【今日のラインナップ】
✅ アトレティコ・マドリード 苦しみながらも13年ぶりのコパ決勝進出、グリーズマンの去就に揺れる
✅ ビジャレアル チャンピオンズリーグ出場権獲得へ向けた5つの好材料
✅ セビージャ ダービーでの劇的同点劇、カンテラーノの躍動とベテランの統率力
✅ レアル・ベティス ダービーの采配批判とアントニーのW杯出場への道
✅ レアル・ソシエダ コパ決勝進出を懸けた大一番、久保建英は無念の負傷欠場
✅ アスレティック・クラブ 逆転でのコパ決勝進出へ、ガラレタの驚異的回復
✅ エスパニョール C・ロメロの得点力とカンテラ出身選手の出場機会ゼロ問題
✅ バレンシア ディミトリエフスキの好守と契約更新、サラビアのデビューはお預け
✅ デポルティーボ・アラベス コウデ監督退任とキケ・サンチェス・フローレス新体制、マリアーノ問題
✅ ヘタフェ マドリード戦勝利も、リュディガーの危険なプレーにディエゴ・リコが激怒
✅ オサスナ SDブラウリオ・バスケスが2029年まで契約延長、クラブへの愛を語る
✅ ラージョ・バジェカーノ レジェンドのトレホが今季限りで退団、オビエドとの残留大一番へ
✅ セルタ スウェドベリがマドリードの天敵として覚醒、過密日程へ向けた準備
✅ マジョルカ デミチェリス新監督就任で序列白紙、出場機会に飢える選手たちにチャンス
✅ レバンテ アラベス撃破でファンタジーゲームでも選手たちが大暴れ
✅ ラス・パルマス セグンダ屈指の資金力で冬の大型補強を敢行し昇格を狙う
✅ レガネス セグンダトップのサラリーキャップを維持し残留争いからの脱却を図る
✅ カステリョン 新加入の若手DFイスマエル・ファデルがトップチームで出番を待つ
✅ レアル・サラゴサ 最下位低迷で監督とSDを解任、生え抜きの新体制で奇跡の残留へ
✅ ミランデス 降格圏で苦しむ中、エースのカルロス・フェルナンデスの復帰が急務
✅ スポルティング・ヒホン 歴史的本拠地エル・モリノン・スタジアムの法的な保護運動が加速
✅ カルタヘナ 冬の補強が大成功、イニゴ・ベレス監督のもと昇格プレーオフを視界に
✅ コルドバ 一部サポーターの度重なる問題行動を受け、内部規定の厳格化を検討
✅ イビサ プリメーラRFEFで過去2年を大きく下回る成績、昇格へ後がない状況
■【アトレティコ・マドリード】🔴⚪
コパ・デル・レイ準決勝第2戦でバルセロナに0-3で敗北したものの、第1戦の4-0という圧倒的なリードを生かし、2戦合計4-3で13年ぶりとなる決勝進出を果たした。シメオネ監督は5-4-1の守備的な布陣で徹底して耐える戦術を選択。「バルサがボールを持つのはわかっていた。最後は苦しかったが、これがアトレティコだ」と語り、シュート数やコーナーキック(アトレティコは0本)で圧倒されながらも逃げ切った。この試合の立役者となったのはGKフアン・ムッソであり、6回の決定的なセーブを見せてチームを救い、各媒体から絶賛されている。試合後、エンリケ・セレソ会長は試合前に「トム・フォードとスミスという新戦力がいる」と語ったジョークについて、「彼らの出番はなかった。ニュージャージー出身だよ」と上機嫌で振り返った。
また、アントワーヌ・グリーズマンは試合後、昨季バルセロナがSNSに投稿した「この写真はすごくハードだ」という文言を真似て、倒れ込むバルサ選手を背景にガッツポーズをする写真を投稿し、痛烈な意返しを行った。一方で、そのグリーズマンにはMLSのオーランド・シティからオファーが届いており、3月26日までに移籍する可能性が浮上している。これに対し、シメオネ監督やコケ、マルコス・ジョレンテらは「彼の決断を尊重するが、ぜひ決勝で一緒にプレーしたい」と切実な思いを口にしている。そのジョレンテは先日、引退をほのめかす発言をして話題となったが、「肉体が限界を迎える前に、サッカーを取り巻く環境が割に合わなくなれば早く引退するかもしれない」と自身の考えを説明。コパのもう一つの準決勝であるソシエダ対アスレティック戦については「夜9時はもう寝ている時間だから見ない」と独自のルーティンを明かした。なお、4月18日にセビージャのラ・カルトゥーハで行われる決勝戦のチケットは、クラブに割り当てられる分の85%(約2万5千枚)がソシオに分配され、今回は定期券の有無に関係なく、純粋な会員年数の長さのみで優先順位が決定される。
