アスレティック・ビルバオ

アスレティック・ビルバオはホームのサン・マメスにアトレティコ・マドリードを迎え、後半に圧倒的な攻撃力を披露して3-0の快勝を収めました。前半はアトレティコの攻勢にさらされ、相手のシュートがポストを直撃するなど冷や汗をかく場面が何度もありましたが、粘り強く守りきってスコアレスで折り返しました。後半に入ると、開始わずか1分で試合が動きます。イニャキ・ウィリアムズのシュート気味のラストパスを、ゴール前に走り込んだニコ・ウィリアムズが頭で合わせて先制ゴールを決めました。このゴールは、直前にオイハン・サンセトがボールをキープした際にタッチラインを割っていたかどうかのVAR確認が行われましたが、無事に得点が認められました。その直後の48分、今度はロベルト・ナバロがイニャキからの正確なパスを受け、ペナルティエリア内で巧みな切り返しから鮮やかなシュートを突き刺し、あっという間にリードを2点に広げました。終盤の89分には、カウンターからサンセトが駄目押しの3点目を決めて試合を終わらせました。エディン・テルジッチ監督は試合後、『このグループは我々に多くの祝福をもたらしてくれるだろう。アスレティックは勝つための準備ができているチームだ』と語り、4つのポジションをこなしたサンセトを『リーグ最高の一人になれるポテンシャルがある』と絶賛しました。また、前半終了間際に相手MFユルマンドと激しく衝突し頭部を負傷したDFジェライ・アルバレスは、ハーフタイムにアイトル・パレデスと交代しています。(via Mundo Deportivo)

アトレティコ・マドリード

アトレティコ・マドリードは敵地サン・マメスでアスレティック・ビルバオに0-3で敗れ、今シーズン初黒星を喫しました。前半はアトレティコが完全に主導権を握り、試合開始2分にク・サンインが放ったシュートがポストを叩いたほか、前半終了間際にもパブロ・バリオスの鋭いクロスシュートがポストを強打するなど、再三ゴールに迫りました。守備でも Marcos Llorente(マルコス・ジョレンテ)が相手のニコ・ウィリアムズをよく抑えて機能していましたが、後半開始直後の2分間で集中力を欠き、立て続けに2失点を喫して崩壊しました。ディエゴ・シメオネ監督は59分にコケ、フリアン・アルバレス、クティ・ロメロ、アルナウ・オルティスの4人を一挙に投入する大勝負に出ましたが、決定機はフリアン・アルバレスのシュートを相手守護神ウナイ・シモンにセーブされた場面のみに留まり、終了間際にも被弾して完敗となりました。試合後の記者会見で、シメオネ監督は後半の立ち上がりについて『2分間の不注意と解決能力の低さがすべて。チームはまだ構築の段階であり、この敗戦を糧にリアクションを示さなければならない。責任はすべて我々スタッフにある』と厳しく自己批判しました。また、控え選手たちの居残り練習に参加しなかったジュリアン・アルバレスについて質問した記者に対し、不機嫌な表情で『本気で言っているのか?コメントすることは何もない』と怒りを顕わにするなど、スタジアムには重苦しい雰囲気が漂っていました。なお、新加入のジョナサン・デイヴィッドは頸椎の筋肉痛(首の痛み)を訴えて急遽ベンチ外となっています。(via ElDesmarque)

デポルティーボ・ラ・コルーニャ

デポルティーボ・ラ・コルーニャは、ラ・セラミカでビジャレアルCFを2-3で撃破し、見事な逆転勝利を収めました。試合は激しいシーソーゲームとなり、前半に先制を許したものの、43分にピエール=エメリク・オーバメヤンの完璧なアシストからルイスミ・クルスが同点ゴールを決めて1-1で折り返しました。後半、76分に交代出場したばかりのアダマ・トラオレが不運にも頭でオウンゴールを記録してしまい1-2と勝ち越されましたが、そのわずか3分後の79分にオーバメヤンのスルーパスからザカリア・エダフシュリが冷静に流し込んで再び同点としました。そして87分、相手ディフェンスのミスを見逃さなかったオーバメヤンがボールを奪い、ゴールキーパーとの一対一を冷静に制して決勝の逆転ゴールを叩き込み、スタジアムを沈黙させました。オーバメヤンはこれでデビューから4試合連続ゴールをマークし、1ゴール2アシストと全得点に絡む異次元の活躍を見せました。また、バルセロナから加入した注目の Marc Casadó(マルク・カサド)が66分からピッチに立ち、中盤のデュエルや危険なシュートをブロックするなど素晴らしいデビューを飾りました。さらに先発デビューを果たしたウルグアイ代表DFホセ・マリア・ヒメネスは、ディエゴ・フォルラン監督率いる代表の9・10月の遠征プレリストに選出されており、守備のリーダーとしての貫録を示しています。アントニオ・イダルゴ監督は『オーバメヤンの日常の取り組みとクオリティは狂気レベルだ。残留という目標に向けて素晴らしい勝ち点8を獲得できた』と喜びを語りました。(via SPORT)

