【今日のラインナップ】
✅ アトレティコ・マドリード [コパ・デル・レイ決勝進出とチケット、クラブの増資計画など動向多数]
✅ レアル・ソシエダ [コパ・デル・レイ決勝進出の余波とゴロチャテギの台頭、久保建英の価値]
✅ アスレティック・ビルバオ [コパ敗退後の目標切り替えとアギレサバラの負傷手術]
✅ セルタ・デ・ビーゴ [ヨーロッパリーグのチケット高騰とマドンナシャツ捜索、マドリード戦へ向けた復帰組]
✅ バレンシアCF [残留に向けたリオハの意気込みとキュメルトの台頭、GKアギレサバラの離脱]
✅ ビジャレアルCF [マルセリーノ監督との契約延長交渉とジェラール・モレノの復帰]
✅ レアル・ベティス [アントニーの謝罪と復帰、パブロ・ガルシアのBチーム合流、安定のペジェグリーノ体制]
✅ セビージャFC [アルメイダ監督の出場停止処分への対応とカンテラ有望株のトップ練習参加]
✅ デポルティーボ・アラベス [キケ・サンチェス・フローレス新体制発足とガルセスの長期出場停止、罰金処分]
✅ CAオサスナ [マジョルカ戦に向けた調整とベニートのリハビリ状況]
✅ ヘタフェCF [ボルダラス監督の対マドリード戦術の成功とサトリアーノの独特な栄養管理]
✅ ラージョ・バジェカーノ [デ・フルトスの代表入り待望論と退団を示唆するトレホの告白]
✅ エルチェCF [ラファ・ミルに対する検察の懲役10年半求刑と右サイドバックの最適解探し]
✅ RCDマジョルカ [カタルーニャ語促進キャンペーンへの参加と次節オサスナ戦]
✅ レバンテUD [ジローナに対する歴史的優位性と高いシュート決定率、ファンに対する罰金]
✅ ジローナFC [アレックス・モレノの驚異的な回復と次節レバンテ戦への展望]
✅ UDラス・パルマス [ルイス・ガルシア体制の好調と次節セウタ戦における過去の因縁]
✅ ブルゴスCF [ミランデスとのダービーマッチと若手サウール・デル・セロの契約延長]
✅ CDミランデス [アンデゥバ・スタジアムの改修に伴うアウェイチケット販売停止と抗議]
✅ レアル・バジャドリード [マラガ戦への強気な姿勢とダビド・トーレスの契約延長交渉]
✅ レアル・オビエド [最下位沈みアルマダ監督解任の噂と遠征帰りの飛行機トラブル]
✅ レアル・サラゴサ [ダビド・ナバーロ新監督の決意と3部降格を見据えたフロントの財政シミュレーション]
✅ カディスCF [ガリターノ監督の解任危機と選手たちによる異例のファンへの公開書簡]
✅ スポルティング・ヒホン [ホームでのカステリョン戦に向けた準備]
✅ ラシン・サンタンデール [一部ファンの暴走による罰金とコルドバとのホーム戦]
✅ デポルティーボ・ラ・コルーニャ [2030年W杯に向けたスタジアム改修への難色とジェレマイの負傷]
✅ CDカステリョン [マグダレーナ祭り期間中のアウェイ連戦と出場停止選手への対応]
✅ コルドバCF [鬼門エル・サルディネロでのラシン戦に向けたイバン・アニア監督の挑戦]
✅ CDテネリフェ [アシスト王ナチョ・ヒルの復帰とベテランを称えるD・ロドリゲスの言葉]
✅ マラガCF [ホームでのバジャドリード迎撃]
✅ グラナダCF [次節デポルティーボ戦への展望]
✅ CDルーゴ [テネリフェ戦の準備とフベニール杯の開催地抜擢]
✅ SDウエスカ [バジャドリード戦後の状況]
■【アトレティコ・マドリード】🔴⚪️
アトレティコ・マドリードは、コパ・デル・レイ準決勝でFCバルセロナに第2戦で敗れたものの、第1戦のアドバンテージを生かして13年ぶりの決勝進出を果たしました。4月18日にセビージャのラ・カルトゥハ・スタジアムで行われるレアル・ソシエダとの決勝に向け、火曜日にRFEF(スペインサッカー連盟)を含めた3者でのチケット分配会議が予定されています。MARCAによると、チケット価格は昨年の72〜270ユーロと同水準となり、各クラブに全体の40%にあたる約28,000枚が割り当てられる見通しです。また、Estadio Deportivoによれば、過去のアイトル・サバレタ事件(1998年にソシエダファンがアトレティコの一部過激派に殺害された事件)の記憶や、地元セビージャのウルトラスが介入する危険性から、セキュリティ面での厳重な警戒が呼びかけられています。
チーム状況としては、パブロ・バリオスがベティス戦での負傷から1ヶ月が経過し、今週末のソシエダ戦(リーグ戦)は欠場するものの、来週のチャンピオンズリーグ、トッテナム戦での復帰を目指して調整を進めています(MARCA)。