■【ビジャレアル】🟡
来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向けて、5つのポジティブな要素が揃っている。現在リーグ戦ではアトレティコ・マドリードと勝ち点36で並び4位につけており、5位ベティスとは8ポイントの差をつけている。直近の延期分レバンテ戦に勝利したことで、足踏みするライバルとの差を広げることに成功した。さらに、UEFAの係数ランキング次第ではラ・リーガに5枠目のCL出場権が与えられる可能性があり、その場合は11ポイント差の6位セルタがターゲットとなる。すでにレアル・マドリードとバルセロナとの対戦を終えており、今後のカレンダーが比較的有利なのも大きなアドバンテージだ。戦力面でも、ジェラール・モレノがエルチェ戦で復帰予定であり、ウィリー・カンブワラやローガン・コスタも戦列に戻る見込みとなっている。また、最新のサラリーキャップ(LCPD)は1億7308万ユーロで、上位3強に次ぐリーグ4位の強固な財政基盤を維持している。なお、悪天候で延期されていたBチームのエルデンセ戦も無事に開催される。
■【セビージャ】⚪🔴
ベティスとの白熱のダービーマッチは、0-2のビハインドから2-2のドローに持ち込む劇的な展開となった。チームを救ったのは、37歳のベテランFWアレクシス・サンチェスだ。見事なダイビングヘッドで反撃の狼煙となる今季3点目を挙げ、ロッカールームでは「こういう勇気(タマ)が必要だったんだ!」とチームを鼓舞する強力なリーダーシップを発揮している。また、後半から投入されたカンテラ出身の「オソ」ことホアキン・マルティネス・ガウナは、右サイドでアントニーを完全に封じ込め、アレクシスのゴールをアシストする大活躍を見せた。ファン投票でもダービーのMVPに選出されており、クラブは2027年までの契約を見直し、違約金の引き上げと来季のトップチーム登録を確約する契約延長交渉を急ピッチで進めている。守備陣では、23歳のキケ・サラスがマルカンの負傷離脱を機にレギュラーに定着し、1試合平均のクリア数(6.8)やインターセプト数(1.9)でリーグ屈指の数値を叩き出している。下部組織責任者のアグスティン・ロペスは、キケ・サラスやオソ、イサック・ロメロといったカンテラーノの躍動を称賛しつつも、「高額な移籍金で獲得したニアンズのような即効性を彼らに求めてはいけない」と慎重な育成の重要性を説いている。
■【レアル・ベティス】🟢⚪
セビージャとのダービーで2点のリードを守り切れず引き分けたことで、マヌエル・ペジェグリーニ監督の後半の選手交代や采配に対して批判が集中している。その中で一筋の光となっているのが、ブラジル人ウインガーのアントニーだ。ダービーでは鮮やかなオーバーヘッドキックで先制点を奪い、今季の公式戦トータルで11ゴール9アシストという素晴らしい成績を残している。12月末から恥骨炎の痛みを抱えながらもプレーを続けており、レアル・マドリードのロドリゴが膝の重傷で長期離脱したことにより、今年の夏に行われるW杯に向けたブラジル代表入りの可能性が一気に高まっている。一方、トップチームで出場機会を完全に失っているカンテラーノのパブロ・ガルシアは、ペジェグリーニ監督の許可を自ら取り付け、今週金曜日に行われるセビージャ・アトレティコとの「ミニ・ダービー」にベティス・デポルティーボ(Bチーム)の一員として出場することを志願した。また、クラブは3月8日の国際女性デーに向けた「女性週間」の特別プログラムを発表しており、3月15日のセルタ戦のウォーミングアップでは選手たちが特別な「Mujer Bética」シャツを着用して啓発活動を行う。