ビジャレアルCF

ビジャレアルCFは、本拠地ラ・セラミカでの今シーズン初戦でデポルティーボに2-3で敗れ、開幕4試合で2分2敗(勝ち点2、8失点)と深刻な不振に陥っています。試合は19分にアヨセ・ペレスからのスルーパスを受けたニコラス・ペペが巧みにネットを揺らして先制に成功。その後、一度は同点に追いつかれましたが、76分にジェラール・モレノのクロスが相手のオウンゴールを誘発して2-1とし、勝利を引き寄せたかに見えました。しかし、直後に守備の隙を突かれて同点とされると、87分にはディフェンスラインでの軽率なミスから逆転ゴールを許し、本拠地のサポーターから激しい指笛を浴びる結果となりました。イニゴ・ペレス監督は会見で非常に厳しい表情を浮かべ、『開幕からのスタートは非常に悪い。言い訳の余地はなく、痛みと怒り、そして危機感を感じる。個人レベルから深い分析が必要だ。火曜日にはドルトムントとのチャンピオンズリーグ初戦が控えており、悲しんでいる時間はない』と強い危機感を露わにしました。この試合では、新加入のナタン・サリバが先発デビューを果たし、中盤で高いエネルギーを見せるなど数少ない好材料となりましたが、チーム全体の守備構築が急務となっています。(via MARCA)

ラージョ・バジェカーノ

ラージョ・バジェカーノは、ホーム扱いのブタルケで行われたラシング・サンタンデール戦で3-2の劇的な逆転勝利を収め、今シーズン初勝利を挙げました。ピッチ外では、バジェカス・スタジアムの使用ライセンス問題を巡り、試合前に約3000人のサポーターが Raúl Martín Presa(ラウル・マルティン・プレサ)会長の辞任を求めるデモを行うなど、クラブは大きな混乱に揺れていました。試合も開始わずか4分に失点する苦しい立ち上がりでしたが、17分に Sergio Camello(セルヒオ・カメジョ)のアシストから Andrei Ratiu(アンドレイ・ラツィウ)が豪快なシュートを叩き込んで同点に追いつきました。その後1-2と勝ち越されましたが、前半終了間際にウナイ・ロペスのパスからカメジョが巧みに同点ゴールを奪うと、後半開始早々の47分にもウナイ・ロペスからのスルーパスにカメジョが反応し、キーパーの股を抜く技ありのシュートで3-2と逆転に成功しました。終盤の85分にフラン・ペレスが肘打ちにより一発退場となり、判定への抗議でベンチのホルヘ・デ・フルートスとアシスタントコーチも退場処分を受けるという過酷な状況に追い込まれましたが、スタジアムのブーイングと数々の逆境を跳ね除けて勝ち点3を死守しました。カメジョはこれで今シーズン5得点となり、ラフィーニャと並んでピチーチ(得点王)の暫定トップに立っています。ベニャト・サン・ホセ監督は『非常に欲しかった勝利だ。カメジョは偽の9番や10番としても機能する完璧なストライカーであり、これからもさらに要求を高めていく』とチームの団結力を誇りました。(via Estadio Deportivo)

