【今回のラインナップ】

 

✅ チャンピオンズリーグ・ニューカッスル戦詳細とデータ

✅ L・ヤマルとD・オルモ、PK獲得の舞台裏

✅ X・エスパルトのデビューとE・ガルシアの負傷状況

✅ 欧州での得点力不足と守備の課題

✅ ルーニー・バルドグジの幼少期とバルサ愛

✅ FCバルセロナ会長選挙の最新動向

✅ バルトメウ元会長のラポルタ政権批判

✅ V・フォント候補の主張と支持拡大

✅ R・レヴァンドフスキとメッシを巡る動き

✅ フベニールA、コパ・デル・レイ準決勝へ

✅ ソシオ入会手続きとバルサファンの珍事

 

■【チャンピオンズリーグ・ニューカッスル戦詳細とデータ】

 

⚽️ ニューカッスルのセント・ジェームズ・パークで行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の第1戦は、1-1の引き分けで終了した。バルセロナはボールポゼッションで54.3%を記録したものの、シュート数は9本で枠内シュートは2本にとどまった。一方のニューカッスルは16本のシュートを放ち、4本を枠内に飛ばした。試合の終盤、86分にハーヴィー・バーンズにゴールを許して先制されたが、95分にラミネ・ヤマルがPKを決めて同点に追いついた。この結果により、3月18日18時45分にSpotify Camp Nouで行われる第2戦での勝利が突破の条件となった。この試合のディフェンスラインでは、パウ・クバルシが58本中51本のパスを成功させ、ジェラール・マルティンが50本中47本のパスを成功させるなど、ビルドアップとカバーリングで奮闘した。また、右サイドバックに入ったロナルド・アラウホは、疲労困憊になりながらもパス成功率84%を記録し、左サイドバックのジョアン・カンセロの77%を上回る見事なパフォーマンスを見せた。前線ではロベルト・レヴァンドフスキが孤立し、ラフィーニャも決定機を作れなかった。(via Mundo Deportivo)

 

■【L・ヤマルとD・オルモ、PK獲得の舞台裏】

 

🎯 同点に追いつくPKを獲得したシーンには、幾つかの重要なドラマがあった。まず、左サイドでジョアン・カンセロが3人の相手選手をかわすドリブルを見せ、ラフィーニャへとパスを繋いだ。そこからエリア内でパスを受けたダニ・オルモが、持ち前の狭いスペースでの技術を発揮した。70分にペドリに代わって出場していたオルモは、コントロールからフェイントを交えた2回のタッチでティアウのファウルを誘い出し、見事にPKを獲得した。その際、ニューカッスルのジョエリントンがペナルティスポットを荒らそうと密かに近づいたが、それに気づいたカンセロがスポットの上に立ち塞がってブロックし、ジョエリントンから突き飛ばされながらもピッチを守り抜いた。その後、ラフィーニャがボールを保護し、ラミネ・ヤマルに手渡した。ヤマルは重圧の中でラムズデールの逆を突く見事なPKを沈め、ジョアン・フェリックスが広めた両手を広げるポーズと指笛のジェスチャーでゴールを祝った。ヤマルはこれで今季20ゴール15アシストとなり、18歳にして35ゴールに関与している。今季のバルサはこれまでにPKを8回中3回失敗していたが、ヤマルは自身が担当した5回のうち4回を成功させている。(via Mundo Deportivo / SPORT)

 

■【X・エスパルトのデビューとE・ガルシアの負傷状況】

 

🛡 この緊迫したニューカッスル戦の88分、ロナルド・アラウホに代わって18歳のシャビ・エスパルトがトップチームデビューを果たした。クラブは彼が9歳の時にキャプテンマークを巻いて話している動画をSNSで公開し、その生粋のバルセロニスタぶりを紹介している。エスパルトは8分24秒の出場時間の中で、エリア内での決定的なタックルをノーファウルで成功させ、1本のパスを成功、1回のデュエル勝利、1回のボールリカバリーを記録し、冷静で確実なプレーを見せた。

一方、当初右サイドバックで先発予定だったエリック・ガルシアは、ハムストリングの違和感により急遽欠場した。ハンジ・フリック監督は『彼は我々にとって非常に重要な選手であり、リスクを冒したくなかった』と説明した。バルセロナに戻って行われた医療検査の結果、負傷ではなく小さな過負荷であることが確認された。エリックは今季チーム最多の41試合、3208分に出場しており、状態次第では日曜日16時15分からのセビージャ戦で予防的に起用されるか、あるいは水曜日のニューカッスルとの第2戦に向けて完璧な状態に仕上げる方針が取られる。(via Mundo Deportivo / SPORT)

 

■【欧州での得点力不足と守備の課題】

 

