セビージャFC

セビージャはプレシーズン最初の親善試合となるフベントゥド・トレモリーノス戦に臨み、ミゲル・シエラのPKによる1-0で白星発進を飾った。ルイス・ガルシア・プラサ監督は23選手を起用し、新戦力のアルナウ・サンガンテ、ジョン・グリディ、フアン・イグレシアスがデビューを果たした。カンテラーノのマヌエル・アンヘルらも存在感を見せている。(via Estadio Deportivo)

一方で、ナイジェリア人FWアコル・アダムスのヴェネツィアへの移籍が合意に達した。移籍金は固定1680万ユーロで、変動ボーナスを含めると最大2350万ユーロに達する好条件での売却となる。また、タンギ・ニアンズはLOSCリールへの移籍に向けてメディカルチェックの最終段階を迎えており、左サイドバックのオソ(ホアキン・マルティネス)に対してもフィオレンティーナから1200万ユーロのオファーが届いている。補強面では、レアル・サラゴサのアドリアン・リソやジローナのイバン・マルティンをリストアップしている。(via ElDesmarque)

アトレティコ・マドリード

スポルティングCPからデンマーク代表MFモルテン・ヒュルマンドを完全移籍で獲得したことを公式発表した。契約期間は2031年までで、移籍金は4000万ユーロに500万ユーロのボーナスが付随する。ヒュルマンドは『アトレティに加わることは夢の実現。チームの守備と攻撃のバランスをとるプレーをしたい』と強い意気込みを語っている。(via Mundo Deportivo)

退団を希望しているとされるフリアン・アルバレスについては、クラブのレジェンドであるセルヒオ・アグエロが『彼も正直に語っただけで、話し合えば解決できる。アトレティコに残留できると思う』と擁護のコメントを残している。現在、バルセロナが獲得を狙って交渉を続けている。(via SPORT)

セルタ・デ・ビーゴ

マルコス・アロンソが2028年までの契約延長にサインした。他クラブから金銭的に好条件のオファーがあったものの、プロジェクトの継続と家族の近くにいることを優先した結果の決断。契約には2027年夏に両者が契約を解除できるオプションが含まれている。(via Estadio Deportivo)

また、ウゴ・ソテロがレバンテへの期限付き移籍で基本合意に達した。中盤の競争激化により出場機会を求めており、買い取りオプションの条件について最終調整中である。さらに、スペイン代表でのボルハ・イグレシアスのW杯準決勝進出により、休養期間を確保するリーグ規定が適用され、開幕戦のオサスナ戦が延期される見通しとなっている。なお、アカデミー出身のアンドレス・アンタニョンとアンショ・ロドリゲスが、U-19スペイン代表としてU-19欧州選手権で優勝を飾った。(via SPORT)

ビジャレアルCF

カンテラで9年間育った21歳のウインガー、ビクトル・モレノがCDテネリフェへ完全移籍することが公式発表された。昨季はクルトゥラル・レオネサにレンタルされていたが、今季のイニゴ・ペレス監督の構想からは外れていた。(via SPORT)

カンテラ所属のウゴ・ロペス、ホセ・ガイタン、パウ・ポロの3選手が、U-19欧州選手権でスペイン代表として優勝を果たした。一方で、他クラブの試合がW杯の影響で延期される中、ビジャレアルのリーグ開幕戦(ラシン・サンタンデール戦)は影響を受けず、予定通り8月15日の週末に開催される。(via SPORT)

バレンシアCF

東京FCから加入した日本人MF、佐藤龍之介(Ryunosuke Sato)について、かつて東京FCで彼を指導したアルベルト・プッチ監督が絶賛のコメントを送った。『彼が初めてボールに触れた時、バルサのカンテラのようなボールコントロールと繊細なタッチに驚いた。16歳であの落ち着きとパスセンスを持っているのは日本では異例だ。人間性も素晴らしく、バレンシアのファンも彼を楽しむだろう』と語り、そのプレースタイルを『ペドリやフェルミンに似た部分がある』と高く評価した。(via SPORT)

佐藤龍之介自身もインタビューに応え、『とても興奮している。サイドでも中盤でも攻撃的なポジションならどこでもプレーできる。チャンスメイクやアシストが好きだが守備も楽しむ。日本の文化とは違うスペインの建築や文化が好きで、ゴルフやEAFCなどのゲームもする』とプライベートな一面も明かした。ファンに向けては『ピッチに立つ毎分、100%を出し切る』と熱い決意を語っている。(via ElDesmarque)

その佐藤とギド・ロドリゲスは、アルシラで開催されたペーニャ(ファンクラブ)の第30回コンベンションに出席。ギドはファンに対し『ヨーロッパの舞台を目指す』と語り、来季からペーニャの拠点が新メスタージャに移ることも発表された。(via ElDesmarque)

戦力整理の面では、ジェンク・エズカジャルとバプティスト・サンタマリアがカルロス・コルベラン監督の構想外となり、プレシーズンのジローナ合宿不参加が決定。サンタマリアはギリシャのPAOKテッサロニキへの完全移籍に向けたメディカルチェックへ向かい、エズカジャルはバレンシアに残り移籍先を探す。また、ベルギー代表がW杯で敗退したため、右サイドバックのトマ・ムニエの獲得が迫っており、近日中にメディカルチェックを受け、1年+1年オプションの契約を結ぶ予定である。(via ElDesmarque)