ラシング・サンタンデール

ラシング・サンタンデールは、アウェイでのラージョ戦で2度のリードを奪いながらも2-3で惜敗しました。試合開始直後の4分、セルヒオ・カナレスがフリーキックを直接突き刺し、16年133日ぶり(2010年以来)となる記念すべきレーシングでのゴールで先制に成功しました。追いつかれた後の前半中盤には、今夏加入したパブロ・ガルシアが強烈な遠距離シュートを決めて1-2と再びリードを奪いました。しかし、ラージョのカウンターとカメジョの個人の能力を止められず3失点を喫しました。最大の波乱は80分に起こりました。コーナーキックから頭でネットを揺らして3-3の同点に追いついたかに見えましたが、主審のクインテロ・ゴンサレスはキーパーのダニ・カルデナスへの不可解なファウルを宣告し、ゴールを取り消しました。この判定に対し、レーシング側は猛抗議を行いました。55分からはバレンシアから加入したアンドレ・アルメイダがデビューし、パス成功率94%(32本中30本成功)、2回のデュエル勝利を記録して中盤に落ち着きを与えました。ホセ・アルベルト監督は試合後、『2ゴールを決めて敗れるのは到底受け入れられない。あの同点ゴールの取り消しは、ビデオアシスタントレフェリーが介入すべき明確なエラーであり、我々は明らかに不利益を被った』と激しい怒りを露わにしました。(via MARCA)

バレンシアCF

バレンシアCFは、日曜日に Mestalla(メスタージャ)で行われるFCバルセロナとのビッグマッチを前に、非常に厳しい局面に立たされています。カルロス・コルベラン監督は、土曜日のトレーニング中に負傷したディミトリ・フルキエを筆頭に、グイド・ロドリゲス、サディク・ウマル、ハーフ・デ・ハース、ホセ・コペテ、ルイス・リオハ、ディエゴ・ロペス、セルジ・カノスの計7名を怪我で欠く大緊急事態に陥っています。この極限状態を切り抜けるため、指揮官はバルサを封じ込めるための「変則5バック」の導入を決定しました。週間の練習では、中盤の要である Pepelu(ペペル)を最終ラインに下げ、モウクタル・ディアカビやチェザール・タレガと並ぶ3バックの中央(または homme libre)として起用するテストを繰り返しています。これに伴い、中盤の底にはマニから今夏フリーで加入した Aliou Dieng(アリウ・ディエン)が初先発を果たすことが確実視されています。

そして、この大一番で最大の注目を集めるのが、日本人MF佐藤隆之介(Ryunosuke Sato)です。コルベラン監督は佐藤の攻撃センスと運動量を高く評価しており、バルセロナという強力なライバルを迎え撃つスタメンの構成に佐藤を指名することが確実となりました。佐藤はハビ・ゲラ、フィリップ・ウグリニッチ、アリウ・ディエンと共に中盤を形成し、前線のアルナウト・ダンジュマをサポートする重要な役割を担います。また、移籍最終日にリヴァプールからレンタルで加入したハーヴェイ・エリオットも初の招集メンバー入りを果たしており、後半からピッチに立つ見込みです。ピッチ外では、Col·lectiu de Penyesがピーター・リム体制(Meriton)に対する大規模な抗議活動を行うことを公式に発表しており、34度から36度におよぶ猛暑のメスタージャは、あらゆる意味で熱い戦いの舞台となります。(via Superdeporte)

セビージャFC

セビージャFCは日曜日のエスパニョール戦に向けて、移籍市場最終日に獲得した Youssouf Fofana(ユスフ・フォファナ)、Félix Correia(フェリックス・コレイア)、Lucas Stassin(ルーカス・スタシン)の3選手をすべて招集メンバーに含めました。ルイス・ガルシア・プラサ監督は会見で、『彼らは100%戦力となるが、チームのスタイルに特徴を適応させるための調整が必要だ』とコメントしました。特に、中盤のジョージ・コチョラシュヴィリとフォファナの加入により、これまで主力として活躍してきた18歳の期待の星ニコ・ギジェンは出場機会が減少することが懸念されています。そのため、クラブはギジェンのリズムと試合勘を維持するために、彼を日曜日のBチーム(セビージャ・アトレティコ)の開幕戦にスタメン出場させる計画を立てました。指揮官は『ギジェンを高く評価しているが、今は出場時間を確保することが最優先だ。月曜日には再びトップチームの練習に戻す』と説明しています。また、負傷中のルベン・バルガス(膝の怪我)とマルコンは欠場となります。戦術面では、前線にロビー・ウアとイサク・ロメロを並べる4-4-2へのシステム変更がテストされており、より攻撃的な布陣で勝利を狙う構えです。(via Estadio Deportivo)

