カリム・アデエミ獲得が実質確定、ドルトムントと合意

ハンジ・フリック監督の就任に伴い、ボルシア・ドルトムントからカリム・アデエミの獲得が実質的に決定しました。移籍金は2200万ユーロの固定額に加え、獲得タイトルや出場試合数に応じたボーナス700万ユーロが設定され、将来の売却益の20%をドルトムントが保有する条件で合意しています。契約期間は5年で、年俸は手取りで600万ユーロとなります。アデエミはすでにバルセロナに到着しており、メディカルチェックを通過し、フリック監督とも面会を済ませました。事務手続きが完了次第、公式発表が行われる予定です。アデエミは前線の3つのポジションすべてでプレー可能であり、ラミン・ヤマルの負担軽減にも繋がると期待されています。イングランドのセント・ジョージズ・パークでのプレシーズンキャンプにも参加する見込みです。ドルトムントのニコ・コバチ監督も『彼のスピードを失うことになり、代役を探すのは難しいが、彼の幸運を祈っている』と別れの言葉を口にしました (via SPORT)。

フリアン・アルバレス獲得作戦、アトレティコの徹底抗戦とバルサの狙い

ロベルト・レヴァンドフスキの退団に伴い、デコとフリック監督は新たなセンターフォワードの最優先ターゲットとしてフリアン・アルバレスを定めています。アトレティコ・マドリードのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOは、1億ユーロや2億ユーロでも売却しないと強硬な姿勢を示していますが、バルセロナ側はこれを選手の価値を高めるための戦略と冷静に分析しています。ジョアン・ラポルタ会長は『バルサでは、あるチームでプレイしたくない選手は最終的に希望する場所へ移籍するという原則がある。特に今回のような良いオファーがあればなおさらだ。今後どうなるか見てみよう』と語り、選手の意思が鍵を握ると強調しました。アルバレス自身もW杯中に夢を叶えたいと移籍をほのめかす発言をしており、バルセロナは彼が公にバルサ移籍を希望することを待っています。7月31日までに合意できなければ、プランBへの移行も検討されています (via SPORT)。

PSGがフェラン・トーレスを標的に、W杯優勝の立役者の去就

ワールドカップ決勝でスペイン代表を優勝に導く決勝ゴールを決めたフェラン・トーレスに、パリ・サンジェルマンが強い関心を示しています。ルイス・エンリケ監督の強い要望であり、ゴンサロ・ラモスの退団の穴を埋めるための動きです。フェランはバルセロナとの契約を残り1年残していますが、クラブは彼を引き留めるために契約延長を提示しています。しかし、サラリーキャップの問題で契約延長が有効になるのは9月以降となる見込みです。フェラン自身はバルサ残留を望んできたものの、スタメンの確約がないことやフリアン・アルバレス獲得の動きがあることから、見放されていると感じている側面もあります。フェランはW杯優勝後に『W杯中は批判されたが、運命は書かれているし、神様が続ける力を与えてくれる。このゴールは僕のものではなく、4700万人のスペイン人のものだ』と喜びと誇りを語りました。クラブにとって、レヴァンドフスキ退団後の明確なストライカーである彼の慰留は非常に重要です (via SPORT)。

ジュール・クンデが残留宣言、バイエルンからの関心を一蹴

ジュール・クンデに対してバイエルン・ミュンヘンが関心を示していますが、バルセロナは彼を非売品とはしていないものの、5000万から6000万ユーロの移籍金を求めています。一方、バイエルンの提示額は最大4000万ユーロにとどまっており、交渉は進展していません。クンデ本人はワールドカップの3位決定戦後に『素晴らしいシーズンを過ごすことを期待している。しっかり休んでさらに強くなって戻り、より良いシーズンにしてバルサを最大限助けたい』と語り、来季もバルセロナでプレーする強い意志を明確にしました。フリック監督もクンデの貢献を高く評価しており、彼を手放すことはチームにとって大きな痛手となると考えられています (via SPORT)。

ロナルド・アラウホがプレシーズンに合流、スタメン奪還へ始動

ワールドカップ直前にふくらはぎを負傷し、ウルグアイ代表としての出場機会を逃したロナルド・アラウホが、休暇を終えてフリック監督のプレシーズン・トレーニングに合流しました。現在は別メニューでの個別調整を行っています。昨シーズンはコパ・アメリカでの負傷の影響でデビューが12月に遅れ、クバルシやイニゴ・マルティネス、ジェラール・マルティンらの台頭もあって、公式戦での先発は16試合にとどまりました。さらにメンタルヘルスの問題で休養を取るなど苦しい時期を過ごしましたが、今季は心身ともに回復し、スタメン奪還を誓っています。クリステンセンやエリック・ガルシアらとのポジション争いになりますが、バルセロナでの成功を最優先に掲げています (via MARCA)。

