レアル・オビエド
アストゥリアス・ダービーで白星を挙げたレアル・オビエドだが、その代償はあまりにも大きかった。先制ゴールを決めたFWクリス・ラモス(ボタフォゴからの期限付き)が相手GKと激しく接触し、右膝前十字靱帯(ACL)断裂という重傷を負って今季絶望となった。
現在、純粋な「9番」のポジションで稼働できるのはビクトル・ミンゴただ1人という異常事態に陥っている。カルロス・フェルナンデス(膝手術)、イスファン(筋肉トラブル)、イリアス・チェアラ、エスタニス・ペドロラら攻撃の核が全滅しているため、フリアン・カレロ監督はバルセロナのハフィーニャ起用を参考に、グラナダからフリー獲得したパブロ・サエンスやハコボ・ゴンサレスを中央に配する「偽9番(ゼロトップ)」システムの導入を検討している。
長期離脱特例により無所属(フリー)選手の獲得権利および人件費枠の活用が可能だが、長期間実戦から離れている選手を獲得するリスクを考慮し、クラブは1月の移籍市場まで現有戦力の工夫で耐え抜くか慎重に見極めている。今節金曜日のCDエルデンセ戦が、新ラインナップの初陣となる。(via SPORT)
【本日の総括】
本日のLALIGA Hypermotionは、ダービーの激闘による後遺症と主力選手の負傷・出場停止問題が各クラブの命運を大きく左右する1日となりました。
レアル・オビエドはアストゥリアス・ダービー勝利の代償としてエースFWクリス・ラモスの前十字靱帯断裂という惨事に直面し、「偽9番」への戦術転換を迫られています。敗れたレアル・スポルティングもイオシフォフの離脱とヘラベルトの停止に悩まされるなど、ダービーの代償は両者に重くのしかかっています。
一方で、首位カステリョンはブラクの負傷やメロットの停止といった試練をスカッドの層の厚さで乗り越えようとしており、セウタではベテランCBカルロス・エルナンデスの覚醒がチームと街に勇気を与えています。各クラブとも負傷者や欠場者を抱える中、ベンチメンバーの底力と監督の戦術的柔軟性が今後の勢力図を大きく変えていきそうです。