プレシーズンマッチ テルジッチ新体制で連続大勝の好発進

⚽️ エディン・テルジッチ監督率いるアスレティック・クラブは、プレシーズンを圧倒的な結果でスタートさせている。水曜日に行われた下部カテゴリーのデリオとの親善試合では、0-3の勝利を収めた。続く土曜日には、同じくテルセーラ連盟に所属するレイオアと対戦し、0-11という歴史的な大勝劇を演じている。両試合を通じて圧倒的な攻撃力と得点意欲を見せつけ、新監督の戦術が早くもチームに浸透しつつあることを証明している。

(via Estadio Deportivo)

アルバロ・ジャロ 新監督へ強烈なアピールとポジション争い

🔥 1500万ユーロから最大2050万ユーロという巨額の移籍金で加入したアルバロ・ジャロは、今夏のプレシーズンで最も注目を集める選手の一人となっている。昨シーズンはカタールのアル・ガラファにレンタル移籍したものの、リーグ戦19試合でわずか1ゴールと期待外れの結果に終わっていた。クラブの大きな投資に見合う活躍が求められる重圧の中、ジャロはテルジッチ監督に自身の価値を証明しようと奮起している。

デリオとの初戦では、左サイドからのチャンスメイクでロベルト・ナバロとオイアン・サンセトのゴールをアシストし、2アシストの活躍を見せた。さらにレイオア戦ではスタメン出場を果たすと、よりアグレッシブに相手ゴールへ迫った。ゴルカ・グルセタのシュートがポストに弾かれたこぼれ球をすかさず押し込んでチーム2点目を奪うと、サンセトからのインナーパスを受けてクロスシュートを沈め、自身2点目を記録。クロスバーを直撃する惜しいシュートも放ち、攻撃陣を牽引した。

現在の左ウイングには、ワールドカップでも活躍中の絶対的エース、ニコ・ウィリアムズが君臨している。ニコからレギュラーポジションを奪うのは極めて困難なミッションだが、ジャロは信頼できる実力者としての地位を確立しつつあり、テルジッチ監督に嬉しい悩みを抱えさせている。

(via Estadio Deportivo)

レイオア戦詳細 ハットトリックや若手の躍動、出場メンバー一覧

🥅 レイオアを0-11で粉砕した試合では、ゴルカ・グルセタが前半だけでハットトリック(17分、19分、41分)を達成する大暴れを見せた。ロベルト・ナバロ(7分、31分)とアルバロ・ジャロ(10分、25分)もそれぞれ2ゴールを記録。後半にはアレックス・ベレンゲル(60分)が追加点を奪い、相手のオウンゴール(81分)を挟んだ後、アシエル・イエロが終盤(83分、90分)に立て続けに2ゴールを沈めてゴールショーを締めくくった。

特にアシエル・イエロは、マロアン・サンナディの負傷離脱を受けてBチームからトップチームに合流したばかりだったが、与えられたチャンスを見事に活かしてテルジッチ監督にアピールしている。

この試合では、負傷によりアンドニ・ゴロサベル、ダニ・ビビアン、ニコ・セラーノ、マロアン・サンナディが欠場した。代表組に関しては、ガーナ代表として敗退したイニャキ・ウィリアムズが最初にチームへ合流する予定となっている。一方、スペイン代表としてワールドカップ決勝に臨むウナイ・シモン、アイメリク・ラポルテ、ニコ・ウィリアムズの3選手は、休養を挟んだ後に合流することになる。

前半の出場メンバー:パディージャ、アレソ、ジェライ、モンレアル、ホナヘコ、レゴ、ゲレナバレナ、サンセト、ジャロ、グルセタ、ナバロ

後半の出場メンバー:サントス、ウゴ・リンコン、パレデス、モンレアル、アダマ、ハウレギサル、カナレス、セルトン、ギフト、イエロ、ベレンゲル

(via ElDesmarque)