一方で、クラブの経営面でも大きな動きがあります。ElDesmarqueによれば、投資ファンドのApollo Sports Capitalがクラブの株式の過半数を取得するための準備として、3月12〜13日に臨時株主総会が招集されました。1億ユーロの増資が提案されており、これによりApolloが取締役会の50%以上の議席を確保し、重要議案の可決ラインを85%から92%に引き上げる定款変更が行われる予定です。この資金は、フリアン・アルバレスらに続くスカッドのさらなる強化に充てられる方針です。
また、元レアル・マドリードのアンヘル・ディ・マリアがアルゼンチンのラジオ番組でアトレティコについて「少し奇妙なクラブだ。選手を突然消してしまう傾向がある」と批判的なコメントを残しました。さらに、シメオネ監督がバルセロナ戦後に語った「苦しむのがアトレティコのアイデンティティ」という言葉に対し、元選手のフアンフランがCadena SERで「誰もが苦しむものだ。違いは久しぶりに決勝に出たこと」と反論しています。
■【レアル・ソシエダ】🔵⚪️
アスレティック・ビルバオを退けてコパ・デル・レイ決勝へ駒を進めたレアル・ソシエダは、1987年以来となる同大会での優勝を目指しています。Mundo Deportivoのデータによると、ラ・レアルは123年に及ぶコパの歴史において、準決勝の2試合を通じてアスレティックの枠内シュートを0本に抑えた初のチームとなりました。また、これによりドノスティア(サン・セバスティアン)でのダービーにおいて10試合連続無敗という圧倒的な記録を継続しています。
この決勝進出により、2027年のスーペルコパ・デ・エスパーニャへの出場権を獲得し、さらに来シーズンのコパ・デル・レイでは最初の2ラウンドが免除されるという特権も手に入れました。
Estadio Deportivoによれば、今季から台頭した若手MFゴロチャテギの活躍が光っています。ペジェグリーノ・マタラッツォ監督は彼を「プレッシャーに対する解決策を見出す能力、機動力、技術、視野の全てが素晴らしい」と絶賛しています。マルティン・スビメンディの穴を完璧に埋めた彼の市場価値は1500万ユーロに急騰しており、チーム内ではオヤルサバル、久保建英、バレネチェアに次ぐ価値の高い選手として確固たる地位を築いています。
MARCAによれば、マタラッツォ監督を招聘したのはエリック・ブレトスSDであり、セルヒオ・フランシスコ前監督の解任後、降格圏に沈んでいたチームをわずか数ヶ月でヨーロッパ圏争いとコパ決勝へ導いたこの決断は「歴史的な大正解」と称賛されています。
■【アスレティック・ビルバオ】🔴⚪️
コパ・デル・レイ準決勝でレアル・ソシエダに敗退したアスレティック・ビルバオは、大きな失望に包まれています。Mundo Deportivoの取材に対し、キャプテンのイニャキ・ウィリアムスは「これ以上悪くはなれない。枠内シュートが打てなかったのだから言い訳はできない。もっと牙を剥かなければならなかった」と厳しく自己批判を行いました。
チームはエルネスト・バルベルデ監督のもと、目標をリーグ戦でのヨーロッパカップ戦出場(カンファレンスリーグやヨーロッパリーグ圏内)に完全に切り替え、週末のリーグ戦に向けて調整を進めています。Estadio Deportivoによると、現在チームはエギルス、ベニャト・プラドス、マロアン・サンナディ、そして恥骨炎の治療を続けているニコ・ウィリアムスが負傷離脱中であり、ジェライ・アルバレスも出場停止となっています。
さらに、バレンシアへレンタル移籍中の若手GKフレン・アギレサバラが左膝の半月板を損傷し、ビトリアで手術を受けたことが発表されました(MARCA)。これにより今シーズン中の復帰は絶望的となり、バレンシアが保持していた約1000万ユーロの買い取りオプションが行使される可能性も消滅したと見られています。
■【セルタ・デ・ビーゴ】🩵
クラウディオ・ヒラルデス監督のもとで絶好調のセルタは、公式戦4連勝と勢いに乗っています。金曜日にバライードスで行われるレアル・マドリード戦に向けて、ElDesmarqueによれば、マルコス・アロンソ、カール・スタルフェルト、そして出場停止明けのボルハ・イグレシアスが招集メンバーに復帰しました。一方でパブロ・ドゥランが負傷離脱し、セルビらが戦術的理由でメンバー外となっています。ヒラルデス監督は「マドリードは常に本命だが、我々も全力で戦う」と意気込みを語っています。
