1部復帰に向けた再建と資金繰り

🏴‍☠️ RCDマジョルカは、2部リーグ(ラ・リーガ・ハイパーモーション)での再建オペレーションを急ピッチで進めている。クラブはすでに主力選手の売却により、1800万ユーロもの貴重な追加資金を確保した。内訳としては、ヴェダト・ムリキをフェネルバフチェへ1200万ユーロ、パブロ・マフェオをオリンピアコスへ300万ユーロ、そしてサイル・ラリンをサウサンプトンへ300万ユーロ強で売却したことによるものだ。

💰 さらに、1部からの降格に伴う救済金として1600万ユーロを受け取る権利を有している。ただし、規定により最初の1年間で利用できるのはその半額のみとなる。また、マルティン・デミチェリス前監督がRBライプツィヒへ引き抜かれたことで、250万ユーロの違約金もクラブの金庫にもたらされた。パブロ・オルテルスSDが陣頭指揮を執るスポーツ部門は、まずはクラブの経済的な余裕と使える予算の枠組みを明確にしたうえで、1部へ即座に復帰できる競争力のあるチーム作りを進めていく方針を固めている。 (via SPORT)

ムリキのフェネルバフチェ移籍

🇹🇷 ヴェダト・ムリキがフェネルバフチェへ移籍することが両クラブ間で正式に合意に達した。2021/22シーズンの冬の移籍市場でレンタル加入して以来、マジョルカのファンから深く愛されてきたコソボ代表ストライカーは、クラブの歴史に黄金の文字でその名を刻んで島を去る。加入初年度には5ゴール3アシストを記録して劇的な1部残留に貢献し、翌夏に完全移籍。2022/23シーズンにはリーグとコパ・デル・レイを合わせて16ゴールを挙げ、見事な9位フィニッシュの立役者となった。

👑 続く2シーズンでもそれぞれ7ゴールを記録し、2024年のコパ・デル・レイ決勝や2025年のスーペルコパ準決勝といったクラブの記憶に残る大舞台でも先発出場を果たした。最終的に彼は1部リーグで通算57ゴールを記録し、サミュエル・エトーを抜いてマジョルカの1部におけるクラブ史上最多得点者となった。公式戦通算では155試合に出場し、58ゴール、12アシストという素晴らしい数字を残し、昨季もリーグ2位となる23ゴールを挙げている。

🗣️ ムリキは自身のSNSを通じてファンに動画で別れを告げた。

『心の底から、あなたたちが私のためにしてくれたすべてのことに感謝しています。本当にありがとう、あなたたちの海賊はみんなをとても愛しています』 (via ElDesmarque / SPORT)

新監督選びが最優先事項

👔 マルティン・デミチェリス前監督がRBライプツィヒへ旅立ったことで、クラブのスポーツ部門は新監督の決定を最優先事項として動いている。デミチェリスはすでに今後の補強リストの作成に積極的に関与していたが、彼が去ったことでそれらのターゲット選手の獲得は一旦保留となった。

📋 今後獲得に動く選手たちは、新しく就任する監督によってすべて見直されることになっている。現在、様々な名前がベンチの後任候補や新戦力として飛び交っているものの、マジョルカは指揮官を確定させない限り、正式な選手の獲得には動かないという慎重な姿勢を貫いている。パブロ・オルテルスSDにとって、これからの数週間が新しいプロジェクトの方向性を決定づける非常に重要な期間となる。 (via SPORT)

ヤン・ビルジリの去就

✨ 19歳の若きウインガー、ヤン・ビルジリが夏の移籍市場で大きな注目を集めている。マジョルカが2部へ降格したことに伴い、彼の契約解除金は3000万ユーロから1200万ユーロに大幅に減額された。これにより、セルタ・デ・ビーゴ、ローマ、ベンフィカといった国内外のクラブが彼の獲得に向けて本格的な動きを見せている。

