ルイス・ガルシア・プラサ監督の指導と第2戦に向けたポーランド遠征

セビージャは金曜日にシウダード・デポルティーバ・シスネロス・パラシオスでポーランド遠征前最後となるトレーニングを実施しました。冒頭ではルイス・ガルシア・プラサ監督がピッチ上で長いミーティングを行い、選手たちに戦術を落とし込んでいます。ミゲル・シエラのPKで勝利したフベントゥ・トレモリーノス戦に続くプレシーズン第2戦は、日曜日の16時に行なわれます。相手はクラブ創設120周年を迎えるポーランドのKSクラコヴィアで、昨季は同国1部リーグで13位でした。試合は15,000人収容のスタジアムで開催され、Sevilla FC+で生中継されます。チームは金曜日の17時にサン・パブロ空港を出発し、月曜日に帰国、火曜日の21日はオフとなるスケジュールが組まれています。なお、ワールドカップに参加していたスイス代表のルベン・バルガスとジブリル・ソウは現在も休暇中です。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)

アコル・アダムスのヴェネツィア移籍は関係者への分配金問題で一時保留中

アコル・アダムスのヴェネツィア移籍については、すでにクラブ間合意に達しています。移籍金は固定1680万ユーロで、容易な条件で2050万ユーロまで上昇し、さらに難易度の高い300万ユーロのボーナスが設定されており、セビージャは将来の売却条項も保持しています。これは1年半前にモンペリエに支払った550万ユーロを大きく上回る素晴らしい取引です。ヴェネツィアのフィリッポ・アントネッリSDがセビージャを訪れて交渉をまとめ、アダムス自身も2030年までの4年契約に合意しています。しかし、代理人など関係者への分配金について選手本人が首を縦に振らず、手続きがストップしています。イタリアでの給与は現在より上がるものの、飛び抜けて高いわけではないため、選手側に焦りはありません。そのため、金曜日もチデラ・エジュケらと笑顔で練習をこなしました。とはいえ、日曜日のポーランド遠征メンバーからは外れ、来週月曜か火曜にイタリアでメディカルチェックを受ける見込みです。セビージャはこの売却資金で、オディッセアス・ヴラホディモスを含む新戦力4人の登録を完了させる計画です。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)

タンギ・ニアンズのLOSCリール移籍はメディカルパスも条件面で難航

同じく放出候補であるタンギ・ニアンズのLOSCリール移籍は、一筋縄ではいっていません。度重なる負傷歴から不安視されていたメディカルチェックは数日前に無事にパスしました。しかし、リールのオリビエ・レタン会長は、ダビデ・アンチェロッティ新監督の就任会見の場で『引き続き話し合っている。様々なことについて協議中だが、これ以上は言えない』と語り、決定を先送りしました。セビージャ側は完全移籍か契約解除を望み、減価償却費の残り320万ユーロを諦めてでも年俸の負担をなくしたい考えです。一方のリール側は、リスクを最小限に抑えるために買い取りオプション付きのレンタル移籍とし、グロス800万ユーロとされる高額な年俸の分担を求めています。今週末には最終的な結論が出るとみられています。(via Estadio Deportivo / SPORT)

マルカオら負傷者の状況とカルモナの練習復帰

負傷者の状況にも動きがあります。右大腿四頭筋の筋浮腫からの回復を目指し、木曜日には個別メニューをこなしていたマルカオですが、金曜日のセッションには姿を見せませんでした。ポーランド遠征への参加も絶望的とみられています。一方、打撲によりジムで調整していたホセ・アンヘル・カルモナは、金曜日から通常通りグループ練習に復帰しました。その他の負傷者であるフアンル・サンチェス、アンドレス・カストリン、アルフォン・ゴンサレスの3人は、監督のミーティングに参加した後に室内でのリハビリを継続しています。フアンルは左大腿四頭筋の筋断裂、カストリンは恥骨炎、アルフォンは右大腿四頭筋の筋断裂を抱えており、アルフォンはプレシーズンだけでなくリーグ序盤の欠場も決定しています。なお、アルフォンに関してはセルタ・デ・ビーゴが復帰を検討している状況です。(via Estadio Deportivo)

構想外選手たちの現状とジョアン・ジョルダンの提訴検討

ラファ・ミル、フェデ・ガットーニ、ファビオ・カルドソ、ジョアン・ジョルダンの4選手は依然としてチームの構想外となっており、全体練習から外れて別メニューでの調整が続いています。特にジョアン・ジョルダンは、この状況が一向に改善されないことに不満を募らせており、AFE(スペインサッカー選手協会)への提訴を検討しています。これに対し、セビージャのホセ・イグナシオ・ナバロSDは『ドラマを探す必要はない。彼らは我々の選手であり、サポートしなければならないし、彼らがトレーニングを続けられるように便宜を図っている』と述べ、クラブ側の対応は適切であると主張しています。(via Estadio Deportivo)

W杯決勝に臨むデ・ラ・フエンテとスカローニへの粋なメッセージ

セビージャFCは、日曜日に開催されるワールドカップ決勝で対戦するスペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督と、アルゼンチン代表のリオネル・スカローニ監督に対し、クラブ公式Xを通じて粋なメッセージを送りました。投稿には『セビージャのベンチからW杯決勝の舞台へ。ルイス・デ・ラ・フエンテとリオネル・スカローニ』という言葉と共に、両者がセビージャのエンブレムを胸に指導していた当時の写真が添えられています。デ・ラ・フエンテ監督は25年前にセビージャのフベニールを率いており、スカローニ監督はホルヘ・サンパオリ監督時代にアシスタントコーチとしてサンチェス・ピスフアンで働いていました。クラブの歴史に名を刻む2人の指揮官が世界の頂点を争うことに、クラブも特別な感情を抱いています。(via ElDesmarque)

【本日の総括】

アコル・アダムスやタンギ・ニアンズの売却交渉が最終段階で足踏みしているものの、チームはポーランドでのプレシーズン第2戦に向けて順調に調整を進めています。構想外選手の問題も抱えつつ、W杯決勝に挑む元指導者たちへのリスペクトも忘れない、セビージャの様々な動きが目立つ一日となりました。