■【レアル・ソシエダ】🔵⚪
コパ・デル・レイ準決勝第2戦で、アスレティック・クラブをホームのレアレ・アレーナに迎える大一番に臨む。サン・マメスでの第1戦をトゥリエンテスのゴールで1-0と先勝しており、決勝進出に向けて有利な状況にある。ペジェグリーノ・マタラッツォ監督体制下でチームは劇的な復活を遂げており、2026年に入ってからの公式戦の敗戦はレアル・マドリード戦の1試合のみと絶好調だ。メンバー発表では、負傷が懸念されていたFWオリ・オスカルソンがリスト入りを果たした。しかし、久保建英は無念の負傷により、ルペレスやオドリオソラと共にこの重要な一戦を欠場することが確定している。なお、カリカブルは戦術的な理由でメンバー外となり、GKはマレーロが先発する予定だ。カルロス・ソレールは「バレンシアで最高の時期を過ごした時のような主役感がある」と充実ぶりを語り、先日生まれたばかりの息子のために、自身のキャリアで3度目となるコパ決勝の舞台に立つことを誓っている。
■【アスレティック・クラブ】🔴⚪
コパ・デル・レイ準決勝第2戦で、1点のビハインドを背負って敵地サン・セバスティアンに乗り込む。レアレ・アレーナでは2017年以来勝利がなく、厳しい戦いが予想される。しかし、前節のラージョ戦で右肩を脱臼し今月の出場が絶望視されていたルイス・デ・ガラレタが驚異的な回復を見せ、遠征メンバー24名に名を連ねたことは大きな朗報だ。加えて、ビビアン、ユーリ、ベレンゲル、オイアン・サンセといった主力陣も復帰を果たしている。ニコ・ウィリアムズは恥骨炎の治療に専念するため欠場する。エルネスト・バルベルデ監督は「アウェーでのビハインドだが、まだ何も決まっていない。厳しい環境で戦うのはむしろ良いことだ」と闘志を燃やしている。また、かつて両クラブでプレーしたアンドニ・イマスがダービーの激しさを語ったほか、イバイ・ゴメスがマルセロ・ビエルサ元監督の「家族のいる選手を外して若手を好んで起用した」という特異なエピソードを明かした。さらに、ポルトゥガレテにある精肉店が、この試合でゴールを決めたアスレティックの選手に2キロの牛肉(チュレトン)をプレゼントするというユニークなボーナスを発表し、チームを後押ししている。
■【エスパニョール】🔵⚪
ビジャレアルからレンタル中の24歳左サイドバック、カルロス・ロメロが攻撃面で驚異的な数字を残している。エルチェ戦で決めたゴラッソにより今季5点目をマークし、リーグのディフェンダーとして単独トップの得点数を誇っている。チーム内でもペレ・ミジャに次ぐ得点源となっており、この活躍からマルク・ククレジャやアレハンドロ・グリマルドの牙城を崩し、スペイン代表に招集される可能性すら浮上している。一方で、チームは深刻なカンテラ(下部組織)問題を抱えている。今季、Bチーム登録の若手選手がトップチームのリーグ戦で1分も出場していないのだ(リーデルはB登録だが実質トップ専任)。有望株のバウザやハビ・エルナンデスがレンタルで放出されたことや、BチームがセグンダRFEFに所属していることが要因とされている。MFの層が極端に薄くなっているため、次戦のオビエド戦ではフェラン・ゴメスにようやく出番が回ってくる可能性がある。また、エルチェ戦でオマル・エル・ヒラリが相手のラファ・ミルから「パン舟(移民の小舟)で来たんだろ」という人種差別的な暴言を受けた件について、マノロ・ゴンサレス監督は「人種差別だけでなく、ピッチ上のあらゆる侮辱を排除すべきだ」と強く訴えている。
■【バレンシア】🦇