RCDエスパニョール

RCDエスパニョールは、セビージャを迎えるホームゲームで、マノロ・ゴンサレス監督の就任100試合目という節目を迎えます。しかし、チームはハビ・プアドやキケ・ガルシアといった前線の主力を怪我で欠いており、さらに新加入のゴロサベルも adductor(内転筋)の痛みを抱えて欠場が確定するなど、厳しい台所事情に見舞われています。このような逆境の中で、今夏獲得した最大の注目株である Bryan Zaragoza(ブライアン・サラゴサ)が怪我から復帰し、招集メンバーに入ることが正式に確認されました。指揮官は『ブライアンは確実にベンチに入る。徐々にコンディションを上げていく必要があるが、試合の流れを見て数分間プレーさせるつもりだ』と明かしました。また、チームに対しては『先週末の敗戦のように、立ち上がりに遅れて後手に回ることは許されない。最初の一秒、1分目からピッチの上を飛び立つ(salir a volar)ような強い意識で戦わなければならない』と闘志を要求しました。(via SPORT)

レアル・ソシエダ

レアル・ソシエダは月曜日のエルチェ戦に向けて準備を進める中、ズビエタ(育成組織)から極めて明るいニュースが届いています。今夏ソシエダが200万ユーロを投じて獲得した2005年生まれの日本人DF「Kita(木太)」が、セカンドチーム(Sanse)で圧巻のパフォーマンスを披露し、関係者の間で大絶賛されています。Kitaはあと2週間で21歳を迎える左利きのセンターバックで、強靭な体躯と空中戦での強さ、さらには最後尾から針の穴を通すような正確なフィードを送ることができるビルドアップ能力を備えています。すでに指導陣を完全に納得させており、トップチームのペレグリーニ・マタラッツォ監督もその動向を注視しています。マタラッツォ監督は前節、後半にジョン・マルティンとズベルディアの左右のポジションを入れ替えてビルドアップの改善を試みるなど、3バックの導入を含めた新しいディフェンスの形を模索しており、Kitaのプレースタイルはまさにこのシステムに完璧に合致すると見られています。また、左サイドバックにはバルセロナからローンで加入したエクトル・フォルトの先発起用もテストされています。

一方、過去2シーズンにわたりチームの絶対的なエースとして君臨してきた久保建英(Takefusa Kubo)については、今シーズンは本来の力を発揮できておらず、調子の波に苦しんでいると現地で指摘されています。しかし、周囲の若手ディフェンダー陣の台頭が良い刺激となっており、月曜日のエルチェ戦では再び先発ウイングとして圧倒的なパフォーマンスを取り戻すことが期待されています。(via DiarioVasco)

ヘタフェCF

ヘタフェCFは、月曜日に Coliseum(コリセウム)にセルタを迎え撃ちます。ホセ・ボルダラス監督は記者会見で、今夏の移籍市場の成果について率直に語り、『選手層が著しく薄いことは、会長もサポーターも私も全員が同じ意見だ。3つのコンペティション(ラ・リーガ、コパ・デル・レイ、カンファレンスリーグ)を戦い抜くには、この人数はあまりにも少なすぎる』と不満を隠しませんでした。それでも、『ヨーロッパでの戦いを諦めるつもりは絶対にない。我々の目標はラ・リーガでの残留(Permanencia)だが、ピッチに立つすべての試合で魂を込めて戦う』と強い覚悟を口にしました。選手情報としては、負傷していたマリオ・マルティンとアンドレス・ガルシアが順調に回復しており、セルタ戦でメンバー入りする見込みです。一方で、去就が注目され練習でも別メニュー調整が続いていたモロッコ代表DFアブデル・アブカルについて、指揮官は『彼は今もヘタフェの大切な一員であり、日曜日に行われる最後のセッションでの状態を見て起用を決定する』と残留を強調しました。(via ElDesmarque)

デポルティーボ・アラベス

デポルティーボ・アラベスは、日曜日に Mendizorroza(メンディソロサ)でCAオサスナとの「無敗・無失点ディフェンス対決」に臨みます。開幕3試合で2勝1分(勝ち点7)を獲得し、ヨーロッパ圏内の暫定4位に位置するババソロ(アラベス)ですが、チームは今週、新星ミケル・ロドリゲスが右膝の十字靭帯を断裂し今シーズン絶望となるという、あまりにも悲劇的な知らせに見舞われました。このショックを払拭するためにも、 Enrique Sánchez Flores(キケ・サンチェス・フローレス)監督はチームの再団結を呼びかけています。オサスナ戦では、負傷を抱えるトニ・マルティネスの代役として、アルゼンチン人ストライカーのルーカス・ボジェが最前線で体を張り、強固なオサスナの守備陣を崩すためのキーマンとなります。(via MARCA)

