【今日のラインナップ】

 

✅ アトレティコ・マドリード 激闘の末のコパ決勝進出とバス襲撃事件

✅ レアル・ソシエダ コパ準決勝へ向けたGK起用とオスカルソン復帰

✅ アスレティック・クラブ ウィリアムズ欠場もコパ決勝進出へ意欲

✅ レアル・ベティス アムラバトの帰還とスタジアム建設の進捗

✅ セビージャFC アレクシス・サンチェスの躍動とオソの台頭

✅ マジョルカ 誤審による不利益を審判委員会が公式に認める

✅ バレンシアCF オサスナ戦の誤審認定とグイド・ロドリゲスの契約延長

✅ ヘタフェCF ベルナベウでの歴史的勝利とリュディガーのラフプレーへの怒り

✅ デポルティーボ・アラベス コウデ監督退任とキケ・サンチェス・フローレス新監督就任

✅ ラージョ・バジェカーノ トレホの退団発表とオビエド戦への決意

✅ レアル・オビエド ラージョ戦に向けた大一番と人種差別ファンへの求刑

✅ セルタ・デ・ビーゴ リーガ屈指の有効プレー時間とマドリード戦への展望

✅ RCDエスパニョール オマル・エル・ヒラリに対する人種差別疑惑

✅ エルチェCF ラファ・ミルへの人種差別疑惑とクラブ内の擁護

✅ レバンテUD サラリーキャップの半減とカストロ監督の奮闘

✅ ビジャレアルCF 安定のサラリーキャップ維持

✅ 日本人選手関連 現在のところ新規情報なし

 

■【アトレティコ・マドリード】🐻

コパ・デル・レイ準決勝第2戦でFCバルセロナとカンプ・ノウで対戦。第1戦を4-0で制した大きなアドバンテージを持って乗り込んだが、スタジアムへの移動中に過激派ファンによってチームバスが襲撃され、石などの投擲物によってバス右側面の窓ガラスに大きな穴が開く被害に遭った。

試合前の恒例の昼食会では、エンリケ・セレソ会長が絶好調のラミネ・ヤマルについて問われた際、「我々にはフリアン・アルバレス、トムフォード、スミスがいる」と、チームに存在しない架空の選手名を挙げてはぐらかすシュールな対応を見せた。また、フリアン・アルバレスの移籍の噂については「彼はグリーズマンと同様に契約があり、売却の対象ではない。非常に価値がある」と一蹴した。

試合は前半にマルク・ベルナルとハフィーニャ(PK)にゴールを許して0-2で折り返し、後半にも失点して0-3で敗れたものの、2戦合計4-3で逃げ切り、ミランダのゴールで優勝した2012-13シーズン以来となる決勝進出を果たした。決勝は4月18日にセビージャのエスタディオ・ラ・カルトゥーハで行われる。

選手個人の評価では、GKムッソがバルセロナの猛攻に対して安定したセービングを見せた。マルコス・ジョレンテはルックマンへ決定的なクロスを供給し、右サイドで奮闘。一方、プビルは前半終了間際にペドリに対するファウルでPKを与えてしまった。

また、サウジリーグのアル・シャバブでプレーするヤニック・カラスコが、1ヶ月間で6ゴール3アシストという圧倒的な成績を残し、2月の月間最優秀選手に選出された。(via SPORT, ElDesmarque, Mundo Deportivo, Estadio Deportivo)

 

■【レアル・ソシエダ】⚪🔵

コパ・デル・レイ準決勝第2戦でアスレティック・クラブをホームのアノエタに迎える。第1戦は敵地でベニャト・トゥリエンテスのゴールにより1-0で勝利している。ペジェグリーノ・マタラッツォ監督は前日会見で、スタメンGKにウナイ・マレーロを起用することを明言。「マスクをつけていても制限はゼロだ。良いエネルギーを持っているし、準備はできている」と全幅の信頼を寄せた。

