W杯史
1990年のワールドカップ・イタリア大会、アルゼンチン対ブラジル戦で起きたサッカー史に残る悪名高き「睡眠薬入りボトル事件」が改めて回顧されている。
アルゼンチンのスタッフが、強力な睡眠薬ロヒプノールを入れた水のボトルを意図的にブラジルの選手に渡し、それを飲んだブランコが試合中にめまいを起こしてゾンビのようにプレーすることになった。カルロス・ビラルド監督が仕組んだとされるこの計略により、ブラジルは敗退。後年、マラドーナのテレビ番組にペレが出演した際、この事件について問われたマラドーナは『そんなこともあったな...罪は語られても罪人は語られない。俺は試合に勝つために相手を眠らせる必要はなかったけどな!』と笑って観客の拍手を浴びた。(via SPORT)
ポルトガル代表
ちょうど1年前に交通事故により28歳の若さで亡くなったリヴァプールのディオゴ・ジョタと、同乗していた弟のアンドレの1周忌にあたる日、ポルトガル代表はクロアチア戦で劇的な勝利を収め、その白星を亡き友に捧げた。
試合後、選手たちはジョタのユニフォームをピッチに置いて追悼。キャプテンのクリスティアーノ・ロナウドは涙をこらえきれず、『彼が上から僕たちを照らしてくれている。彼が一緒にいると分かっているし、今日意味があったのは、最高の形で彼を追悼するために勝つことだけだった』と語った。選手たちは大会中、ずっとジョタの名前が刻まれた特製ブレスレットを着用してプレーしている。(via SPORT)
エンタメ
かつて闘牛士ビクトル・ジャネイロの愛人とされ、テレシンコのゴシップ番組の常連として人気を博していたパキ・"ラ・コレス"が、深刻な健康問題と経済的困窮により、アンダルシア州政府所有の空き家を不法占拠して生活している衝撃の事実をテレビ番組で告白した。
『線維筋痛症のひどい発作があって歩行器を使っている。絶望してこの家に入り込み、ここに住み続けている。死にたいとしか思えない。疲れ果てていて、私に必要なのは平和だ』と悲痛な叫びを上げ、かつての華やかな生活から一転した過酷な現実がスペイン国内で大きな波紋を呼んでいる。(via SPORT)
【本日の総括】
本日のオフフィールドニュースでは、W杯という大舞台の裏で起きている悲喜こもごもの人間ドラマが多数報告されました。トランプ大統領の介入による前代未聞のレッドカード撤回や、敗退に涙するカゼミーロ、勝利に声が枯れるケインなど、極限のプレッシャーの中で見せる選手たちの素顔が印象的です。一方で、ラファ・ミルの深刻な裁判問題や、元テレビタレントの困窮など、ピッチ外のシビアな現実も浮き彫りになっています。W杯の熱狂の裏側にある、こうした選手たちの感情や背景を知ることで、試合を見る目がより一層深まることでしょう。