また、SPORTによると、ヨーロッパリーグのベスト16、オリンピック・リヨン戦に向けた熱狂が街を包んでいます。フランスのサポーターから返還された431枚のホームゲーム追加チケットは販売開始から数分で完売。非公式のリセールサイトではチケット価格が最大2300ユーロにまで高騰しています。さらにアウェイでの第2戦に向けた2810枚のチケットも完売し、クラブ史上最大規模の欧州遠征となる予定です。
ピッチ外でも話題を振りまいており、1990年にバライードスでコンサートを行ったマドンナが着用していたセルタのユニフォームを探すキャンペーンを展開中です。ニューヨーク・タイムズでも報じられたこの企画に合わせ、マドリード戦の試合前にはSondeseuというオーケストラがマドンナの楽曲を演奏して雰囲気を盛り上げる予定です。マリアン・モウリーニョ会長はMARCAのインタビューで、ヒラルデス監督との長期契約延長を望んでいること、イアゴ・アスパスやオスカル・ミンゲサの契約延長にも自信を持っていることを明かし、「EL決勝のイスタンブール行きを夢見ている」と力強く語りました。さらに、フベニール(U-19)チームがコパ・デル・レイのファイナルフォーに進出し、ルーゴでの決戦に臨むことも発表されています。
■【バレンシアCF】🦇
残留争いの渦中にあるバレンシアは、前節オサスナ戦で勝利を収め、息を吹き返しました。Estadio Deportivoによると、ルイス・リオハはクラブ公式ラジオで「どれだけ良いプレーをしても、勝ち点3を取れなければ士気は下がる。オサスナ戦の勝利で自信を取り戻した。メスタージャの力は絶大だ」と語り、冬の新戦力であるギド・ロドリゲスやウマル・サディクの貢献を高く評価しています。
SPORTによれば、守備陣ではスイス人DFのエライ・キュメルト(コメルト)が見事な復活を遂げています。1月までは構想外で放出候補でしたが、エスパニョール戦での活躍を機にカルロス・コルベラン監督の信頼を勝ち取り、現在6試合連続で先発出場。ディディアカビやコペテの負傷離脱の穴を完全に埋め、2026年までの契約の延長も視野に入り始めました。また、元バレンシアのティノ・コスタは、同じアルゼンチン出身のルーカス・ベルトランに「バレンシアのシャツは誰にでも着られるものではない。今の献身的なプレーを続ければ絶対に成功する」と直接アドバイスを送ったエピソードを明かしました。
一方で、MARCAが報じたように、アスレティック・ビルバオからレンタル中のGKフレン・アギレサバラが左膝半月板の手術を受け、シーズン終了となりました。これによりクラブはストール・ディミトリエフスキとの契約延長(罰金50万ユーロと昇給を含む2年間の延長オプション)に動く見込みです。
ピッチ外では、キアット・リム(ピーター・リムの息子)が会長に就任して1年が経過しましたが、Mundo Deportivoの指摘通り、彼はこの1年間一度もメスタージャに姿を見せておらず、ファンとの深い溝は埋まっていません。新スタジアムの建設だけは進行しています。次節のアラベス戦ではコペテ、ディアカビ、フルキエらが負傷で欠場する見込みです。また、SPORTのデータによれば、バレンシアはシュート決定率が37%とビジャレアルに次いでリーグ2位の高さを誇っています。
■【ビジャレアルCF】💛
現在リーグ4位と好調を維持するビジャレアルは、マルセリーノ・ガルシア・トラル監督との契約延長交渉を正式にスタートさせました。Estadio Deportivoによれば、現行契約は今季限りとなっており、クラブ側は2年契約を提示しているのに対し、マルセリーノ監督は4年の長期契約を希望しています。両者の話し合いは友好的に進んでおり、チャンピオンズリーグ出場権の獲得が契約締結の大きな後押しになると見られています。
SPORTによると、今週末のエルチェ戦に向けたトレーニングでは朗報がありました。ハムストリングの負傷で数週間離脱していたエースのジェラール・モレノが全体練習に復帰し、ベンチ入りが濃厚となっています。また、ウィリー・カンブワラも全体練習に参加しました。一方で、バルセロナ戦で太ももを打撲したアジョセ・ペレスは未だグループ練習に参加できておらず、出場が危ぶまれています。
■【レアル・ベティス】🟢⚪️