怪我でマジョルカ戦を欠場していたオルリ・オスカルソンが全体練習に復帰し、無事に招集メンバー入りを果たした。また、アンデル・バレネチェアとルカ・スチッチについても「2人とも60分間プレーできる状態であり、スタメン出場の要件を満たしている」と語った。

審判技術委員会(CTA)は、前節マジョルカ戦でのイゴール・スベルディアのプレーについて誤審があったと公式に認めた。ムリキをエリア内で引き倒したプレーは明確なファウルであり、PKおよびDOGSO(決定的な得点機会の阻止)による一発退場が提示されるべきだったと結論づけた。

アルバロ・オドリオソラは、マドリードで左膝前十字靭帯断裂の手術を無事に成功させた。水曜日に退院し、スビエタでリハビリを開始する。アイヘン・ムニョスが示したように、復帰には最低でも6〜8ヶ月を要する見込みである。(via Mundo Deportivo, MARCA, SPORT, ElDesmarque)

 

■【アスレティック・クラブ】🦁

コパ・デル・レイ準決勝第2戦に向けて、エルネスト・バルベルデ監督が会見を行った。第1戦を0-1で落としているが、「何も決まっていない。我々は逆転を目指す。勝つために全力を尽くすし、ファンが誇りに思えるような最高のバージョンを見せたい」と強い意気込みを示した。

負傷中のニコ・ウィリアムズは欠場が確定。一方で、肩を痛めていたイニゴ・ルイス・デ・ガラレタ、そしてユーリ・ベルチチェとアイメリク・ラポルテは無事に遠征メンバーに名を連ねた。GKの起用については「アレックス・パディージャが引き続きプレーする可能性は十分にあるが、ウナイ・シモンが出場する可能性もある」と言及を避けた。

最新のサラリーキャップ(LCPD)更新により、アスレティックの枠は1億2600万ユーロから1億3200万ユーロへと600万ユーロ増加した。(via Mundo Deportivo, ElDesmarque)

 

■【レアル・ベティス】🟢⚪

ソフィアン・アムラバトがオランダでの足首の手術と6週間のリハビリの第1段階を終え、セビージャに帰還した。クラブメディアのインタビューで、負傷の原因となったイスコとの衝突を「お互いにとって最悪の瞬間だった」と振り返り、イスコからは「すぐに一緒にピッチに立とう」とのメッセージを受け取ったと明かした。また、負傷を抱えながらもセビージャとのダービーやバルセロナ戦、アフリカネイションズカップで無理をして悪化させたことを告白し、自身のコミットメントを疑う声に対して強い不快感を示した。

前節のセビージャとのダービー(2-2)について、LaLigaから複数の告発を受けた。アイザック・ロメロのゴールパフォーマンス後にベティスファンが2本のペットボトルを投げ込んだ件や、「Puta Sevilla」など合計4件の侮辱的チャントが規律委員会に報告された。

引き分けに終わったダービーを受け、マヌエル・ペジェグリーニ監督の進退を問う一部の批判に対し、「時代錯誤であり的外れ」と擁護する論調が出ている。彼はクラブ史上最高の監督の一人であり、現在もリーグ5位でチャンピオンズリーグ出場権を争っている事実が強調された。

冬の移籍市場でアルバロ・フィダルゴを獲得した影響などで、サラリーキャップは1億2594万ユーロから1億2214万ユーロへ約380万ユーロ減少した。

新スタジアム「新ベニト・ビジャマリン」の建設は順調に進んでおり、現在は掘削と基礎工事を請け負う企業の選定(SACYR、FCC/Sando、Accionaの3社)が最終段階に入っている。完成予定は2028年5月2日。

ヨーロッパリーグのベスト16で激突するパナシナイコスのホーム、アテネ・オリンピック・スタジアムは、巨大な屋根の構造的な問題により収容人数が7万1000人から3万5000人に半減している。しかし、UEFAの規定によりベティスファンのためのアウェー席は確保される見通しである。(via Estadio Deportivo, ElDesmarque, MARCA)

