試合プレビュー:セルタ戦とチーム状況

⚔️ セビージャはすでにラ・リーガ残留を確定させ、最終節バライードスでのセルタ戦に臨む。現在13位(43ポイント)で、少しでも上の順位でシーズンを終えることを目指している。ルイス・ガルシア・プラサ監督は試合に向けた会見で、アントニオ・コルドン元スポーツディレクターとの最後の会話について言及した。『1シーズンを通しての彼を評価することはできないが、この8試合に関しては感謝しなければならない。彼は私を信頼し、大きな安心感を与えてくれた。昨日、彼は私に「お前は本当に肝が据わっているな」と言ってくれたよ』と明かした。

💢 また、前節レアル・マドリード戦でのヴィニシウスのゴールについて、事前にカルモナへのエムバペのファウルがあったと振り返り、『目標を達成した後とはいえ、ポイントを取れなかったのは残念だったし、あのゴールのプレーを見た時はなおさらだった。私は本当にサッカーの病気だから、試合後はひどく落ち込み、疲れ果てていたよ』と語った。

🚑 欠場者については、フアンルが累積警告、ヤヌザイが病気、バティスタ・メンディが足首の打撲、そしてカストリンが疲労によりメンバー外となる。マヌ・ブエノとマルカンも負傷で欠場が続く。一方、ジブリル・ソウが出場すればセビージャでの公式戦100試合出場の節目を迎える。さらに、リザーブチームで活躍するウエルバ出身の若手MFニコ・ギジェンがトップチームデビューを飾る可能性がある。

(via Estadio Deportivo / SPORT / ElDesmarque)

セサル・アスピリクエタの現役引退

🛡️ ベテランディフェンダーのセサル・アスピリクエタが、20シーズンにわたるエリートレベルでのプロサッカー選手としてのキャリアに幕を下ろすことを公式に発表した。今季は負傷が多く難しいシーズンとなったが、セルタ戦が彼の現役最後の試合となる。ルイス・ガルシア・プラサ監督は彼が先発出場すると明言し、最大の賛辞を送った。

🗣️ 『数日前に彼から引退を伝えられた。彼のような選手を指導できたことは本当に名誉なことだ。彼は多くの面で模範となる存在だ。彼がオサスナでデビューした頃、共通の友人が「こいつは最高級品(パタ・ネグラ)だ」と言っていたのを覚えているよ。そして彼の最後の瞬間に立ち会えて、まさにその通りだったと実感している。彼のこれからの人生の幸運を祈っているし、明日(今日)は彼がプレーする』と、監督は敬意を表した。

(via SPORT / Estadio Deportivo)

ルイス・ガルシア・プラサ監督の去就とクラブの停滞

👔 残留を果たしたことでルイス・ガルシア・プラサ監督の契約は2027年まで有効となったが、クラブの売却問題が進行中であるため、彼自身の将来は宙に浮いた状態にある。監督は現在のクラブの機能不全について強い危機感を抱いている。

🗣️ 『ここに来て日は浅いが、私の心はすでにセビジスタだ。私はセビージャにとっての最善を望んでいる。もし外部から誰かが来て、私が去るのが最善であるなら、それで満足だ。だが、そうでないのなら、我々がどう進むべきか早く知る必要がある。我々はラ・リーガで最も低い経済力で戦争に行こうとしているチームなのだから。早く動くほど良い』と訴えた。

🛑 さらに編成の遅れについても、『今は何も動けないし、小切手帳も出せない状況だ。チームを作り選手を連れてくるのは大変な苦労になる。目標はできるだけ早く残留を決めることになるだろう。移籍市場が金曜日に閉まったという記事を読んだ時、クラブに選手と契約してくれとは言えなかった。我々は遅れており、ライバルに対して経済的に不利な立場にある。フリーの選手が4、5人いても、彼らを逃せば移籍金を出して獲得することはできないのだから。どうかすべてが早く進むことを願っている。私のためではなく、セビージャのために』と切実な思いを吐露した。

(via SPORT / Estadio Deportivo)