正GKフレン・アギレサバラの再負傷により出番を得たストレ・ディミトリエフスキが、オサスナ戦で圧巻のパフォーマンスを披露した。無失点での1-0の勝利に大きく貢献し、カルロス・コルベラン監督からも「空中戦の支配力が並外れていた」と大絶賛された。アギレサバラが今季18試合で30失点(平均1.6失点)を喫しているのに対し、ディミトリエフスキは8試合で9失点(平均1.12失点)と安定感を見せている。クラブは違約金なしで一方的に契約を更新(昇給付き)できるオプションを保持しており、6月30日までにこれを行使して彼を残留させる見込みだ。新戦力として加入した右サイドバックのレンソ・サラビアは、12月以来実戦から遠ざかっているため「エクスプレス・ミニ・プレシーズン」で急ピッチの調整を行っている。今週末のアラベス戦でのデビューを目指しているが、先発はティエリ・コレイアが有力視されている。サラビアはアラベスのエドゥアルド・コウデ前監督と師弟関係にあり、再会が期待されていたが、指揮官の退任により幻となった。また、フィオレンティーナから買い取りオプションなしでレンタル中のルーカス・ベルトランは膝の腱の負傷で離脱中だが、「メスタージャとファンの熱狂は素晴らしい。夏に交渉してぜひ残りたい」とバレンシアへの完全移籍を熱望している。
■【デポルティーボ・アラベス】🔵⚪
エドゥアルド・コウデ監督が退任し、母国アルゼンチンのリーベル・プレートの監督に就任することが正式に決定した。コウデは「素晴らしい機会であり、アラベスへの敬意を欠くものと思わないでほしい」とファンに別れを告げた。クラブは迅速に動き、後任としてキケ・サンチェス・フローレスを2028年6月までの契約で招聘した。新監督が直面する最大の難題がマリアーノ・ディアスの処遇だ。マリアーノは12月中旬のセビージャ戦で先発を外されたことに激怒して以来、チームの輪から完全に外れている。年俸約200万ユーロの高給取りでありながら2027年までの契約を残しているため、クラブは一方的な契約解除ができず財政的な重荷となっている。キケ・サンチェス・フローレスはセビージャ時代にもマリアーノを指導した経験があり、この「事実上の引退状態」にあるストライカーを再生できるかが残留に向けた大きな鍵となる。
■【ヘタフェ】🔵
レアル・マドリードを敵地サンティアゴ・ベルナベウで1-0と撃破し、降格圏から抜け出す貴重な勝ち点3を手にした。しかし、試合の中で大きな波紋を呼んだのがアントニオ・リュディガーの危険なプレーだ。ディエゴ・リコが倒れ込んでいるところに膝蹴りを見舞ったにもかかわらず、VARは介入せず退場処分にはならなかった。被害を受けたディエゴ・リコは試合後、「私が逆の立場なら10試合の出場停止でシーズン終了だったはずだ。VARが何のためにあるのか全くわからない」と怒りを爆発させた。この蛮行にはドイツのメディアも「ワールドカップに行く資格はない」と自国のDFを痛烈に批判している。
■【オサスナ】🔴
スポーツディレクターを務めるブラウリオ・バスケスが2029年までの契約延長に合意し、記者会見でクラブへの深い愛情を語った。「これでオサスナの歴史上最も長く務めるSDになる。他のビッグクラブからのオファーもあったが、ここで日々幸せを感じて仕事をすることを選んだ」と明かした。下部組織「タホナル」の指導者サンティ・カスティジェホへの厚い信頼や、アイマル・オロスやモンカヨラといった生え抜きの主力選手の引き留め、そしてアンテ・ブディミルやルベン・ガルシアといった実力者の補強によるチームの飛躍を誇り、オサスナのプロジェクトが極めて健全に進行していることを強調した。
■【ラージョ・バジェカーノ】⚡
クラブのレジェンドである37歳のアルゼンチン人MFオスカル・トレホが、9シーズン過ごしたクラブを今季限りで退団することを発表した。イニゴ・ペレス監督は「永遠にここにいてほしい選手だった。彼の競技レベルはまだ高く、どこへ行ってもサッカー界に必要な人材だ。将来的にはラージョのフロント入りしてほしい」と最大級の賛辞を贈った。チームは勝ち点27で降格圏までわずか3ポイントと追い詰められており、ピッチの張り替え失敗によって延期されていた降格圏のレアル・オビエドとの直接対決を「今年最も重要な試合」として迎える。