📉 バルセロナは今季のチャンピオンズリーグにおいて、9試合で15失点を喫しており、クリーンシートが1試合もない状態が続いている。14失点でリーグフェーズを終えた数字は、アーセナルの4失点やバイエルンの8失点などと比べて非常に悪い。GKのジョアン・ガルシアが再三の好セーブでチームを救っているものの、フリック監督の要求する高いディフェンスラインとハイプレスの裏を突かれた際の脆さが浮き彫りになっている。さらに攻撃陣の得点力も課題であり、CLにおいて今季ラミネ・ヤマルが4点、ラフィーニャが1点、レヴァンドフスキが2点と、昨季の3人で29点という数字から大きく落ち込んでいる。これにフェラン・トーレスの2点を加えても、前線での決定力不足は否めず、チャンピオンズリーグ制覇に向けては攻守両面での改善が急務となっている。(via SPORT)

 

■【ルーニー・バルドグジの幼少期とバルサ愛】

 

🌟 2025年の夏にFCコペンハーゲンから加入し、2029年6月30日までの契約を結んだルーニー・バルドグジは、自身のルーツとバルサへの愛を語った。クウェートでシリア人の家庭に生まれ、5歳でスウェーデンに移住した彼は次のように述べている。『僕がバルサを好きになったのは父の影響だと思う。僕が生まれる何年も前からバルサを追いかけていて、メッシが加入すると彼に夢中になった。僕が生まれると、いつもメッシとバルサの試合を僕に見せてくれた』『父はいつも僕と兄がサッカーをするという夢を持っていて、中東よりもヨーロッパの方がチャンスがあるから移住したんだ』『バルサでプレーするのは小さな頃からの夢だった。ここでプレーできることを本当に誇りに思う。ここまで来るためにたくさん努力して達成したけれど、これはまだ始まりに過ぎない。僕の夢はバルサでチャンピオンズリーグやリーグ戦など、すべてのタイトルを獲得することだ』。なお、彼は12月6日のベティス戦で移籍後初ゴールとアシストを記録している。(via SPORT)

 

■【FCバルセロナ会長選挙の最新動向】

 

🗳 3月15日に控えたFCバルセロナの会長選挙に向けて、カタルーニャサッカー連盟(FCF)の控訴委員会は、会長候補を目指していたマルク・シリアの異議申し立てを棄却した。シリアは提出した2844枚の支持署名のうち598枚が無効とされ、候補者となる条件を満たせなかった。FCFは、クラブ定款第48.3条の要件を満たしていないこと、DNIのコピーがないなど署名の検証が困難であったこと、選挙管理委員会の判断が定款に沿った正当なものであったことを理由に挙げた。シリアはカタルーニャスポーツ裁判所へ次の上訴を行う意向を示している。これにより、選挙はジョアン・ラポルタとビクトル・フォントの一騎打ちとなることが確定した。

また、ジョアン・カンプルビ・モンタルが率いるソシオのプラットフォーム「Som un Clam」は、クラブの株式会社化を防ぎ、ソシオを中心とした近代的な管理を取り戻すためとして、ビクトル・フォント候補への支持を公式に表明し、ソシオに大規模な投票を呼びかけた。クラブ側も選挙への参加を促すため、日曜日のセビージャ戦に向けて解放されたチケットをソシオ限定で追加販売することを発表した。現在、世界中に14万人以上のソシオがおり、そのうち114,504人が今回の選挙での投票権を有している。(via SPORT / Mundo Deportivo / MARCA)

 

■【バルトメウ元会長のラポルタ政権批判】

 

🗣 ジョゼップ・マリア・バルトメウ元会長はインタビューに応じ、自身に向けられた批判に反論しつつ、ラポルタ現政権の運営を厳しく批判した。『私の遺産が悪かったことは認めるが、それはパンデミックによって引き起こされたものだ。私が会長に就任してからの最初の5年間の残高は1億900万ユーロの累積利益と13のタイトルだった』と述べた。さらに、ラポルタ政権が2020-21シーズンに5億5500万ユーロの損失を計上したことについて、『彼らは選手の減価償却や訴訟の可能性として2億8300万ユーロを引当金として計上したが、それはクラブの実際の損失ではない。LFPはコロナによる影響を5億ユーロと見積もっていた。彼らが損失を水増しせず、コロナの影響だと認めていれば、5年間で償却できたはずだ』と指摘した。また、メッシの退団についても『史上最高の選手を解雇しなければならなかったのは非常に悲しい。なぜ彼らがそうしたのか、クラブにいた多くの人が疑問に思っている。彼らは結果を考えず、無邪気であり、サッカー界の仕組みを理解していなかった』と断じた。バルトメウは日曜日の選挙で投票に行くことを明言し、『私たちの2003年の世代はクラブ史上最も成功したが、いつかは終わらなければならない。バルサは世代交代を考えるべきだ』と語った。(via AS / Mundo Deportivo)

