで契約延長

セルタは、かねてから噂されていた朗報を公式発表しました。バルセロナからの非常に魅力的な獲得オファーをきっぱりと拒否し、ヴィゴへの残留を決断していた16歳の至宝ミッドフィールダー、ダビド・スエイロとの契約を2029年6月まで更新することに成功しました。

この3年間の契約期間は、世代別のスペイン代表にもすでに選出されているスエイロの並外れたポテンシャルからするとやや短いとの声もありますが、セルタ側としては他クラブへの流出を防ぐための防波堤をひとまず築き、今後の成長過程において、段階的により好条件の長期契約を結び直していくための最良の選択となりました。

シジェダ出身のスエイロは、Xuventude Orosoからインファンティルカテゴリー(U-14)でセルタの下部組織(A Madroa)に加入。カンテラで一歩ずつ段階を踏みながら驚異的な成長を遂げてきました。今シーズンは基本的にはユースAの1年目としての登録になりますが、すでにBチームであるフォルトゥナのプレシーズンマッチで目覚ましい活躍を見せており、近いうちにセグンダ(2部)で戦うフォルトゥナで実戦デビューを果たす可能性も十分に囁かれています。(via SPORT)

セルタ・フォルトゥナプレシーズン最終戦:初の2部へ向けた異例のダブルヘッダー

クラブの歴史上、初めてセグンダ・ディビシオン(2部)を戦うことになるBチームセルタ・フォルトゥナは、異例となる1日2試合のダブルヘッダーをもって過酷なプレシーズンを締めくくります。

監督を務めるフレディ・アルバレスは、この変則スケジュールを戦い抜くために29名の選手を招集しました。午前中のメンバーと午後のメンバーで完全にローテーションを分ける方針です。午前11:00からはモスの練習場(Cidade Deportiva de Mos)にて、4部(セグンダ・フェデラシオン)のコルショを迎え、完全非公開(門外不出)で最初の実戦に臨みます。その後、午後19:00からはバレイロのスタジアムで、今シーズンから3部(プリメーラ・RFEF)に昇格したUDオウレンセとの試合を行います。こちらの夕方の試合は一般サポーターにも開かれており、多くの観衆が集まる予定です。

招集されたリストには、今週加入したばかりの新戦力3人、アレクシス・オルメド、ウーゴ・クエンカ、ヴラド・シルヴァが揃って含まれています。さらに、リーグ戦開始に合わせてトップチームからBチームに降りてきたジョエル・ロペス、若手のオスカル・マルコスやアンヘル・アルコスも名を連ねています。一方で、カンテラ育ちのコケ・カリージョ、ブルシオ、アンタニョン、アンショの4選手はトップチームのイタリア遠征に同行しているため今回の招集から外れており、同様にヒラルデス監督のもとでトップチーム定着を強く望んでいるウーゴ・ゴンサレスもイタリアに滞在しています。(via SPORT)

【本日の総括】

ウナイ・ヌニェスのエスパニョールへの期限付き移籍が合意に達したことで、最大1100万ユーロの資金が節約され、移籍市場での活動に大きな酸素がもたらされました。アルタイ・バインディルの加入発表に続き、アンドレ・アルメイダやジョフレ・トレンツといった魅力的な実力派の獲得に一気に迫っています。規律違反を犯したモリバの隔離などチームの舵取りを厳格に行うクラウディオ・ヒラルデス監督のもと、新加入の選手たちや若き至宝ダビド・スエイロらの台頭とともに、新生セルタはナポリとのプレシーズン最終戦に挑みます。