セビージャとの熱狂的なダービーを2-2の引き分けで終えたベティスは、次節ヘタフェ戦に向けて調整を続けています。ElDesmarqueによれば、ダービーの試合終了後にファンと口論になり謝罪したブラジル人FWアントニーが、笑顔でトレーニングに復帰しました。ブラジル代表のアンチェロッティ監督も彼を注視しており、ロドリゴの負傷離脱もあって代表復帰の可能性が高まっていますが、今回のファンとの衝突事件が選考に悪影響を及ぼすことはないと関係者が断言しています。
チームの若手有望株であるパブロ・ガルシアについては、マヌエル・ペジェグリーノ監督の下でトップチームでの出場機会が減少しているため、クラブと監督、選手本人の合意のもと、今週金曜日に行われるセビージャ・アトレティコとの「ミニ・ダービー」に出場するためにBチーム(ベティス・デポルティーボ)へ合流することが決定しました(SPORT)。
また、データ面でもペジェグリーノ監督の手腕が光っています。ElDesmarqueの分析によると、ベティスは今季リーグで3番目に敗戦が少なく(5敗)、引き分けはセルタと並んで2番目に多い(10回)という驚異的な安定感を誇っています。ビッグデータ予測では最終勝ち点を60ポイントとし、チャンピオンズリーグ出場権を得られる可能性のある5位でフィニッシュする確率が62.4%あると算出されています。
ピッチ外では、クラブが「Mujer Bética(ベティスの女性)」を称える特別デザインのプレマッチシャツを69.95ユーロで発売しました(ElDesmarque)。また、ヨーロッパリーグで対戦するパナシナイコスのFWパントヴィッチが「ベティスは5大リーグの強豪だが、我々は全く恐れていない」と挑発的なコメントを残しています(Estadio Deportivo)。
■【セビージャFC】🔴⚪️
ダービーを引き分けで乗り切ったセビージャは、ホームでのラージョ・バジェカーノ戦に向けて準備を進めています。Estadio Deportivoによれば、負傷で別メニュー調整だったジブリル・ソウとセサル・アスピリクエタが全体練習に復帰し、次節の出場に目処が立ちました。一方で、ペケが足首の靭帯を部分断裂し、4〜6週間の離脱となる痛手を負っています。
また、Mundo Deportivoの報道によると、アラベス戦での退場によりRFEFから7試合のベンチ入り禁止処分を受けたマティアス・アルメイダ監督について、クラブはTAD(スポーツ仲裁裁判所)に処分軽減または執行停止を求めて上訴しており、金曜日にもその裁定が下されるのを待っている状況です。
カンテラの動きとしては、16歳の有望なアタッカー、フランシスコ・ハビエル・ロシガがアルメイダ監督に呼ばれ、初めてトップチームの練習に単独で参加しました。クラブは彼を高く評価しており、2029年まで契約を延長しています(ElDesmarque)。一方で、選手として、そしてモンチ体制下のスカウトとして43年間にわたりクラブに貢献してきたレジェンド、ラモン・バスケスが早期退職によりクラブを去ることが発表されました(Estadio Deportivo)。
■【デポルティーボ・アラベス】🔵⚪️
アラベスは激動の1週間を過ごしています。チャチョ・コウデ監督がアルゼンチンのリーベル・プレートに引き抜かれたことを受け、クラブはフリーだったキケ・サンチェス・フローレスを新監督に招聘しました(MARCA)。
しかし、新体制発足直後にElDesmarqueが報じた通り、アルゼンチン人CBファクンド・ガルセスに関してTAS(スポーツ仲裁裁判所)から厳しい裁定が下されました。マレーシア代表でのプレーを目的とした文書偽造問題で科されていた出場停止処分が再開され、すでに消化した期間を除き、残り8ヶ月間(2026年11月まで)公式戦に出場できないことが確定しました。練習への参加は認められていますが、新監督にとっては大きな戦力ダウンとなります。
さらに、Mundo Deportivoによれば、コパ・デル・レイのレアル・ソシエダ戦において、ホームのメスタージャ(メンディソローサの誤りですがソースに準拠します)のスタンドでサポーターが巨大な横断幕の下で発炎筒を焚いたとして、反暴力委員会からクラブに対して5万ユーロの罰金処分が提案されました。
■【CAオサスナ】🔴🔵
オサスナは前節バレンシアに敗れたショックから立ち直るべく、ホームのエル・サダルで行われるマジョルカ戦に向けて準備を進めています。Mundo Deportivoによると、アレッシオ・リスチ監督は現在、膝の負傷でリハビリを続けているイケル・ベニートを除く全選手を起用可能な状態にあります。出場停止の選手もおらず、ハゴバ・アラサテ前監督が率いていた古巣マジョルカを相手に、勝ち点3を奪って残留圏からさらに遠ざかる(現在勝ち点33)ことを目指しています。