フレン・アギレサバラ プレシーズン構想外で退団の可能性浮上

🧤 ゴールキーパーのフレン・アギレサバラが、今シーズン中に再びクラブを離れる可能性が高まっている。正守護神のウナイ・シモンがスペイン代表としてワールドカップに参加しており不在であるにもかかわらず、テルジッチ監督はデリオとの親善試合でパディージャとミケル・サントスをそれぞれ1ハーフずつ起用した。アギレサバラは試合の招集メンバーから完全に外れており、現在のチーム構想に含まれていないことが明白となっている。

(via Mundo Deportivo)

アイメリク・ラポルテ バルセロナへの逆オファーの噂

🔄 センターバックのアイメリク・ラポルテが、FCバルセロナに逆オファーされたとの情報が浮上している。32歳の左利きセンターバックは、1年弱前にサウジアラビアのアル・ナスルから1000万ユーロの移籍金でアスレティックに復帰したばかりである。クラブとの契約は2028年まで残っており、チーム内でも非常に高額な年俸を受け取っている。

アスレティックとバルセロナのクラブ間関係は決して良好とは言えない状況にあるものの、ラポルテの契約解除金はそれほど高額ではないと見られている。バルセロナ側は現在、左利きのセンターバックを探しており、ラポルテのプロフィールがその条件に完全に合致するため、移籍の可能性が検討されている段階だ。

(via Mundo Deportivo)

クラブ運営と財務 観客動員数や収益に関する最新レポート発表

🏟️ アスレティックが発表したアクションプラン「AC Aurrera」(2023-2026)の今年上半期(1月〜6月)の最新レポートにより、クラブの健全な運営状況が明らかになった。本拠地サン・マメスの平均観客動員数は47,617人を記録し、スタジアムの占有率は89.4%に達している。この数字はリーグ全体の総観客数で4位、平均観客動員数では2位という素晴らしい記録であるが、前シーズン(2024-25)と比較すると平均で842人の観客減少が見られた。

クラブのソシオ(会員)になりたいと希望する待機リストには、現在1万人以上の名前が連なっている。また、14歳から28歳の若者を対象とした「Gazte Abono」には4,555人が申し込んでいるが、これは前年比で25%の減少となっている。公式ファンクラブであるペーニャの登録数は15,958に上り、クラブが資金提供して進めている新しいペーニャのプロジェクトも6つ進行中である。

財務面では、商業収入が約5000万ユーロの規模で定着しつつある。2021-22シーズンの1780万ユーロから、今シーズン(2025-26)は4960万ユーロへと、4シーズンで3180万ユーロ以上も増加するという劇的な成長を遂げた。ただし、前期比では140万ユーロの減少となっている。これは昨シーズンのヨーロッパリーグで7試合を戦ったのに対し、今シーズンはチャンピオンズリーグでの4試合にとどまったことによるチケット収入の減少が主な要因である。

無投票で再選を果たし2期目に入ったジョン・ウリアルテ会長率いる理事会は、この結果に一定の満足感を示しつつも、次のような総括を行っている。

『全体として、半年間の報告書はより秩序だったクラブの姿を示しており、測定能力の向上や戦略的プロジェクトにおける具体的な進展が見られます。しかし同時に、自己批判、謙虚さ、そして高い基準を維持し続けるよう促す警告のサインも存在しています。次のフェーズでは、競技面での野心の回復、ソシオやファン、若者への価値提案の強化、商業収入の収益を伴う成長軌道の定着、そしてアスレティックのアイデンティティに合致した持続可能な組織運営の加速に焦点を当てるべきです』

(via Mundo Deportivo)

デ・ラ・フエンテ監督 アスレティックでのデビューの過去

🇪🇸 現在スペイン代表を指揮し、ワールドカップ決勝に挑むルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、アスレティック・クラブと深い縁を持っている。65歳になる同監督は、1977年にアスレティックの下部組織に加入し、そのわずか1年後にコパの試合でトップチームデビューを果たした。さらにそのデビュー戦でゴールを決めるという、劇的なスタートを切った経歴の持ち主である。

(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

テルジッチ新監督の下、プレシーズンマッチで連続大勝を収め、ジャロや若手が躍動するなどチームは絶好のスタートを切っています。一方でアギレサバラの構想外やラポルテの移籍の噂など、編成面での動きも活発です。クラブの財務・運営面は好調を維持しつつも、理事会はさらなる成長と競技面での野心を見据えています。