CDテネリフェ
今節月曜日にヘリオドロ・ロドリゲス・ロペスでジローナFCを迎えるにあたり、クラブの運命を分けた「2022年6月19日の昇格プレーオフ決勝第2戦」の記憶が再び脚光を浴びている。
当時ルイス・ミゲル・ラミス監督が率いたテネリフェは、アウェイの第1戦(モンティリビ)を0-0で凌ぎ、本拠地で2万人を超えるサポーターがクラブ創立100周年記念ユニフォームを身に纏い、クラブ賛歌『我が島を汝の足元に』を大合唱する熱狂の中で運命の一戦に臨んだ。試合はジローナに先制を許したものの、アレックス・コレデラのクロスからカルロス・ルイスが意地の同点ゴールを叩き込み、58分から69分までの9分間は延長戦終了時に順位上位(5位)で昇格が決まるスコアを維持していた。しかし、終盤の展開で失点を重ね1-3で痛恨の敗戦を喫した。当時のジローナには、後にワールドカップ王者となりアトレティコ・マドリードで活躍するアレックス・バエナや、バレンシアのアルナウ・マルティネス、レヴァークーゼンでタイトルを掲げたアレイシ・ガルシアらが名を連ねていた。
重鎮アイトール・サンスは当時の敗戦を激しい打撃だったと振り返りつつも『あの劇的な夜以来、ヘリオドロの観客数が1万4000人を下回ることはなくなった』と語り、敗戦がサポーターとの絆を強固にしたと強調する。実際にこの昇格逃しが引き金となり、長年クラブを率いたミゲル・コンセプシオン会長の株式売却と経営陣刷新へ繋がっていった。
過去の悲劇的な記憶を乗り越え、昇格のライバルであるジローナをホームで返り討ちにすることで、今季の上位進出への大きな足がかりとしたい。(via SPORT)