サム・コスタがアル・ナスルへ移籍

サム・コスタのソン・ビビロニ(マジョルカの練習場)での滞在はわずか数時間で終了しました。ワールドカップに出場した後、日曜日にマジョルカの練習に復帰したばかりでしたが、アル・ナスルへの移籍を完了させるためにリヤドへの旅路につきました。すでにリスボンの空港に到着している姿も捉えられています。25歳のポルトガル人MFはメディカルチェックを通過した後、4年契約にサインする予定となっています。

サウジ・プロ・リーグの財務管理に関する書類や認可の問題で数日間手続きが滞っていましたが、月曜日に財務監督委員会の承認が下り、移籍が完全に認可されました。これにより、アル・ナスルの今夏最初の補強選手となります。

移籍金は約2200万ユーロ(固定額や変動ボーナスによって変動する可能性あり)で決着する見込みで、これは3年前のイ・ガンインのPSG移籍と並び、マジョルカの歴史上最高額クラスの売却となります。マルティン・デミチェリス率いるRBライプツィヒなどの欧州クラブも獲得を検討していましたが、本人はサウジアラビアからのオファーを受け入れ、代表のチームメイトであるクリスティアーノ・ロナウドやジョアン・フェリックスと同じプロジェクトに参加することを優先しました。新天地ではアンジェ・ポステコグルー監督の下でプレーすることになります。

マジョルカにとっては経済的にも大成功のオペレーションとなりました。2023年にスポルティング・ブラガから約300万ユーロとイドリス・ババの譲渡で獲得した選手が、3シーズンでその投資額を何倍にも増やしたことになります。ただし、この売却益の全額がマジョルカに入るわけではありません。前所属のアルメリアが将来の売却益の20%を保持しているため、2200万ユーロで移籍が成立した場合、マジョルカの純収入は1820万ユーロとなり、アルメリアには約440万ユーロが支払われます。

サム・コスタはマジョルカで公式戦108試合に出場し、8ゴールを記録しました。昨シーズンは33試合で7ゴール2アシストという成績を残し、これまで守備的なデュエルやボール奪取に特化していたプレースタイルに、ミドルシュートや2列目からの飛び出し、セットプレーでの脅威といった攻撃的な要素を加え、大きく飛躍しました。この攻撃面での成長はチームのセグンダ降格を食い止めることはできませんでしたが、市場価値を大きく高める結果となりました。ロベルト・マルティネス監督の構想にも入り、ポルトガル代表としてワールドカップのグループステージ・コロンビア戦に20分間出場したことも、アル・ナスルを納得させる決定打となりました。(via SPORT, Estadio Deportivo)