CAオサスナ

CAオサスナは、アラベスと同じく勝ち点7(暫定5位)で、素晴らしいシーズンスタートを切っています。ルイス・ミゲル・ラミス監督は会見で、『我々のディフェンスの強固さは選手たちのハードワークの賜物であり、このダービーでさらに勝ち点を積み上げたい』と自信を語りました。チームには、新加入のイェボア、ディエゴ・リコ、ロマン・デル・カスティージョの3選手が帯同しており、この試合でデビューを飾る可能性が十分にあります。前線では、今シーズンすでにペナルティキックから2得点を挙げ、昨シーズンの得点力がフロックでなかったことを証明しているエース、アンテ・ブディミルの決定力にすべてが託されています。(via MARCA)

RCDマジョルカ

RCDマジョルカは、アウェイで行われたラ・リーガ2部(Hypermotion)のエルデンセ戦で0-0のスコアレスドローに終わり、アウェイでの得点力不足が改めて浮き彫りとなりました。前半からマジョルカがポゼッションを高めて優勢に進め、前半終了間際の45分にはマヌ・モルラネスがエリア内で倒されてペナルティキックを獲得しました。しかし、これをアレックス・サラが強烈に放ったシュートは無情にもポストを直撃し、最大の先制のチャンスを逸しました。後半、ルイス・ガルシア監督はパブロ・トーレやアダム・ブクサといった攻撃的な選手を投入して状況打開を図りましたが、エルデンセの組織的なブロックと、マジョルカのダルダーらのシュートを再三ストップした相手GKラモン・ビラの牙城を崩すことができず、勝ち点1を分け合うに留まりました。これでアウェイでの2試合は1分1敗でノーゴールとなり、昇格候補としての勝負強さが問われています。(via Mundo Deportivo)

ジローナFC

ジローナFCは、歴史的な敵地エル・モリノンに乗り込み、スポルティング・ヒホンを2-0で下して暫定2位に浮上しました。試合を動かしたのは、今夏1800万ユーロの移籍金で加入したコロンビア代表ヤセル・アスプリージャでした。27分、ゴールキーパーのパウロ・ガッザニガからの驚異的な超ロングキックに反応したアスプリージャが、背後に走り込んで見事な空中コントロールから、相手GKルーベン・ヤニェスの頭上を越す芸術的なループシュートを沈めて先制しました。アスプリージャはこれで今シーズン4得点目となり、エースとしての存在感を示しています。守備面では、17歳の新星センターバック、ホームズ・ジュニオールが、 Sporting の絶対的エースであるオテロを完璧に完封する圧巻のパフォーマンスを披露。さらに68分からピッチに入った新戦力のカルレス・ペレスが、わずか7分後の75分に自陣から驚異的なスピードで独走し、相手ディフェンダーを切り返しでかわして右足の鮮烈なシュートを流し込み、移籍初ゴールとなる決定的な2点目を決めて試合を決定づけました。キケ・アルバレス監督は『アスプリージャのクオリティは本物であり、ホームでの大勝に続き、敵地で苦しみながらも勝ちきる強さが備わってきた』と手応えを語りました。(via Esport3)

レアル・バジャドリード

レアル・バジャドリードは、ホームのホセ・ゾリージャでFCアンドラを1-0で破り、今シーズン待望のホーム初勝利を飾りました。試合は12分、マティス・ラシュエルが鋭く送ったフリーキックのクロスが、皮肉にもかつてバジャドリードに所属していた相手DFディエゴ・アレンデの頭に当たり、オウンゴールとなってバジャドリードが先制しました。その後はアンドラがボールを支配して猛攻を仕掛け、後半にはシュートが幾度となくバジャドリードのゴールを襲いました。特に相手MFエフェ・アクマンや交代入りのゴルボヴィッチに決定的なシュートを打たれましたが、守護神アセベスが驚異的なセーブでこれを死守。終盤にはDavid Torres(ダビド・トレス)が追加点を決めたものの、VAR判定により僅かな差でオフサイドとなり取り消される場面もありましたが、フラン・エスクリバ監督が後半に導入した強固な5バックが機能し、アンドラの追撃を許さず、完封で貴重な勝ち点3をもぎ取りました。(via MARCA)