■【セルタ】🩵
カール・スタルフェルトがファン投票により1月の月間最優秀選手に選出された。「ファンに選ばれて光栄だ。ディフェンダーとしてリール戦でゴールを決められたのも大きかった。チームが上手く機能しているとプレーするのも簡単で楽しい」と喜びを語った。一方、攻撃陣ではスウェーデン人の若手MFウィリオット・スウェドベリがレアル・マドリードの「天敵」として完全に覚醒している。わずか5回の対戦で4ゴールを記録し、直近のベルナベウでの勝利(3-2)でも見事なゴールを奪った。チームは金曜日にそのレアル・マドリードを本拠地バライードスで迎え撃ち、その後はヨーロッパリーグのオリンピック・リヨン戦(ベスト16)、そしてリーグでのベティス戦という過密かつ過酷な日程に突入する。ボルハ・イグレシアスは古巣マドリード戦で出場停止から復帰する予定だ。
■【マジョルカ】👹
ヤゴバ・アラサテ監督の後任として、マルティン・デミチェリス新監督が就任した。アルゼンチン人指揮官は就任会見で「自分がレギュラーだと思っている選手も、控えで構想外だと思っている選手も間違っている。戦術を最も早く理解した者を起用する」と宣言し、チーム内の序列を完全に白紙に戻した。これにより、バルセロナから移籍金500万ユーロで加入しながらわずか780分の出場にとどまっているパブロ・トーレや、不調のマフェオやモヒカに代わってマテウ・モレイらに新たなチャンスが巡ってくる可能性が高い。アブドン・プラツや、冬の移籍市場で加入したルヴンボ、未だデビューを果たしていないカルンバらも、新体制でのアピールに燃えている。
■【レバンテ】🐸
アラベスを2-0で撃破し、ファンタジーゲーム(LALIGA Fantasy)においてレバンテの選手たちがポイントを荒稼ぎした。2ゴールを挙げたカルロス・エスピが14ポイントを獲得して最もコスパの良いベストイレブンに選出されたほか、デラ(13ポイント)、マティアス・モレノ、ジェレミー・トリアン(共に9ポイント)、K.トゥンデ(8ポイント)など、計5人の選手が理想の布陣や高収益選手として名を連ね、チームの好調ぶりをスタッツ面でも証明した。
■【ラス・パルマス】🐥
リーグから発表された最新のサラリーキャップ(LCPD)において、セグンダ・ディビシオンでレガネスに次ぐ2番目の規模となる1510万ユーロ(前回から180万ユーロ増)を記録した。この強大な資金力を背景に、冬の移籍市場ではベネデッティ、エスタニス・ペドロラ、イケル・ブラボ、ミヤシロといった実力者を次々と獲得。現在勝ち点45を獲得しており、首位のラシンやカステリョン、アルメリアらを猛追して1年でのプリメーラ復帰を本気で狙っている。
■【レガネス】🥒
最新のサラリーキャップで、セグンダ・ディビシオンの中でトップとなる1970万ユーロ(前回から300万ユーロ増)を記録し、圧倒的な予算規模を維持している。現在は勝ち点34にとどまっており、降格圏からわずか4ポイント差と苦しい戦いが続いているが、潤沢な資金力を生かして後半戦での巻き返しと残留争いからの脱却を図っている。
■【カステリョン】🦓
冬の移籍市場でセグンダRFEFのイエクラノから獲得した21歳の若手DF、イスマエル・ファデルにトップチームでの出場機会が巡ってきそうだ。サラゴサの下部組織出身であるファデルは、前節のバジャドリード戦(0-4)で急遽スタメン起用され、厳しい状況の中で奮闘した。現在、レギュラーDFのジェレミー・メロが退場による出場停止処分を受ける可能性が高く、次戦のレアル・ソシエダB戦で再び右サイドバックとして起用される見込みだ。
■【レアル・サラゴサ】🦁