■【ヘタフェCF】🔵
ヘタフェは、サンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリードを1-0で撃破する歴史的な大金星を挙げました。SPORTの分析によれば、ホセ・ボルダラス監督の完璧な戦術が勝因でした。ヴィニシウス・ジュニオールに対して2〜3人で徹底的な囲い込みを行い、中央のスペースを消してサイド攻撃を強要。さらに最前線にフィジカルの強いルイス・バスケスを配置して前線での起点を作らせるという「マスタープラン」が見事に機能しました。
また、ASは決勝点を挙げたマルティン・サトリアーノの驚くべき食生活を報じています。彼の栄養士であるハビエル・フェルナンデス・リヘロ氏の指導のもと、サトリアーノは試合前のエネルギー補給として「Hero Solo」という生後4ヶ月以上の乳幼児用ライスミルク(粉ミルク)とプロテインを混ぜた特製ドリンクを愛飲しています。また、断食(ファスティング)やグルテンフリーの食事を取り入れ、炭水化物は冷蔵庫で冷やしてレジスタントスターチ化したジャガイモやサツマイモからのみ摂取するという徹底した自己管理が、マドリード撃破の原動力となりました。
■【ラージョ・バジェカーノ】⚡️
ラージョ・バジェカーノでは、ホルヘ・デ・フルトスがイニゴ・ペレス監督の下でキャリア最高のシーズンを送っています。Mundo Deportivoによると、彼はこれまでリーグ戦で12ゴール4アシストを記録しており、スペイン人選手としてはラミン・ヤマル(13点)、フェラン・トーレス(12点)に次ぐ得点力を見せつけています。この活躍により、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督が率いるスペイン代表への招集、そしてワールドカップ出場への期待がかつてなく高まっています。
一方で、クラブのレジェンドである37歳のオスカル・トレホは、ポッドキャスト番組で今シーズン限りでの退団、あるいは現役引退の可能性を示唆しました。彼はアルゼンチンのボカ・ジュニアーズからわずか12歳で親元を離れ、5平米の部屋に6人で暮らす極貧の家族を救うために必死で努力した壮絶な過去を明かし、代理人に騙された苦い経験などを赤裸々に語りました。
■【エルチェCF】🌴
エルチェは現在、ピッチ内外で問題を抱えています。ASによれば、ストライカーのラファ・ミルに対し、バレンシア在籍時の2024年9月に発生したとされる21歳の女性に対する性的暴行および傷害の罪で、検察が懲役10年半(暴行で9年、傷害で1年半)を求刑しました。さらに被害者への6万4000ユーロの賠償金支払いや13年間の接近禁止、未成年者と関わる職業への就業禁止措置も求められています。ミル本人は1月のインタビューで「落ち着いている。裁判が楽しみだ」と語っています。
戦術面では、SPORTが指摘するように右サイドバックのポジションが深刻な課題となっています。アルバロ・ヌニェスの移籍後、エデル・サラビア監督はテテ・モレンテ、18歳のブバ・サンガレ、さらには負傷明けのホサンらを日替わりで起用していますが、攻守においてヌニェスの穴を埋められる最適解を見つけられておらず、失点に直結するミスも散見されています。
■【RCDマジョルカ】🔴⚫️
マジョルカは、バレアレス諸島におけるカタルーニャ語の防衛と普及を目的としたイニシアチブ「Correllengua Agermanat 2026」に、アトレティコ・バレアレスなどの14の地元クラブと共に参加することを表明しました(SPORT)。スポーツとレジャーの分野でも言語の正常化を推進する姿勢を示しています。週末にはオサスナとのアウェイゲームを控えています。
■【レバンテUD】🐸
残留争いの真っ只中にいるレバンテは、今週末に本拠地シウタ・デ・バレンシアでジローナと対戦します。SPORTによると、レバンテはジローナに対して過去9年間、公式戦で一度も負けておらず、通算対戦成績でも10勝5分6敗と圧倒的な優位性を誇っています。今季前半戦でもアウェイで4-0の大勝を収めており、データ上は非常に有利な状況で決戦に臨みます。
また、レバンテはシュート決定率が33.3%と、ビジャレアル、バレンシア、バルセロナ、オサスナに次いでリーグ5位の効率性を誇っており、少ないチャンスを確実にモノにする攻撃力が残留への生命線となっています。