フレンキー・デ・ヨングの膝の負傷とFIFAからの補償金

ワールドカップの試合中に右膝を負傷したフレンキー・デ・ヨングは、バルセロナに戻り、シウタ・エスポルティバで精密検査を受けました。フリック監督の戦術において重要なピボットの役割を担う彼ですが、クラブは慎重な姿勢を崩さず、公式な診断結果の発表を待っています。最悪の場合、手術が必要となり4ヶ月から6ヶ月の離脱が懸念されています。この事態に対し、FIFAのクラブ保護プログラムにより、バルセロナは負傷による離脱日数が28日を超えた場合、1日あたり2万548ユーロ、最大で約200万ユーロの補償金を受け取る可能性があります (via SPORT)。

ジョアン・カンセロの完全移籍へ向けたアル・ヒラルとの交渉

昨シーズン、レンタルで加入し23試合で2ゴール3アシストと活躍したジョアン・カンセロの完全移籍に向けて、バルセロナはアル・ヒラルとの交渉を進めています。カンセロ自身もバルセロナでのプレー継続を強く望んでおり、シモーネ・インザーギ監督の構想外となっていることから移籍の可能性は高いと見られています。バルセロナは1000万ユーロ未満での獲得を目指していますが、アル・ヒラルは2年前に2500万ユーロで獲得しているため、簡単には譲歩しない構えです。交渉は慎重に進められており、今後の展開が注目されます (via SPORT)。

テア・シュテーゲンのアヤックスへのレンタル移籍が今週決着へ

マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンのアヤックスへのレンタル移籍に向けた交渉が最終段階に入っており、今週中にも公式発表される見通しです。プレシーズンのトレーニングに参加しながらも、移籍に向けた準備が進められています (via MARCA)。

クラブ・ブルッヘから18歳の逸翼ジェシー・ビシウを獲得

バルセロナはクラブ・ブルッヘから18歳の右ウイング、ジェシー・ビシウを獲得しました。移籍金は1000万ユーロに将来の売却益の30%を加えた条件です。プレミアリーグの複数クラブからの関心を振り切り、本人の強い希望によりバルセロナ行きが実現しました。186cmの長身と圧倒的なスピード、1対1の突破力を兼ね備え、ウスマン・デンベレとも比較される逸材です。まずはバルサ・アトレティクに合流する予定ですが、フリック監督のプレシーズンキャンプに招集される可能性も高いとされています (via SPORT)。

バルサ・アトレティクが始動、下部組織からトップチームへの昇格組も

ジュリアーノ・ベレッチ監督率いるバルサ・アトレティクがプレシーズンを開始しました。ハビ・カストロ、ホスエ・カイセド、フアン・イバーラ、ジョニ・エルナンデス、イグナシ・ケールら5名の新加入選手を迎え、フベニールAからはマルク・ボンフィル、シェーン・クライファートなど7名が昇格しました。一方で、コチェンやアストララガなど8名の退団も発表されています。また、フリック監督は下部組織から16名の若手選手をトップチームの練習に招集しており、アレックス・ゴンサレスやハムザ・アブデルカリムなどが一流選手たちと共に汗を流しています (via Mundo Deportivo)。

ラ・マシアの誇り、W杯決勝を彩った出身選手たちとラポルタ会長の称賛

ワールドカップ決勝では、バルセロナのラ・マシア出身選手たちが大きな輝きを放ちました。スペイン代表としてラミン・ヤマル、ペドリ、フェラン・トーレス、ガビ、ダニ・オルモ、エリック・ガルシア、パウ・クバルシ、ジョアン・ガルシアが優勝を飾り、クバルシは大会のベストヤングプレーヤー賞を受賞しました。試合後にはレアンドロ・パレデスらがエリック・ガルシアとガビに乱闘を仕掛ける騒動もありましたが、選手たちは栄光を手にしました。さらに、対戦相手のアルゼンチン代表にはリオネル・メッシがおり、決勝前にラミン・ヤマルとメッシが握手を交わしたシーンは象徴的でした。ジョアン・ラポルタ会長は『これはラ・マシアの決勝だ。ラ・マシアで育った選手が数多くおり、バルサの会長として誇りだ』と称賛しました。また、シカゴ・ファイアーへ移籍したレヴァンドフスキも観戦に訪れ、ラポルタ会長と再会して『カン・バルサでの経験の後はヨーロッパの他のクラブとは契約できなかった』とバルサへの愛を語りました (via SPORT)。

【本日の総括】

W杯でのスペイン代表優勝に貢献したバルサ戦士たちの活躍が目立つ中、アデエミの実質的獲得やフリアン・アルバレスへのアプローチなど、来季に向けた戦力補強が着実に進行しています。ラ・マシアの才能と的確な補強が融合し、新たな黄金期への期待が高まります。