📈 1年前に350万ユーロでマジョルカに加入したビルジリは、公式戦34試合に出場して2ゴール6アシストを記録し、そのポテンシャルを証明した。マジョルカは彼を売却することで、1部復帰に向けた補強資金をさらに調達できると考えている。一方で、FCバルセロナも720万ユーロでの買い戻しオプションや、将来の移籍金の40%を受け取る権利を保持しており、この状況を注視している。バルサが買い戻して価値を高めてから再売却するシナリオも排除されていない。ビルジリ自身も、欧州カップ戦に出場できるような上のカテゴリーでの挑戦を前向きに捉えており、今後の動向から目が離せない。 (via Estadio Deportivo / ElDesmarque)

マフェオのオリンピアコス移籍

🇬🇷 右サイドバックのパブロ・マフェオは、ホセ・ルイス・メンディリバル監督が率いるギリシャのオリンピアコスへ完全移籍することが決定した。移籍金は300万ユーロとなる。昨年の時点でマジョルカでの自身のサイクルが終わったことを公言し、一部のファンとの間に摩擦を生んでいたマフェオだが、ついに島を離れて新天地での挑戦をスタートさせる。

🗣️ マフェオはギリシャでの新たな船出に向けて、次のように意気込みを語っている。

『ここでの日々にも満足しているけれど、ずっと前から新しい挑戦が必要だったのは事実だ。すべてを勝ち取り、すべての目標を達成するためのスーパーチームに行くよ』 (via SPORT / ElDesmarque)

サム・コスタら主力放出の可能性

🔄 ムリキ、マフェオ、ラリンの売却が完了したが、クラブの再建に向けた主力選手の放出はこれで終わりではない。特に中盤の要であるサム・コスタは、現在開催中のW杯にポルトガル代表として参加しており、大会終了後にはクラブにとって極めて重要な大型売却案件になると見込まれている。

🧤 さらに、ヤン・ビルジリに加えて、ゴールキーパーのレオ・ロマンも移籍市場のショーウインドウに並んでいる。彼にも1200万ユーロの契約解除金が設定されており、多額の移籍金をもたらす可能性がある。クラブはこれらの売却益を巧みに管理し、2部という厳しいカテゴリーを勝ち抜くための強力なスカッドを構築する計画だ。 (via SPORT)

ロベル・ゴンサレスへの関心

🎯 マジョルカは、攻撃陣の補強候補としてロベル・ゴンサレスをリストアップしている。現在NECナイメヘンに所属しているゴンサレスは、直近の半年間レアル・サラゴサへ期限付き移籍し、2部リーグで非常に高いパフォーマンスを見せた。

📝 この活躍により、マジョルカの他にもラス・パルマスやブルゴスなど複数の2部クラブが彼に関心を寄せている。ゴンサレスはオランダのクラブとの契約が残り1年となっているため、フリーでの獲得は不可能であり、移籍金を支払っての完全移籍の道しか残されていない。マジョルカは他のライバルクラブの動きを牽制しつつ、彼の状況を注意深く見守っている。 (via Estadio Deportivo)

小ネタ:レゴの初ゴールの相手

🦁 アスレティック・クルブと2030年までの長期契約延長を結んだ23歳の若手MF、アレハンドロ・レゴ。彼がトップチームで待望の初ゴールを記録し、チームに勝ち点3をもたらした記念すべき試合の相手は、RCDマジョルカだった。 (via Estadio Deportivo / MARCA)

【本日の総括】

2部降格という厳しい現実を前に、マジョルカは迅速なチーム解体と資金確保に動いています。ムリキ、マフェオ、ラリンといった主力メンバーを次々と売却し、すでに1800万ユーロを超える資金を手に入れました。エトーの記録を塗り替えたムリキの退団は一つの時代の終わりを象徴しています。今後は新監督の選定を急ぎつつ、W杯に出場中のサム・コスタや若手有望株のヤン・ビルジリなどの去就問題にも決着をつけ、1部復帰に向けた新たなプロジェクトを始動させることが求められます。