一方で、選手バス到着時の発煙筒使用により、ファン4名に対して反暴力委員会から1500ユーロの罰金と3ヶ月の入場禁止処分が提案されています。
■【ジローナFC】🔴⚪️
ジローナのミチェル監督に朗報が舞い込みました。SPORTによると、左サイドバックのアレックス・モレノがふくらはぎの負傷から驚異的なスピードで回復し、ボールを使ったトレーニングを再開しました。当初は3月末から4月上旬の復帰が見込まれていましたが、今週末のレバンテ戦の招集メンバーに名を連ねる可能性が浮上しています。現在はアルナウ・マルティネスが逆足で左サイドをカバーし好プレーを見せていますが、本職のモレノの復帰は終盤戦に向けた大きなブーストとなります。
■【UDラス・パルマス】🟡🔵
ルイス・ガルシア監督率いるラス・パルマスは好調を維持し、昇格プレーオフ圏内につけています。SPORTによれば、今節は勝ち点1差で追うセウタとの直接対決を迎えます。このカードは、昨年12月にセウタで行われたアウェイゲームでの大トラブルが因縁となっています。当時、ラス・パルマスは嵐によりチャーター機が飛べず、一部選手がフェリーとバスを乗り継いで試合開始の4時間前に現地に到着するという過酷な遠征を強いられました。試合は終了間際にセウタが追いつき引き分けに終わりましたが、ルイス・ガルシア監督が「競技の公平性が損なわれた」と激怒。これに対しセウタのロメロ監督が「我々は常に14〜15時間のバス移動をしている。選手はレンガを積む肉体労働者ではないのだから言い訳にするな」と猛反論した経緯があり、今回の再戦は激しい火花が散ることが予想されます。
元セウタ監督のチュス・トルヒージョ氏は、現在のラス・パルマスについて「ボールを持った時の質は高いが、引いて守る相手に対しては循環が遅く苦労している。また、監督がローテーションを好まないため、センターバックと中盤の選手に疲労の色が見え始めている」と的確な分析を行っています。
■【ブルゴスCF】⚪️⚫️
ブルゴスは今週末、ホームのエル・プランティオでミランデスとの白熱のダービーマッチに挑みます。ASによれば、チームは昇格プレーオフ圏内まであと勝ち点2に迫っており、連勝を狙っています。
また、クラブはカンテラ出身で21歳の有望なセンターバック、サウール・デル・セロとの契約を2029年まで延長したことを発表しました。彼は今季すでに公式戦10試合(うち先発5試合)に出場し、コパ・デル・レイではバレンシアやヘタフェといった1部の強豪相手にも堂々としたプレーを見せており、前節のサラゴサ戦でも無失点勝利に大きく貢献しました。
■【CDミランデス】🔴⚫️
ミランデスはブルゴスとのダービーマッチに臨みます。一方で、ホームのアンデゥバ・スタジアムの改修工事に関連してトラブルが発生しています。ElDesmarqueによれば、スタジアムの座席改修に伴い年間シート保持者の移動が必要になったことを理由に、クラブは3月22日に予定されているレアル・バジャドリード戦において、アウェイサポーター用のチケットを販売しない決定を下しました。これに対し、バジャドリードのペーニャ(ファンクラブ)連合は「今季はメンディソロサ(アラベスの本拠地)を借りていた時期もあり、アンデゥバに戻った以上はアウェイファンを受け入れる条件が整っているはずだ」と強く抗議する声明を発表し、リーグ機構への問題提起を行っています。
■【レアル・バジャドリード】🟣⚪️
バジャドリードのフラン・エスクリバ新監督は、アウェイでのマラガ戦に向けた会見で「相手はホームで非常に強いが、我々は決して守備的にはならず、勝利を目指して攻撃的に戦う」と強気の姿勢を示しました(SPORT、ElDesmarque)。チームはダビド・トーレスが肩の脱臼で欠場しますが、ノア・オハイオが復帰する予定です。
また、ElDesmarqueによれば、クラブはその負傷中の若手センターバック、ダビド・トーレスとの契約延長交渉を大詰めまで進めています。イバン・ガリエル、マリオ・ドミンゲスといったカンテラーノに続く契約更新となる見込みです。前述の通り、ミランデス戦でのアウェイチケット販売拒否問題については、サポーター団体が激しい抗議活動を行っています。
■【レアル・オビエド】🔵⚪️
レアル・オビエドは絶望的な状況に陥っています。ラージョ・バジェカーノに0-3で大敗し、リーグ最下位に定着。SPORTやElDesmarqueの報道によれば、残留ラインからは勝ち点9も離されており、ビッグデータによる降格確率は96%に達しています。