セグンダ・ディビシオンで勝ち点24の最下位に沈み、残留圏まで8ポイント差という絶望的な危機に瀕している。クラブはルーベン・セジェス監督とSDのチェマ・インディアスを解任するという大鉈を振るった。後任のSDにはラロ・アランテギが復帰し、アシスタントコーチには生粋のサラゴサファンであるネストル・ペレスを任命して、地元愛の強い陣容で再建を図る。次節のカディス戦はダビド・ナバーロが暫定監督として指揮を執るが、結果次第ではシーズン終了まで彼にチームを託す可能性もある。クラブのレジェンドであるナジムは「結果だけでなく、シーズンを通してチームから伝わる雰囲気が最悪だ。今年は本当に厳しい」と悲痛な思いを吐露している。
■【ミランデス】🐗
レアル・サラゴサと並び勝ち点24で降格圏に沈む苦しい状況の中、週末に控えるブルゴスとの熱いダービーマッチに向けてエースの復帰が待たれている。セビージャやデポルティーボなどを渡り歩き、今季すでに10ゴール2アシストを記録しているストライカーのカルロス・フェルナンデスが負傷を抱えているのだ。アントション・ムネタ監督は「彼は限界まで無理をしてプレーしていた。早く戻ってきてほしい」と語り、残留に向けた最大のキーマンの回復を祈っている。
■【スポルティング・ヒホン】🔴⚪
クラブの歴史的な本拠地である「エル・モリノン・スタジアム」を守るための法的な保護運動が加速している。「アンセルモ・ロペス協会」は、将来的にクラブのオーナーや投資家がスタジアムの移転や売却を強行するのを防ぐため、エル・モリノンをヒホン市の都市計画カタログに組み込むよう働きかけている。この法的なアンカーが実現すれば、スタジアムの近代化や改修は可能だが、スポーツ目的での現在の所在地からの移転は不可能となる。
■【カルタヘナ】⚓
イニゴ・ベレス監督が率いるチームは、冬の移籍市場での補強が完璧に的中し、劇的な快進撃を見せている。特にデビュー戦で2ゴールを挙げたフランス人ウインガーのヤニス・ラフマニや、ギリシャから加入して中盤の要となったジャン・ジュレス、左サイドを活性化させているベニト・ラミレスらの活躍が光る。チームの構造は強固になり、絶望的だった状況から一転して、今や昇格プレーオフ進出を夢見る位置にまで浮上している。
■【コルドバ】🟢⚪
ホームのエル・アルカンヘル・スタジアムでのサポーターの素行不良が深刻な問題となっている。前節のアンドラ戦では、スタンドでナチス式敬礼を行ったファンが警察によって追放される事件が発生した。昨季はこうした問題による罰金総額が5万ユーロを超え、今季もすでにホーム14試合中11試合でリーグから警告や処分を受けている。これを受け、クラブはシーズンチケット保持者に対する内部の行動規範をさらに厳格化し、問題を起こしたファンを徹底的に排除する方針を検討している。
■【イビサ】🏝️
プリメーラRFEFのグループIIにおいて、現在勝ち点35で12位と大きく低迷している。ミゲル・アルバレス監督のもと、直近8試合で5勝と調子を上げているものの、降格圏であるユベントス・トレモリーノスとはわずか3ポイント差と依然として危険な水域にいる。過去2シーズンは同時期に勝ち点44や55を記録し、得失点差も大幅なプラスを誇っていたが、今季は得点力不足が顕著であり、昇格への道は極めて険しい状況となっている。
【本日の総括】
本日のラ・リーガを巡る最大のトピックは、コパ・デル・レイ準決勝第2戦におけるアトレティコ・マドリードの歴史的な決勝進出です。圧倒的にボールを支配されながらも守り抜き、13年ぶりにファイナルへの切符を手にした戦いぶりは、シメオネ監督の哲学を象徴するものでした。また、残留争いに目を向けると、アラベスやマジョルカ、サラゴサが次々と監督交代に踏み切り、残りシーズンに向けた劇薬を投下しています。さらに、ビジャレアルやセルタのようにヨーロッパの舞台を見据えて着実に歩みを進めるクラブがある一方で、バレンシアやエスパニョールのように若手とベテランの融合、あるいはカンテラからの突き上げに期待と課題を抱えるチームの現状も浮き彫りとなりました。セグンダ以下のカテゴリーでも昇格や残留を懸けた激しい生存競争が繰り広げられており、スペイン全土で熱い戦いが続いています。
