カマヴィンガ襲撃事件でラ・リーガが提訴へ!レアルも独自対応を検討
カンプ・ノウで行われたクラシコにおいて、キリアン・エムバペが勝ち越しとなる2点目のゴールを決めた直後、スタジアムの北側スタンド(Fondo Norte)に陣取るバルセロナサポーターから狂乱した反応が巻き起こり、重大な不祥事へと発展しています。
ゴールを喜ぶレアル・マドリードの選手たちがコーナースポット付近で歓喜の輪を作っていた際、スタンド前列にいたバルセロナのファンが手にしていた大型フラッグの棒(柄)を使って、エドゥアール・カマヴィンガの頭部や身体を直接突き刺すような襲撃・暴行行為に及びました。さらに、観客席からは水が入ったペットボトルやコカ・コーラの空き缶が次々とピッチ内の選手に向かって投げ込まれました。
試合を担当したフアン・マルティネス・ムヌエラ主審は公式の試合記録(審判報告書)に、『87分、アウェイチームのゴール歓喜の最中、主にホームチームの服を着てチャントを歌っていたファンが陣取る北側スタンドからペットボトルとコカ・コーラの缶が投げ込まれた。選手への直撃は免れたが、投げ込みに対するプロトコル・フェーズ1を発動し、場内アナウンスを実施させたため試合を一時中断した』と明記しました。
この事態を重く見たラ・リーガ(スペインプロリーグ機構)は、スペインサッカー連盟(RFEF)の規律委員会へ提出する週次報告書の中で、ファンによるエドゥアール・カマヴィンガへの暴力・襲撃行為および物体の投げ込みを正式に告発することを決定しました。連盟は本件に関して特別捜査官を指名し、規律手続きを開始する見込みです。
一方、被害を受けたレアル・マドリード自体も、クラブの法的弁護団を通じてバルセロナおよび該当サポーターに対する独自の提訴・告発手続きを行うか最終検討を行っており、火曜日午後14時の期限に向けて動きを強めています。
ただし、スペインサッカー連盟の規律規程第117条(試合秩序の軽微な乱れ)によると、物体が選手に直撃しなかった場合の罰金上限は602ユーロと定められており、過去の処罰前例から鑑みても、バルセロナに科される処分は初犯扱いでわずか301ユーロ(約5万円)程度の軽微な金銭処分にとどまる可能性が高く、処罰の実効性をめぐってさらなる物議を醸しそうです。 (via Mundo Deportivo)