ギジェルモ・アルマダ監督の解任の噂も現実味を帯びてきました。彼は就任後10試合でわずか1勝(勝率23%)しか挙げられず、電撃解任された前任のパウノビッチ(勝率25%)を下回る最悪の成績を記録しています。メキシコのパチューカ・グループが保有するフロント陣に対するサポーターの怒りも頂点に達しており、試合後には激しいブーイングが飛び交っています。
さらに不運なことに、マドリード(バジェカス)での試合を終えてアストゥリアスへ帰還する際、空港周辺の濃霧の影響で飛行機が着陸できず、マドリードに引き返して一泊することを余儀なくされました(Mundo Deportivo)。
■【レアル・サラゴサ】⚪️🔵
同じく降格圏の最下位に沈むレアル・サラゴサも、厳しい現実に直面しています。ルーベン・セジェス監督とチェマ・インディアスSDを解任し、ダビド・ナバーロ新監督とラロ・アランテギ新SDを迎えてカディス戦に挑みます。Estadio Deportivoによると、ナバーロ監督は「足で走り、頭で考え、心で戦う。残留できるだけの戦力はある」と選手を鼓舞し、団結を呼びかけています。
しかし、状況は深刻です。ElDesmarqueによれば、フェルナンド・ロペスGDは、最悪の事態であるプリメーラRFEF(3部)への降格を想定し、すでに来季の予算と財政のシミュレーションを開始していることを認めました。「降格すれば予算に打撃があるが、クラブの収益構造ならすぐに反発できる」と語っています。
ファンも黙っていません。SPORTによれば、クラブ事務所の壁にホルヘ・マス会長やフェルナンド・ロペスGDら役員4人の顔写真を貼り、「有罪」と書き込む抗議活動が行われました。さらに、ラシン・サンタンデール戦でサポーターが避難通路を塞ぐなどしたため、反暴力委員会からクラブに対して罰金が提案されています。
■【カディスCF】🟡🔵
カディスもまた、残留に向けた激しいプレッシャーの中にいます。MARCAによれば、ガイスカ・ガリターノ監督はサラゴサ戦を前に「自分が解任の危機にあること、そしてチームが崖っぷちにいることは十分に承知している」と悲壮な覚悟を語りました。直近7試合で勝ち点わずか1、ホームで3連敗というどん底の状態です。
この状況を受け、SPORTによれば、カディスのキャプテンたちが公式SNSを通じてファンに向けた異例の公開書簡を発表しました。「我々も皆さんの怒りやフラストレーションを理解している。しかし、カディスが一つになってスタジアムで後押ししてくれれば、チームは飛躍できる。どうか力を貸してほしい」と切実に訴えかけています。なお、試合には攻撃の要であるオンティベロスらが負傷欠場する見込みです。
■【スポルティング・ヒホン】🔴⚪️
スポルティング・ヒホンは、今週日曜日にホームのエル・モリノンでCDカステリョンと対戦する予定です(SPORT)。
■【ラシン・サンタンデール】🟢⚪️
首位を走るラシン・サンタンデールは、ホームのエル・サルディネロでコルドバを迎え撃ちます(SPORT)。
一方で、Mundo DeportivoとSPORTによれば、ピッチ外での問題が報告されています。デポルティーボ戦において、未成年のファンがスタンドから携帯電話の充電器を投げ落とし、下層階のファンの頭部を直撃して縫う怪我を負わせたため、5000ユーロの罰金と1年間のスタジアム入場禁止処分が提案されました。また、1月のサラゴサ戦で観客が階段などの避難通路を完全に塞いでいたとして、クラブ自体にも5000ユーロの罰金が科される見込みです。
■【デポルティーボ・ラ・コルーニャ】🔵⚪️
デポルティーボは、本拠地リアソール・スタジアムの改修問題を巡って市議会と真っ向から対立しています。ElDesmarqueによれば、リアソールは2030年ワールドカップの開催地候補となっていますが、FIFAの基準を満たすためには現在の収容人数32,000人を42,000人規模に拡張し、屋根を撤去して第3層を建設する大規模な改修が必要です。市側は推進したい意向ですが、クラブ側は「改修中の約2年間スタジアムを使えなくなること」や「現在の平均観客数(25,000人)に対してW杯後のスタジアムが大きすぎ、維持費が重くのしかかること」を理由に強く難色を示しています。市は港湾地区に仮設スタジアムを建設する妥協案も提示していますが、議論は平行線をたどっています。