クラブの売却プロセスと深刻な内部事情

💼 セビージャの過半数株式取得を目指すセルヒオ・ラモスと投資ファンド「Five Eleven Capital」による買収交渉が、いよいよ大詰めを迎えている。金曜日には、ラモス側の弁護士フリオ・センと、セビージャの現首脳陣の代理人であるアルベルト・ペレス=ソラノらがオンラインで会談を行い、売買契約書の作成に向けた作業を進めた。基本合意書の独占交渉期間は5月31日に期限を迎えるため、両者はそれまでの合意と署名を目指している。合意に至れば、スポーツ高等裁判所の承認を経て、臨時株主総会で新たな取締役会が発足する。

⏳ しかし、交渉には遅れが生じている。売りに出されている84.5パーセントの株式の多くが差し押さえや負担から解放されている必要があることや、買い手側が4億ユーロの資金証明や保証を用意するのに苦労しているといったリークが飛び交っている。また、予定されていた約8000万ユーロの増資は来季の開幕には間に合わない見込みだ。アントニオ・コルドン元スポーツディレクターが去り、現在はホセ・イグナシオ・ナバロが引き継いでいるが、手足を縛られた状態で一切の補強がストップしている。ファンは現在のデル・ニド・カラスコ会長らへの批判を一旦収め、この買収劇の行方に一縷の望みを託している。

(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)

パトリク・メルカドの獲得破談を巡るトラブル

⚠️ セビージャはインデペンディエンテ・デル・バジェのMFパトリク・メルカドと2030年までの夏の移籍で事前合意(約600万ユーロ)していたが、選手の右膝前十字靭帯と内側半月板の二重断裂という重傷を理由に、最終的に獲得を見送る決定を下したと報じられた。アントニオ・コルドン元スポーツディレクターは3月末に『基本合意には達しているが、最終的には6月のメディカルチェックを通過しなければならない』と警告していた。

⚖️ しかし、これに対して選手側は猛反発している。選手側はセビージャからの獲得見送りの正式な通知を受けておらず、『パトリクとセビージャの会長がサインした労働契約』が存在すると主張している。この契約はポルトガルでコルドンとホセ・マリア・デル・ニド・カラスコによって署名されたもので、メディカルチェックに関する条項は含まれていないという。選手陣営は、署名された内容が履行されない場合、セビージャは強力な法的訴訟に直面する可能性があると警告している。アントニオ・コルドンの退任もあり、クラブの対応に不透明さが残っている。

(via Estadio Deportivo)

マリウス・マリンの獲得交渉が完全決裂

❌ イタリアの報道によれば、今夏フリーでセビージャに加入する予定だったルーマニア人MFマリウス・マリンとの交渉が完全に決裂した。これもアントニオ・コルドン元スポーツディレクターが事前に進めていたオペレーションの一つであり、軽傷を抱えていたものの来季の中盤の要として期待されていた。

🚫 しかし、コルドンの退任やクラブの売却プロセスの停滞、さらに選手への評価に対する疑問などが重なり、白紙となった。先週にはメディカルチェックが予定されていると報じられたが、現状ではセビージャのすべての計画がストップしており、新たなディレクターやセルヒオ・ラモス体制が発足して急転直下で意見が変わらない限り、彼がサンチェス・ピスフアンにやって来ることはない。

(via ElDesmarque)

ホセル・マトへの関心と動きの停滞

🎯 アル・ガラファで2シーズン58試合28ゴールを記録し、6月で契約満了を迎える36歳のベテランFWホセル・マトに対し、セビージャが関心を寄せていた。アントニオ・コルドンが事前に接触し良好な感触を得ていたが、残留争いの最中であったことと現在のクラブの機能停止状態により、正式な交渉には至らなかった。

🇲🇽 この停滞の隙を突いて、メキシコのクラブ・アメリカがホセルの獲得に動き出している。彼らはアタッカーの補強を目指しており、ホセルの他にも元セビージャで現在パチューカで活躍するウサマ・イドリシもターゲットにしているという。ホセル自身は最後の大型契約を求めており、資金力のあるメキシコや中東のクラブが魅力的な一方で、セビージャでのラ・リーガ復帰にも興味を持っていたが、現状では移籍は難しい。

