ジローナFC
ジローナFCとウクライナ代表アタッカーのビクトル・ツィガンコフ選手の間で、修復不可能なレベルの決定的な対立が発生しています。クラブ側は、ツィガンコフ選手に対する契約違反を理由に、正式な規律処分手続きの開始を公式発表しました。 (via ElDesmarque)
この泥沼の闘争の引き金となったのは、ラ・リーガ開幕のレガネス戦。クラブ側が『ツィガンコフが遠征への帯同やクラブのユニフォーム着用を拒否した』と厳しく主張したのに対し、ツィガンコフ選手は自身のSNSで『クラブ側の主張はまったく事実ではない。後日、自分からすべての真実を詳しく語るつもりだ』と真っ向から怒りの反論を展開し、両者の意見は完全に対立しています。 (via ElDesmarque)
背景には、ジローナが2部リーグへと降格したことに伴う契約解除違約金の下落があります。降格前の3000万ユーロから、現在は1000万ユーロへと大幅に引き下げられており、選手側は早期の他クラブへの移籍を熱望。しかし、クラブ側が頑なに交渉や移籍の容認を拒絶していることに、ツィガンコフ選手は激しい不満とフラストレーションを募らせています。現在、このお買い得となった超一流アタッカーに対し、国内ラ・リーガのセルタやエスパニョール、バレンシア、さらにはオランダの名門アヤックスといった国内外のビッグクラブがこぞって獲得への強い関心を示しており、夏の移籍市場閉幕に向け、さらに激しい強奪戦と泥沼の移籍劇が繰り広げられることは確実視されています。 (via ElDesmarque)
ラ・リーガ・ハイペルモーション
ラ・リーガの2部リーグ(セグンダ・ディビシオン)も、開幕から凄まじい熱量と激しい勢力争いが展開されています。 (via AS)
今節の主役となったのは、エスタディオ・エリオドロ・ロドリゲス・ロペスにおいて、1部昇格の有力候補であるUDアルメリアを1-0で下したCDテネリフェでした。チームを率いるアルバート・セルベラ監督は、昨シーズン限りで現役引退を発表したクラブの「不滅のレジェンド」であり、公式試合出場数で歴代2位を誇るAitor Sanz氏のオマージュセレモニー(両チームがピッチに形成した温かい花道)の余韻が残る中、前半31分にエースの Enric Gallego 選手が Víctor Moreno 選手のラストパスから電撃的な決勝ゴール(1-0)を突き刺し、満員のスタジアムを熱狂させました。テネリフェはこれで開幕2連勝となり、最高のロケットスタートを切っています。 (via SPORT / Mundo Deportivo)
同じくカナリア諸島のライバルであるUDラス・パルマスも、エスタディオ・アルフォンソ・ムルーベで行われたCeuta戦に0-2で完勝。ラス・パルマスの攻撃陣で絶対的な輝きを放っているのが、日本代表アタッカーの宮代大聖(Taisei Miyashiro)選手です。宮代選手は、今夏のプレシーズンから抜群のコンビネーションを示しており、この試合でもチームに決定的な得点をもたらしただけでなく、現在2部リーグの「アシストチャート首位」に君臨するなど、その圧倒的な存在感を世界に証明しています。チームはその他にもジェセ選手やサンドロ・ラミレス選手らのゴールで、テネリフェと並んで勝ち点6の暫定首位に君臨しています。 (via SPORT / AS)
さらに、ジェラール・ピケ氏がオーナーを務めるFCアンドラが、Ceutaを5-1防破してリーグ最多得点チームとして浮上。ピケ氏は『いつかこのクラブでチャンピオンズリーグのアンセムを聴くのが私の夢だ』と語り、チームの限界のない野心をアピールしました。 (via Estadio Deportivo)
また、ニコラス・ラルカモン新監督率いるスポルティング・ヒホンは、ホームのエル・モリノンにおいて、エースのファン・オテロ選手の電撃先制弾によってブルゴスCFを1-0で下し、ラルカモン新体制における「歴史的な初勝利」を達成してサポーターとの熱い絆を取り戻しました。チームはさらに、イタリアのヴェネツィアからコルドバ出身の若きストライカー、アントニオ・カサス(Antonio Casas)選手をレンタル+将来の買取オプション付きで電撃獲得したことを正式発表。 (via SPORT / Marca)
一方、CDカステリョンは、ホームのCastaliaにおいてサバデルと0-0の引き分け。パブロ・エルナンデス監督は試合後、『ピッチの芝生が信じられないほど悪く、ゲームを行うことすら困難な、極めてインプラヤブレなコンディションだった。この劣悪な芝生が、自分たちのフットボールのクオリティを著しく低下させた最大の要因だ』と強く不満を爆発させ、行政やグラウンドキーパーたちに早急な改善を要求しました。 (via AS / SPORT)
また、SDエイバルはレアル・バリャドリードを1-0で下し、Eibarでのローン修行を開始した若きルーカス・ヌニェス選手が公式戦デビューを果たしました。敗れたバリャドリードでは、中盤に投入されたビクトル・ジュニア選手が奮闘したものの、決定的なスペースを突かれて敗北。ブルゴスCFでは、古巣との対決を控えたMFホセ・グラヘラ選手が、古巣ヒホンのサポーターに向けて『どうか落ち着いて長いシーズンを見守ってほしい。今週日曜日の試合で彼らが勝ち点を取りこぼしてくれればいいが(笑)、その後のシーズンはすべてが完璧に回り、彼らが昇格を達成できることを願っているよ』と笑顔で警告を送り、親愛とライバル意識をのぞかせました。 (via AS / ElDesmarque / SPORT)
【本日の総括】
本日はアトレティコ対ビジャレアルの劇的なドロー劇をはじめ、バルサに敗れたエルチェのブオナノッテの台頭、バレンシアでの18歳の和製ファンタジスタ佐藤龍之介の輝かしい先発デビュー、2部での宮代大聖の圧倒的なアシスト王としての躍進など、若きスターたちがピッチを鮮やかに彩りました。その一方で、ラージョのブタルケへの強制避難開催に伴うスタジアムとプレサ会長への凄まじい怒りのボイコット劇や、ジローナでのツィガンコフの契約違反処分、アラベス経営陣によるチケット不当配布への猛抗議ボイコット、エスパニョールのロベルト・フェルナンデス獲得オファー拒絶など、ピッチのすぐ外ではクラブとサポーター、および選手を取り巻く多大なる対立のドラマが生々しく交錯しています。移籍市場閉幕まで残り数日、選手登録のパズルと最終局面の駆け引きは、かつてないほどの熱量を帯びています。