エルチェ戦に向けた展望とサラビア監督からの戦術的警戒

土曜日の21:00にモンティリビで迎える大一番、エルチェ戦に向けて、対戦相手であるエルチェのエデル・サラビア監督がジローナの戦力や戦術について詳細な見解を語っている。

サラビア監督はジローナの現状について、『ヴァナトが不在となることで、彼らはより流動性を見出すかもしれない。さらに、彼らに特定の条件を強いる可能性のある負傷選手も何人かいる』と分析している。

戦術面に関しては、『彼らは自分たちから提案し、主導権を握りたがるチームだ。非常に戦術的で美しく、興味深い試合になるだろう。彼らの試合では多くのチャンスが生まれている。我々両チームとも攻撃の神髄を持っており、ショートパス、ダイレクトプレー、トランジション、ハイプレス、リトリートなど、あらゆる局面に備えなければならない。前半戦では、我々がボールを保持して彼らを不快にさせ、トランジションでダメージを与えることができたが、今回も我々がやりたいことを展開できるほど明晰かどうかが問われる』と語気を強めた。

また、ジローナのチームの背景やメンタリティについても触れ、『彼らにはより大きなプロジェクトがあり、少し前までチャンピオンズリーグでプレーしていたチームだ。世界中で大きな称賛を勝ち得ている。我々はそれとは違う謙虚さを持って臨むが、お互いにとって感情の起伏が激しい試合になるだろう。ジローナは罠を仕掛けるようなプロファイルのチームではないと思うので、お互いに純粋にプレーしに行くはずだ。審判ができるだけ目立たないことを願っている』とコメントしている。(via SPORT) (via MARCA)

ウナヒとストゥアーニに対する相手将からの高い評価

同じくエルチェのサラビア監督は、ジローナの個々の選手、特にアゼディン・ウナヒとクリスティアン・ストゥアーニに対して強い警戒心を示している。

ウナヒについて同監督は、『ジローナは素晴らしいチームであり、近年、絶対に決定的な選手たちと契約してきている。実は夏の移籍市場で我々も彼らの何人かを獲得しようと争ったのだが、彼らにはとてつもない資金力とポテンシャルがあるため奪われてしまった。ウナヒはそのうちの一人だ。彼は並外れたサッカー選手であり、ピッチ上で高い流動性を持っているため、我々は何としても彼をコントロールしなければならない』と惜しみない賛辞と警戒の念を送った。

さらにベテランのストゥアーニについても、『ストゥアーニは非常に特殊なプロファイルを持った選手で、他の選手にはないものを備えている。特に前線において、そうした特殊なプロファイルをコントロールすることが、この試合において特に重要な鍵となる日の一つだ』と語り、ストゥアーニへの対策が勝敗を分けるポイントになると強調している。(via SPORT) (via MARCA)

現在の順位と過酷な残留争いの条件

ジローナは現在、非常に厳しい残留争いの渦中にいる。現在18位と降格圏内に沈んでおり、勝ち点は40となっている。

今節対戦するエルチェは勝ち点42で並んでおり、ジローナにとっては勝てばエルチェを上回る可能性があるまさに生き残りを懸けた直接対決となる。一方で、同じく勝ち点42で15位につけているレバンテとは直接対決の得失点差で負け越しているため、仮にジローナがエルチェに勝利して勝ち点43に到達したとしても、レバンテが引き分け以上で勝ち点を積み上げた場合、ジローナはレバンテを上回ることができないという不利な条件を抱えている。(via Mundo Deportivo)

過去のコパ・デル・レイでのマドリード戦における判定問題の小ネタ

レアル・マドリードのアルバロ・アルベロア監督が判定への不満を語る中で、過去に行われたコパ・デル・レイのレアル・マドリード対ジローナ戦での出来事が引き合いに出されている。

当時のジローナ戦で、キリアン・エムバペがペナルティエリア内で肘打ちを受けて顔から出血する事態が発生した。しかし、主審を務めていたアルベロラ・ロハス氏およびVARはこれをファウルと判定せず、PKを与えなかった。この時の判定がマドリード側から激しい怒りと抗議を引き起こした事実が、現在になってもレアル・マドリード側の不満の象徴的なエピソードとして再び話題として取り上げられている。(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

エルチェとの残留を懸けた大一番を前に、相手のサラビア監督から戦術面やウナヒ、ストゥアーニの個の力に対し最大級の警戒が寄せられている。勝ち点40の降格圏から脱出するためには、勝利が絶対条件となる過酷な状況だ。