(via Estadio Deportivo)

バレンティン・バルコとOsoの玉突き移籍の可能性

🔄 昨季1月までセビージャにレンタルで在籍していたバレンティン・バルコが、チェルシーへ移籍することで合意した。ガルシア・ピミエンタ監督は彼に早々に見切りをつけ、1月にストラスブールへレンタルさせてしまったが、そこで彼はブレイクし、今回の大型移籍に繋がった。

🇫🇷 この移籍がセビージャの左ウイングバック、Osoにドミノ効果をもたらす可能性がある。チェルシーと同じグループ傘下であるストラスブールが、バルコの穴埋めとしてOsoに関心を示している。Osoは彼らの求める若さや将来性を備えており、代理人もストラスブールのフリオ・エンシソと同じだ。

📝 現在、アリカンテ出身のOsoとセビージャの契約延長交渉は停滞している。彼はガルシア・ピミエンタ監督の下で終盤戦に台頭し、ビジャレアル戦で素晴らしいゴールを決めるなど活躍したが、契約解除金は2000万ユーロのまま据え置かれている。セビージャは財政難を和らげるような巨額のオファーがない限り売却するつもりはないが、夏の動向が注目される。

(via Estadio Deportivo / SPORT)

アドナン・ヤヌザイらの退団

👋 アドナン・ヤヌザイがセビージャで再びプレーすることは二度とないことが確実となった。ベルギー人ウインガーは病気を理由にセルタ戦のメンバーから外れ、6月末の契約満了をもって退団する。今季はアルメイダ元監督の希望で給与を減らしてプレーを受け入れ、一時的に輝きを取り戻したかのように見えたが、最終的には大失敗に終わった。3月のダービー以降、全く出場機会がなかった。

✈️ 同様に、レンタルで加入していたバティスタ・メンディも出番を失い、足首の打撲により最終戦を欠場してそのままクラブを去る。その他、ジョアン・ジョルダン、ニアンズ、グデリ、アレクシス・サンチェス、カルドソ、ガットーニといった構想外の選手たちも今夏での退団が濃厚だが、彼らは最終戦のピッチに立つチャンスが残されている。

(via ElDesmarque)

新監督候補の噂:ボルダラスやマルセリーノ

🔍 クラブの買収が実現した場合の次期監督候補として、複数の名前が挙がっている。セルヒオ・ラモスのグループは、今季限りでビジャレアルを去るマルセリーノや、アスレティックを退任するエルネスト・バルベルデらをリストアップしているが、大本命はホセ・ボルダラスだ。

⏳ ボルダラスはゲタフェとの契約が6月末で切れる。彼は金曜日の会見で『日曜日か月曜日には将来がわかるだろう』と意味深な発言を残しており、セビージャの買収プロセスの決着を待っているのではないかと推測されている。一方、マルセリーノはラジオ番組のインタビューで『オファーは受けているが、私の望むほど満足のいくものではない』と語り、セビージャからのアプローチがあったと見られるが、現在の不安定なクラブ状況に難色を示しているようだ。

(via Estadio Deportivo / SPORT)

ラファ・ミルの裁判

⚖️ 現在セビージャからエルチェにレンタル移籍しているFWラファ・ミルが、性的暴行と傷害の罪で木曜日にバレンシアの裁判所に出廷する。事件はバレンシアへレンタルされていた2024年9月に発生し、ディスコで知り合った女性を自宅に連れ込み、同意のない性的行為や暴行に及んだとされている。検察はラファ・ミルに対して懲役10年半を求刑しているが、弁護側は行為は合意の上であったとして無罪を主張している。

(via SPORT / Mundo Deportivo)

【本日の総括】

セビージャはラ・リーガ残留を決めたものの、セルヒオ・ラモスの投資グループによるクラブ買収プロセスが停滞しており、ガルシア・プラサ監督の去就や夏の補強計画が完全にストップする異常事態に陥っています。すでにメルカドやマリンらの獲得が破談となり、アスピリクエタの引退やヤヌザイらの退団が決まる中、次期監督候補や選手の玉突き移籍などピッチ外の話題が尽きない激動のシーズン閉幕を迎えています。