 

■【V・フォント候補の主張と支持拡大】

 

📣 会長候補のビクトル・フォントは、ラポルタの2つの任期を比較し、『ここ数年のラップルタ・トランプはバルサ史上最悪の会長だ。最高の会長は第一期のラポルタ・ケネディであり、当時の彼なら現在のラポルタ・トランプに不信任決議を出しているだろう』と痛烈に批判した。また、フランコ財団出身のアレハンドロ・エチェバリアがクラブ内で権力を持っていることにも苦言を呈し、『ソシオはエチェバリアとテバスを選ぶか、メッシとシャビを選ぶかの選択を迫られている』と語った。自身のプロジェクトについては、シーズンチケット保持者の固定席化、スタジアムに定期的に通うソシオに対する50%から75%の割引、応援席を5000人規模に拡大することなどを公約に掲げた。スポーツ面では『ハンジ・フリックに提供できるものが間もなく揃う。アトレティコはフリアン・アルバレスを売りたがっておらず、その名前を出すのは煙を売るようなものだ』と述べた。バルトメウ元会長から支持を受けたことについては、『私にとって有利にも不利にもならない。すべてのソシオが投票する権利を持っている』と冷静に受け止めた。(via Estadio Deportivo / Mundo Deportivo / SPORT)

 

■【R・レヴァンドフスキとメッシを巡る動き】

 

🔄 ユベントスが新たなストライカーを探している中で、元フランス代表のダビド・トレゼゲがロベルト・レヴァンドフスキの獲得を強く推奨している。『私なら37歳であってもレヴァンドフスキを無料で獲得する。彼はハーランドと並んで真の9番の一人であり、別格だ。バルセロナで定期的にプレーしていないにもかかわらず14ゴールを決めている。もし機会があれば、私が直接彼をトリノに連れて行きたい』と熱弁した。レヴァンドフスキの現在の給与はユベントスの予算外と見られているが、彼の去就についての議論が巻き起こっている。

また、バルセロナの歴史的な代理人であるホセ・マリア・ミンゲージャは、メッシの復帰を熱望している。『私がラポルタなら、パスポートを持ってマイアミへ行く。関係は完全に壊れているわけではないので、ホルヘや母親と話をする必要がある。バルセロナの10番のユニフォームを着た彼をもう一度見たい』と語った。(via Mundo Deportivo / SPORT)

 

■【フベニールA、コパ・デル・レイ準決勝へ】

 

🏆 バルセロナのフベニールAは、木曜日の18時30分からルーゴのアンショ・カロ・スタジアムでデポルティボ・ラ・コルーニャとのコパ・デル・レイ準決勝に挑む。バルサは下部年代の代表招集により複数の欠場者を抱えているが、ボールのポゼッションを支配する戦い方を志向している。この試合の勝者は、セルタに3-2で逆転勝利を収めたレアル・ベティスと日曜日の決勝戦で対戦することになる。(via SPORT)

 

■【ソシオ入会手続きとバルサファンの珍事】

 

🎟 FCバルセロナのソシオになるための条件と費用についても情報が更新された。ソシオの会費は、0歳から5歳までのアレビンが無料、6歳から14歳までのインファンティルが年間112ユーロ、15歳以上の大人が年間225ユーロとなっている。入会手続きは対面またはオンラインで行うことができ、ソシオになればクラブの意思決定に参加する権利や各種割引などの特典が得られる。

一方、イギリスではバルサファンによる珍事が発生した。ニューカッスルとのチャンピオンズリーグの試合を観戦するためロンドンから移動したファンが、スマートフォンの地図アプリでセント・ジェームズ・パークと検索し、誤ってニューカッスルから589kmも離れたエクセター・シティのスタジアムに到着してしまった。彼を不憫に思ったエクセター・シティのスタッフが、その日行われていたリンカーン・シティ戦のチケットをプレゼントし、彼はスタジアムの照明の下で試合を楽しむとともに、スマートフォンでバルサの同点劇を見届けることになった。

また、かつてバルセロナで50試合に出場し15ゴールを記録したパコ・アルカセルが、32歳で正式な発表を行わないままひっそりと現役を引退していたことが明らかになった。(via SPORT / MARCA)

 

【本日の総括】

 

チャンピオンズリーグでの厳しい戦いをヤマルらの劇的同点弾で乗り切ったバルセロナ。一方で欧州での守備と得点力には課題が残ります。今週末に迫る会長選挙に向け、候補者や元会長たちの舌戦も過熱しており、ピッチ内外でバルサにとって極めて重要な局面を迎えています。