レアル・サラゴサ

レアル・サラゴサは、本拠地イベルカハ・エスタディオでのアンテケラ戦に1-0で勝利し、サポーターに大きな感動をもたらしました。この勝利により、サラゴサは「ホームでの未勝利期間」および「クリーンシートの不在期間」を、ともに160日(5ヶ月以上)ぶりにストップさせることに成功しました。試合を決定づけたのは、この日MVP級の守備を見せたDFディエゴ・ゴンサレスでした。ゴンサレスはディフェンスでの圧倒的な働きに加え、値千金の決勝ゴールを自ら奪い、守護神ウェステルフェルトの好セーブとともにアンテケラの反撃を完全にシャットアウトしました。スタジアムの貴賓席(Palco)には、クラブの新しい筆頭株主となった「A.GAIN」の新経営陣であるリチャード・リー、サントス・ナゴレ、そして交渉の架け橋となった元サラゴサの伝説的ゴールキーパー、セサール・サンチェスが並んで観戦しており、新時代の幕開けを予感させる記念すべき夜となりました。(via SPORT)

レアル・オビエド

レアル・オビエドは、ブルゴスCFとの対戦に向けてホームのカルロス・タルティエレで今シーズン初のホーム勝利を狙っています。チームは、エースとして期待されるクリス・ラモスとカルロス・フェルナンデスを怪我で欠いており、さらに中盤の主力シャイラも長期離脱中と非常に厳しい布陣となっています。ハビ・カレロ監督は、前節で成功を収めた5バックから本来の4バックに戻すことを検討しており、中盤には怪我から復帰したアルベルト・レイナが先発に復帰する見込みです。対するブルゴスには、かつてオビエドに所属し、今シーズンすでに3試合で2ゴールを挙げている絶好調のFWアレックス・フォレスが前線の脅威として立ちはだかるため、カレロ監督は守備陣の集中力を極限まで高めるよう求めています。(via SPORT)

レバンテUD

レバンテUDは、日曜日にラ・ロサレーダで行われるマラガCF戦に向け、最終調整中に不測の事態に見舞われました。今夏獲得し、好調を維持していた若きエース候補のエッタ・エヨンが、金曜日のトレーニング終了後に筋肉に違和感を訴え、メディカルスタッフの判断により遠征メンバーから急遽除外されました。ルイス・カストロ監督は『昨日は素晴らしい練習をこなしていたが、痛みを訴えた以上、シーズン初期にリスクを冒すことはしない』と説明しました。さらに、ストライカーのプリモも負傷欠場となるため、最終日に加わったアゼル・タペとラトコフが急遽遠征に帯同することとなり、適応期間が短い中でぶっつけ本番での出場可能性が高まっています。(via SPORT)

マラガCF

マラガCFは、開幕3試合で1分2敗と未だ勝ち星がないものの、ラ・ロサレーダでのレバンテUD戦で今シーズン初勝利を誓っています。ペペ・メル監督は、バレンシアを5-1で粉砕した好調なレバンテの破壊力を警戒しつつも、『我々はホームで極めてコンパクトで戦いづらいチームであり、相手にスペースを与えなければ必ず勝機はある』と自信をのぞかせました。前線では、負傷から復帰したラファ・ロレンソや、David Larrubia(ダビド・ラルビア)がスタメンとしてサイドから仕掛け、ゴールキーパーのアルフォンソ・エレーロを中心とした強固な守備からカウンターを狙う戦略で格上を迎え撃ちます。(via SPORT)

【本日の総括】

今節のラ・リーガは、名門復活を予感させる熱い戦いが各地で繰り広げられました。アスレティック・ビルバオがサン・マメスで見せた魔の2分間の集中攻撃は、今シーズンの彼らの可能性を証明するに十分な強烈さであり、敗れたアトレティコ・マドリードにとってはCLのリヴァプール戦を前に深い自己批判が必要な痛恨の敗戦となりました。また、ピエール=エメリク・オーバメヤンが驚異の決定力でビジャレアルを沈めたデポルティーボの逆転勝利は、1部復帰組の勢いを強烈に印象づけています。

ピッチ外でのライセンス問題やプレサ会長への抗議デモに揺れるラージョが、カメジョのピチーチ暫定トップに躍り出る2得点で勝利を掴んだ姿は、これぞリーガというべき雑草魂を感じさせます。次節では、7人の負傷者を抱えて変則5バックを準備するバレンシアと、日本人MF佐藤隆之介のバルセロナ戦先発濃厚のニュース、さらにはソシエダBで圧倒的な輝きを放つ次世代DFの「Kita」など、日本人選手を巡る大きな変化の兆しが訪れており、ラ・リーガの戦いは今後さらに激しさを増していくことは間違いありません。