バロンドール2026決着!ハリー・ケインとキリアン・エムバペの超僅差と裏側のドラマ
10月26日夜、ロンドンの歴史ある劇場「ロンドン・パラディウム」にてサッカー界最高の栄誉であるバロンドール2026の授賞式が開催され、バイエルン・ミュンヘンのFWハリー・ケインが悲願の初受賞を果たしました。レアル・マドリードのキリアン・エムバペは2位、FCバルセロナのラミン・ヤマルは3位という最終結果になりました。
主催者である『France Football』誌の主幹ヴァンサン・ガルシアは、今回の投票がいかに異例の激戦であったかの裏側を明かしました。ガルシア主幹によれば、1位のハリー・ケインと2位のキリアン・エムバペのポイント差は『極めて僅差』であり、2024年にロドリとヴィニシウス・ジュニオールが争った際の41ポイント差よりもさらに小さい、史上稀に見る超接戦であったことが判明しました。
さらにガルシア主幹は、投票期間の大部分においてキリアン・エムバペが首位に立っていたものの、投票の最終盤でハリー・ケインが逆転に成功したという驚きの展開を明かしました。ハリー・ケインは昨シーズン、バイエルンとイングランド代表を合わせて年間73ゴール(バイエルンで61ゴール)という驚異的なゴールラッシュを見せ、チャンピオンズリーグとワールドカップで共にベスト4進出を果たした点が世界中の審査員から高く評価されました。
また、3位に終わったラミン・ヤマル(コパ・トロフィーは3年連続受賞)については、ワールドカップを制したスペイン代表の中でロドリ(最終4位)とラミン・ヤマルの間で票が分散してしまったことが上位進出を阻む要因になったと分析されています。なお、ガルシア主幹自身は『受賞しなかった人物に投票した』と告白しており、詳細な全投票データとポイント内訳は土曜日に公式発表される予定です。
一方、会場ではキリアン・エムバペの悲喜こもごもの姿が目撃され、SNS上で動画が大きな話題となっています。キリアン・エムバペは授賞式前、自身がバロンドールを獲得することを完全に確信しており、発表の直前には後ろの席に座る人物に向かって「手で電話の形を作り、自分が受賞した瞬間をスマートフォンで撮影するように」とジェスチャーで合図を送っていました。
しかし、元ブラジル代表のロナウド・ナザリオがプレゼンターとしてハリー・ケインの名前を読み上げた瞬間、キリアン・エムバペの表情は固まりました。壇上に登るハリー・ケインを他の多くの選手たちが立ち上がって拍手で祝福する中、キリアン・エムバペ、ウスマン・デンベレ、ラミン・ヤマルの3人は自席に座ったまま手を伸ばして握手を交わすにとどまり、キリアン・エムバペは引きつった笑みを浮かべた後、すぐに険しい表情へと戻りました。昨夏レアル・マドリードへ加入して以来、チーム無冠の中でゴールを重ねて個人での最高順位(2位)をつかみ取ったものの、悲願の金色のトロフィーはまたしてもその手からすり抜ける結果となりました。 (via Estadio Deportivo) (via SPORT)