プレシーズンマッチ・レイオア戦
⚽️ エディン・テルジッチ新監督率いるアスレティック・ビルバオが、プレシーズン第2戦でテルセーラRFEFに所属するSDレイオアと対戦し、0-11という歴史的な大勝を飾りました。
試合は終始アスレティックが圧倒し、前半だけで7ゴールを奪う猛攻を見せました。ゴルカ・グルセタが前半17分、19分、41分に立て続けにネットを揺らしてハットトリックを達成。ロベルト・ナバーロ(7分、31分)とアルバロ・ジャロ(10分、25分)もそれぞれ2ゴールを記録し、攻撃陣が爆発しました。
後半に入っても攻撃の手は緩めず、アレックス・ベレンゲル(60分)が追加点を挙げた後、相手のオウンゴール(81分)で9点目。さらに、マロアン・サンナディの負傷によって急遽トップチームに招集されたBチームの若手FWアシエル・イエロが、83分と90分に連続ゴールを決め、テルジッチ監督に強烈なアピールを果たしました。
スタメンにはパディージャ、アレソ、ジェライ、モンレアル、ホナヘコ、レゴ、ゲレナバレーナ、サンセ、ジャロ、グルセタ、ナバーロが名を連ねました。後半からはサントス、ウゴ・リンコン、パレデス、アダマ、ハウレギサル、カナレス、セルトン、ギフト、イエロ、ベレンゲルが出場し、全員が質の高いプレーを見せました。
一方で、アンドニ・ゴロサベル、ダニ・ビビアン、ニコ・セラーノ、マロアン・サンナディは負傷のため欠場。また、ガーナ代表としてプレーしたイニャキ・ウィリアムズや、スペイン代表としてW杯決勝を戦ったウナイ・シモン、ニコ・ウィリアムズ、そしてアイメリク・ラポルテなど、代表メンバーはまだチームに合流していません。
(via ElDesmarque)
FW陣の状況と補強の噂
🔄 クラブのストライカー陣に関する現状と、新たな補強の噂が浮上しています。プレシーズンで大勝したものの、トップチームのFW陣であるゴルカ・グルセタ、マロアン・サンナディ、そしてすでにカディスCFへ移籍したウルコ・イセタは、必ずしも最高のパフォーマンスを発揮できていないと評価されており、クラブは前線の層の薄さに懸念を抱いています。
そんな中、レアル・ソシエダでペレグリーノ・マタラッツォ監督の構想外となっている23歳のFWジョン・カリカブルの移籍先候補として、アスレティックの名前が挙がっています。しかし、ソシエダ側はライバルクラブであるアスレティックの戦力強化につながるこの移籍を容易には容認したくないと考えており、移籍金を引き出そうと画策している状況です。
(via Estadio Deportivo)
ウナイ・シモンのW杯最優秀GK受賞
🧤 スペイン代表の守護神としてW杯優勝の立役者となったウナイ・シモンが、大会最優秀GKに贈られる「ゴールデングローブ」を受賞しました。
今大会のシモンは8試合に出場してわずか1失点(準々決勝のベルギー戦でのみ失点)という驚異的な成績を残し、W杯史上最長となる650分間連続無失点記録を樹立しました。決勝のアルゼンチン戦でも安定したセービングと的確な飛び出しでクリーンシートを達成し、鉄壁の守備陣とともに世界一の栄冠を手にしました。メダル授与式の際には、アメリカのドナルド・トランプ大統領と鋭い視線を交わす場面もありました。
試合後、シモンは喜びと感謝の言葉を語っています。
『まだ実感が湧かないんだ。審判が試合終了の笛を吹いた時、感情が爆発するというよりは、ただ「やり遂げた、達成したんだ」という感覚だった。スペインに帰れば、今日自分たちがどれほどクレイジーなことをやってのけたのか気づくはずだよ』
『50日間という長い合宿の中で、試合に出る選手と出ない選手のバランスとフィーリングを保つことが非常に重要で、その点において監督は群を抜いていた。監督は全員の感情をとてもうまく管理してくれた。この51日間、グループの管理者でなければならなかったが、監督は僕らのリーダーであり、完璧な模範だった』
『良い時も悪い時も、常に自分たちのアイデンティティを保ち続けた。それが決勝にたどり着き、タイトルを勝ち取るための基本だね』
『アルゼンチンはレオ(メッシ)と繋がるためにダイレクトなプレーをしてくることは分かっていた。前半はミスを恐れてしまっていたが、70分以降は試合を支配できたと思う』
『自分のグローブが話せるなら、「他のGKのグローブほど働かなくて済んだ」と言うだろうね。7試合無失点という数字は破るのが非常に難しいものだが、それは僕だけの手柄ではなくチームメイトのおかげだ。守備のレベルの高さに本当に感謝している』
『ワールドカップ以上のものはない。ユーロとは比べ物にならないよ。この瞬間を楽しみ、自分たちが成し遂げたことを自覚しなければならない』
(via Mundo Deportivo)
ニコ・ウィリアムズのW杯制覇
🏆 アスレティックでのシーズンは怪我や不調に悩まされ、万全とは言えない状態でW杯を迎えたニコ・ウィリアムズでしたが、決勝のアルゼンチン戦で見事に大仕事をやってのけました。
後半からピッチに立つと、左サイドから相手の脅威となり続け、延長後半の106分にはペドロ・ポロのクロスをヘディングで折り返し、フェラン・トーレスの歴史的な決勝ゴールをアシストしました。延長前半には自身のゴールが幻となる不運な判定もありましたが、最後まで諦めずに走り抜き、スペインに2つ目の星をもたらしました。
試合後のロッカールームでは、親友のラミン・ヤマルとともにマイケル・ジャクソン風のダンスステップを披露して歓喜を爆発させました。また、海外メディアのインタビューではポルトガル語でブラジルに向けて挨拶し、自身のアイドルであるネイマールにこの優勝を捧げるという粋な一面も見せました。
試合後、感極まった様子で苦難のシーズンを振り返りながら喜びを語っています。
『本当にどれだけ凄いことかまだ実感できていないけど、すごく幸せだ。信じられないよ』
『全員がチームに貢献するためにここにいる。スター気取りで来る選手なんていない。みんなのためにハードワークしているんだ』
『最悪な経験をして、辛い思いをたくさん味わって、今こうして栄光にキスをしている。何て言えばいいんだろう?今年経験したすべての苦しみを思えば、今日は人生で一番幸せな日だ。多くの人が僕と同じくらい祝ってくれているといいな。これは友人たち、そして家族のためのものだよ』
『このまま代表を引退しちゃおうかな。冗談、冗談だよ』
『スピードを上げすぎて、自分でボールを出した後、疲れ切っていて目の前が真っ暗になってしまったんだ。ラミンからは自分がフリーだったと言われたけど、全く見えていなかったんだよ』
(via SPORT)
【本日の総括】
エディン・テルジッチ新監督の下、プレシーズンマッチで若手も躍動し11ゴールの圧勝劇を見せたアスレティック・ビルバオ。一方で前線の補強の噂も浮上しています。そして何より、ワールドカップの舞台でウナイ・シモンが歴史的無失点記録とともに最優秀GKに輝き、ニコ・ウィリアムズが苦難のシーズンを乗り越えて決勝アシストを記録するなど、クラブの誇る選手たちが世界一の栄光を手にしました。