クラシコ欠場で浮き彫りとなったヴィニシウス・ジュニオールの危機!復帰へのロードマップ

カンプ・ノウでの激闘を制したレアル・マドリードですが、ピッチに一切立っていなかったエース、ヴィニシウス・ジュニオールの立場が急速に危うくなっています。

今夏の移籍市場で2032年までの超長期契約を締結したばかりのブラジル代表FWですが、イエローカード累積による出場停止処分のため、今回のクラシコをスタンドから観戦せざるを得ませんでした。しかし、チームが彼の不在下で攻守にわたって完璧な連動性と組織力を見せ、1-2の勝利を収めたことで、現地メディアやサポーターの間では『ヴィニシウス・ジュニオールがいない方が、レアル・マドリードはチームとして明らかに優れている』という衝撃的な論調が広がっており、ヴィニシウス自身が「クラシコ最大の敗者」と位置付けられています。

ヴィニシウス・ジュニオールの代役として左ウイングで先発出場したクラブ史上最高額移籍金の19歳、ヤン・ディオマンデがラミン・ヤマルの股抜きや圧倒的な縦への推進力、泥臭いバックプレッシングを見せて大躍進を遂げたことで、ヴィニシウス・ジュニオールの絶対的な立場は完全に崩れ去りました。

実際、ヴィニシウス・ジュニオールは今シーズン開幕から重い不振に苦しんでおり、公式戦直近9試合連続でノーゴールという、クラブ加入以来最悪レベルの深刻なスランプに陥っています。

ヴィニシウス・ジュニオールの国内リーグ戦における出場停止処分はあと2試合残っており、次節およびその次のメスタージャでのヴァレンシア戦まで出場することができません。

彼にとって唯一の反撃の機会であり、救命ボートとなるのが、11月4日にギリシャのアテネで開催されるチャンピオンズリーグ第4節のAEKアテネ戦です。この欧州の舞台では国内の出場停止処分が適用されないため、モウリーニョ監督が彼を先発として復帰させるのか、それとも好調のヤン・ディオマンデをそのまま使い続けるのかに大きな注目が集まっています。

もしアテネでのAEK戦で目星い結果を残せなければ、国内リーグの停止期間(11月21日のベルナベウでのセルタ戦まで)を経て、ヴィニシウス・ジュニオールのベンチ降格や定位置剥奪という巨大な議論がクラブ内で本格化することは避けられない情勢です。 (via Mundo Deportivo)