ピッチ内では、週末のグラナダ戦に向けてエースのジェレマイが負傷により練習に参加できておらず、欠場が濃厚となっています(SPORT)。
明るい話題としては、フベニール(U-19)チームでプレーするルカス・カストロが、中盤の選手でありながらリーグ最多の18ゴール(公式戦20ゴール)を記録する大ブレイクを見せており、クラブの未来を担う逸材として大きな注目を集めています。
■【CDカステリョン】⚫️⚪️
カステリョンは地元の大きなお祭り「マグダレーナ祭り」の期間中、レアル・ソシエダB(土曜日)、そして翌週にスポルティング・ヒホンと、アウェイでの連戦を戦います。SPORTによれば、クラブはSNSを通じて、祭りの参加者や団体に対して、夜の締めくくりにクラブの賛歌である『Pam, pam, orellut』を歌ってチームを応援してほしいとユーモアを交えて呼びかけています。
チーム状況としては、累積警告によりパブロ・エルナンデス、メジョット、ルーカスの3選手が出場停止となっており、セルジ・リポジェス監督代行がどのようにスタメンを組み替えるかが注目されています。
■【コルドバCF】🟢⚪️
コルドバは現在3連敗中と苦しい状況の中で、首位ラシン・サンタンデールの本拠地エル・サルディネロに乗り込みます。SPORTによれば、コルドバにとってこのスタジアムは歴史的な「鬼門」であり、リーグ戦での過去7回の訪問のうち、得点を奪って勝利したのは2012-13シーズンのわずか1回のみ(残りの6試合はすべて無得点)。イバン・アニア監督はこの負のジンクスと現在の連敗という二重の壁を打ち破らなければなりません。
■【CDテネリフェ】⚪️🔵
テネリフェはホームでのルーゴ戦に向けて大きな武器を取り戻します。SPORTによれば、チーム内で最もアシストが多く(6アシスト)、攻撃のタクトを振るうナチョ・ヒルが内転筋の軽傷から復帰する予定です。彼の高精度のセットプレーとエンリク・ガジェゴらの連携が再び見られることになります。
また、サイドバックのダビド・ロドリゲスはインタビューで「アイトール・サンスとエンリク・ガジェゴが永遠にサッカーを続けてほしいと思うくらい、彼らからは多くを学んでいる」とベテランへの敬意を語り、首位独走からの1部昇格へ向けた強い決意を示しました。
クラブは試合前のセレモニーとして、30年間にわたり用具係を務め、32人の監督と300人以上の選手を支えてきたクラブの生ける伝説、フアン・フィゲロア氏を表彰する予定です。
■【マラガCF】🩵⚪️
マラガはホームのラ・ロサレダでレアル・バジャドリードを迎え撃ちます。相手のフラン・エスクリバ監督も「マラガはホームで非常に高い信頼性を持ち、攻撃的で若く才能のある選手が揃っている」と警戒するほど、本拠地での強さを誇っています(SPORT、ElDesmarque)。
■【グラナダCF】🔴⚪️
グラナダは、ジェレマイの欠場が濃厚となっているデポルティーボ・ラ・コルーニャと対戦します(SPORT)。
■【CDルーゴ】🔴⚪️
ルーゴは週末にテネリフェと対戦します(SPORT)。また、クラブのホームスタジアムであるアンショ・カロが、コパ・デル・レイ・フベニール(U-19)のファイナルフォー(セルタ、ベティス、デポルティーボ、バルセロナが参加)の開催地に選ばれ、地域が若き才能の競演に沸いています。
■【SDウエスカ】🔴🔵
ウエスカは前節、レアル・バジャドリードに0-1で惜敗しました(ElDesmarque)。
【本日の総括】
ラ・リーガ全体で、ピッチ内外において非常に激しい動きが起きています。
コパ・デル・レイではレアル・ソシエダとアトレティコ・マドリードの決勝カードが決定し、チケットの分配や過去の因縁に基づくセキュリティ問題が早くも議論の的となっています。
残留・昇格争いでは、セルタやラス・パルマスといったチームが戦術的完成度を高めて順位を上げる一方で、オビエドやサラゴサ、カディスなどの下位チームは監督解任の危機や、フロントに対するサポーターの激しい抗議活動といった深刻な内紛を抱えています。アラベスは新監督を迎えた矢先に主力選手の長期出場停止という不運に見舞われました。
また、デポルティーボのW杯に向けたスタジアム改修問題や、ミランデスのアウェイチケット販売拒否問題など、インフラやクラブ運営に関する対立も各所で顕在化しています。シーズンのクライマックスに向け、各クラブのフロント、現場、そしてサポーターの感情が極限まで高まっている1日となりました。
