監督人事とプレシーズン

エルネスト・バルベルデ監督の退任に伴い、エディン・テルジッチが新監督として指揮を執る。チームのプレシーズンは、ドイツ人新指揮官の到着を待って実施される予定となっている。(via ElDesmarque)

レクエの現役引退

長年にわたりチームを支え、左サイドバックのポジションもこなしていたイニゴ・レクエが現役を引退した。クラブ運営陣であるイバイガネが彼に対して契約継続のオファーを提示しない決定を下したため、スパイクを脱ぐ決断に至った。(via Mundo Deportivo)

ユーリの契約延長問題

6月30日で契約満了を迎えるユーリ・ベルチチェは、まだ契約を更新していない。クラブは契約最終年の選手に通常提示する減俸での更新をオファーしている。しかし、2月に36歳となった彼がハイレベルなパフォーマンスを維持しており、確固たる代役となる左サイドバックが見当たらないため、交渉の主導権はサラウツ出身のユーリが握っている。若手のアダマ・ボイロが年間30試合以上スタメン出場できる左サイドバックになるには、トップリーグでの経験がさらに必要である。また、ビルバオ・アスレティックでは主にバランダジャや右利きのヨハネコがプレーしていたが、彼らはバルベルデが率いるトップチームには帯同していなかった。(via Mundo Deportivo)

イセタの去就

昨季ミランデスへレンタルされ素晴らしいパフォーマンスを見せたものの、ビルバオでは出場機会に恵まれなかったアイア出身のウルコ・イセタ。バルベルデの退任でチャンスが広がるかに見えたが、テルジッチ新監督は彼を構想外にしている模様である。イセタはプレシーズンに招集されているものの、そこで強烈なインパクトを残さない限り、この決断は変わらないと見られる。イセタの契約は2027年まで残っており、将来のコーチングスタッフによっても詳細に分析される予定である。レアル・オビエドをはじめとするセグンダ・ディビシオンの複数クラブが彼の獲得に関心を寄せている。オビエドはまだ正式なオファーを出していないものの、昇格を目指すプロジェクトで彼を説得しようと動向を注意深く見守っている。(via ElDesmarque)

契約延長組と去就未定の選手

ジェライ・アルバレスは目標達成による1年の延長オプションが付いた形で、2028年までの契約延長を果たした。トップチーム1年目で好パフォーマンスを見せたレゴについては、クラブが一方的に2年契約を延長できるオプションを持っており、これが行使される見込みである。

一方、イニゴ・ルイス・デ・ガラレタとアレックス・ベレンゲルは来年で契約満了を迎える。チームのプレーはデ・ガラレタのリズムに合わせて動いており、彼が不調なときはチームのサッカーも停滞する。契約満了時には34歳になるが、中盤に彼の代わりとなる選手はいない。ベレンゲルは右足親指の外傷性関節炎の影響でベストシーズンとはならなかったが、万全な状態での競争力やパフォーマンスに疑いの余地はない。

ミケル・ベスガとウナイ・ベンセドールも来年契約が切れる。ベスガはバルベルデ監督下で4番手の中盤にとどまり、ベンセドールはレバンテへのレンタルでポジションを失っていた。(via Mundo Deportivo)

長期契約のコアメンバー

クラブは多くの主力選手と長期間にわたる強固な契約を結んでいる。

ニコ・ウィリアムズとは2035年まで、オイアン・サンセトとダニ・ビビアンとは2032年までの契約を結んでいる。ベニャト・プラドスとヘスス・アレソは2031年まで、ロベルト・ナバーロは2030年までの契約となっている。プラドスは不在が大きく響いた選手であり、テルジッチ新監督の下でも重要な役割を担う可能性が高い。

ウナイ・シモンとアレックス・パディージャは2029年まで、イニャキ・ウィリアムズとアイメリク・ラポルト、そしてジローナへのレンタルから復帰する右サイドバックの有望株であるウゴ・リンコンは2028年までの契約である。ラポルトは実績十分なセンターバックであり、北中米ワールドカップでもスタメンとしてプレーする予定だ。

バレンシアへのレンタルから復帰したフレン・アギレサバラは2027年までの契約だが、クラブ側がさらに2年延長するオプションを保持している。ラシンへのレンタルで素晴らしいシーズンを送ったバリカ出身のカナレスは、チームでの居場所と2027年までの契約延長を勝ち取っている。(via Mundo Deportivo)

W杯参加メンバー

北中米で開催される2026年ワールドカップには、アスレティック・ビルバオから4選手が参加する。スペイン代表としてウナイ・シモン、アイメリク・ラポルト、ニコ・ウィリアムズが選出されており、イニャキ・ウィリアムズはガーナ代表として世界の舞台に立つ。(via MARCA)

下部組織とOB情報

U-17欧州選手権の準決勝イタリア戦に出場したアスレティック・クラブ所属のクリスティアン・イムガは、左サイドから攻撃を牽引した。相手ディフェンダーのボニファツィを翻弄して連続ファウルを誘い、見事ペナルティキックを獲得する活躍を見せた。なお、彼自身が蹴ったPKは相手GKに止められている。(via MARCA)

また、クラブOBの話題として、2015年と2021年の2度の異なる時期にアスレティックでスーペルコパ・デ・エスパーニャを獲得し、およそ300試合に出場したイバイ・ゴメスが、レアル・サラゴサの新監督に就任した。彼は攻撃的でポゼッションを重視するスタイルを持ち、サラゴサをセグンダ・ディビシオンへ復帰させるための指揮を執る。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

新監督エディン・テルジッチの就任を控え、長期契約を結ぶ強固な陣容と、去就が注目される若手やベテランの動向が交錯するアスレティック・ビルバオ。ワールドカップの舞台でも4人の選手が躍動する準備を進めている。