なお、近年の主力売却により、現在のチームで高い市場価値を持つ選手はハビ・ゲラのみとなっている。(via MARCA)

レアル・ベティス

ドイツのハルゼヴィンケルでのプレシーズン合宿が進行中。新加入のファクンド・ベルナルとフラン・ガルシアがトレーニングに参加し、イスコも順調に調整を続けている。アントニー・ドス・サントスは家庭の事情で合流が遅れている。(via Estadio Deportivo)

ダニ・セバージョスの復帰に向けた動きも続いている。本人はセビージャを訪れ、『とにかくプレーしたいし、重要だと感じたい。それ以外は二の次だ』と語り、年俸ダウンを受け入れる姿勢を見せている。しかし、アンヘル・アロ会長は現在のクラブの経済状況から『現実的ではない』と慎重な姿勢を崩しておらず、クラブは資金捻出に動いている。その一環として、ネルソン・デオッサのヴァスコ・ダ・ガマへの移籍交渉が再開される見込み。また、ストライカーの補強については、市場価格が高騰しているため適切なタイミングを待つ方針を固めている。(via ElDesmarque)

ラモン・プラネス元TDの遺産であるセルジ・アルティミラやチャディ・リアドらの売却により多額の利益を得ているクラブは、次の大型売却候補としてアブデをリストアップしており、本人も将来のプレミアリーグ挑戦を見据えて英語のレッスンを受けている。一方で、ジローナのアルナウ・マルティネスの獲得にも興味を示している。なお、カンテラ所属のモランテとマヌ・ゴンサレスがU-19欧州選手権で優勝し、モランテは得点王に輝いた。(via Estadio Deportivo)

ジローナFC

モロッコ代表MFアゼディン・ウナヒに対し、アヤックスが獲得交渉を開始した。ウナヒはW杯でも活躍し評価を高めており、契約解除金は2500万ユーロに設定されているが、アヤックスは減額交渉を試みている。(via SPORT)

さらに、ウクライナ代表MFビクトル・ツィガンコフについて、エスパニョールが獲得に興味を示している。契約解除金は3000万ユーロで、保有権の50%をディナモ・キエフが持っているため、交渉の難航が予想されている。また、DFアルナウ・マルティネスに対してベティスが関心を寄せている。(via Estadio Deportivo)

レアル・ソシエダ

26/27シーズンの第3ユニフォームが発表された。赤を基調に緑と白を取り入れたバスク国旗(イクリニャ)をオマージュしたデザインとなっている。しかし、エンブレムが白と赤のモノクロ仕様となっており、ライバルのアスレティック・ビルバオを連想させるとファンから激しい批判の声が上がっている。第2ユニフォームからイクリニャが消えたことへの不満に対する対応と見られていたが、思わぬ火種となっている。(via ElDesmarque)

また、W杯でチーム内最多の4ゴールを挙げているミケル・オヤルサバルについて、準決勝フランス戦での活躍に大きな期待が寄せられている。(via Estadio Deportivo)

アスレティック・ビルバオ

FWウルコ・イセタのラ・リーガ・ハイパーモーション(2部)カディスへの完全移籍が公式発表された。契約は2031年までの5年間。昨季ミランデスへのレンタルで15ゴールを挙げた実績があり、移籍金に加え、目標達成ボーナス、将来の売却益の一部、買い戻し優先権がビルバオ側に設定される取引となった。(via MARCA)

RCDエスパニョール

カステリョンからMFアレックス・カラトラバを完全移籍で獲得したと公式発表した。移籍金は500万ユーロ以上で、2031年までの契約。入団会見で『マノロ・ゴンサレス監督のように自分も下から這い上がってきた。クラブのプロジェクトに惹かれた』と決意を語った。(via SPORT)

補強戦略として、モンチSDがローマのDFマリオ・エルモソとジローナのMFビクトル・ツィガンコフの獲得を画策している。しかし両選手とも給与や移籍金が高額であり、財政的なハードルが高い状況となっている。(via Estadio Deportivo)

ヘタフェCF

ドミニカ共和国代表の若手ウインガー、ペテル・フェデリコがポーランド1部のグールニク・ザブジェへ完全移籍したと発表された。昨季はバジャドリードにレンタルされており、これが今夏8人目の退団選手となる。(via MARCA)

CDレガネス

レバンテとのプレシーズンマッチに臨み、1-2で敗戦を喫した。前半終了間際に失点したが、後半にロベルト・ロペスのゴールで一時同点に追いつく意地を見せた。(via SPORT)

RCDマジョルカ

ベティスで控えとなっているGKパウ・ロペスの獲得を狙っており、現在の給与を維持した4年契約と、1部復帰プロジェクトのリーダーとしての役割を提示している。しかし、パウ・ロペス自身はベティスでの現状に満足しており、退団を考えていない模様。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

本日は各クラブのプレシーズンマッチが本格化し、若手の台頭や新戦力のデビューが相次いだ。移籍市場では、アトレティコのヒュルマンド獲得やエスパニョールのカラトラバ獲得など実力者の移動が正式発表されたほか、セビージャのアダムスやバレンシアのサンタマリアなど、チームの財政を整えるための主力や余剰戦力の売却も急速に進んでいる。バレンシアに加入した日本人・佐藤龍之介への期待値も非常に高く、開幕に向けた各クラブの戦力整備とプレシーズンの仕上がりに引き続き注目が集まる。