 

■【セビージャFC】🔴⚪

ダービーでの引き分け(2-2)の裏側がクラブ公式メディアで公開され、「彼らは赤を恐れている」という声で選手やスタッフが鼓舞し合う熱いロッカールームの様子が話題を呼んだ。

ベティス戦で貴重なゴールを挙げたアレクシス・サンチェスが、自身に向けられていた年齢やパフォーマンスへの批判を一蹴した。「常にビッグクラブでプレーし、主役であろうとしている」と語り、マティアス・アルメイダ監督の厚い信頼に応える姿勢を示した。

トップチームで躍動するカンテラーノのホアキン・マルティネス「オソ」は、ダービーでも見事なアシストを記録した。クラブの育成部門責任者であるアグスティン・ロペスは、彼の才能と戦術眼を絶賛しており、クラブは現在2027年までとなっている契約を延長・強化するための動きを急いでいる。

また、ダービーのアウェー席(セビージャ側)での扱いについて、過度なボディチェックや飲み水すら買えない過酷な環境であったと3人のソシオが告発。セビージャは該当するファン600名以上のチケット代を全額返金する異例の措置を取った。

一方でLaLigaは、ダービーでセビージャファンが行った「Písalo, písalo!(踏みつけろ)」や「Puta Betis」といった2件の侮辱的チャントを告発した。

サラリーキャップは2213万ユーロで据え置き。厳しい財政状況のなか、冬の補強(モペイなど)は選手の売却と給与削減を駆使して捻出されたことが明らかになった。(via ElDesmarque, Estadio Deportivo)

 

■【マジョルカ】👹

前節のレアル・ソシエダ戦での敗戦(0-1)について、審判技術委員会(CTA)が公式に誤審を認めた。前半12分、イゴール・スベルディアがペナルティエリア内でヴェダト・ムリキを両腕で引き倒したプレーについて、明確なファウルであり、PKの付与およびDOGSOによるレッドカードの提示が妥当であったと結論づけた。VARの介入がなかったこともエラーとされ、マジョルカが極めて大きな不利益を被ったことが証明された。(via SPORT)

 

■【バレンシアCF】🦇

前節のオサスナ戦(1-0)での誤審をCTAが認めた。オサスナのDFホルヘ・エランドが倒れ込みながらラルジー・ラマザニのシュートを腕で防いだプレーについて、「腕を伸ばして不自然な空間を作っていた」として、明確なPKの誤審だったと認定した。

同試合において、バレンシアファンがオサスナのGKセルヒオ・エレーラに対して行った複数の侮辱的チャントがLaLigaによって告発された。クラブは直ちにスタジアムのスクリーンで反差別のメッセージを流す対応を取った。

来季に向けた補強として、ジェスティン・デ・ハースとアリウ・ディエングのフリーでの獲得がすでに内定している。さらに、現在半年契約でプレーしているMFグイド・ロドリゲスに対し、2年間の契約延長を提示する方針。オサスナ戦でフル出場して中盤を支配したグイド自身も、クラブでのプレーに大きな満足感を示している。

ケルンにレンタル中のDFジェンク・エズカジャルは、ドイツでのプレー続行を強く希望している。彼はインタビューで「ケルンには200万ユーロの買取オプションがある。ここにずっと残りたい」と語り、バレンシアへの復帰を望んでいないことを明確にした。

メスタージャを訪れたイギリス人ファンが、「魂のない近代的なスタジアムになる前に、このオールドスクールな最高のスタジアムを体験できて最高だ」とその魅力をSNSで絶賛し、600ユーロを費やした旅の価値を強調した。

キアット・リム会長の就任からちょうど1年が経過したが、ヨーロッパの大会への復帰という公約は果たされておらず、ファンとの深刻な断絶は依然として続いていると厳しい評価が下されている。

サラリーキャップは9120万ユーロから9560万ユーロに増加した。(via SPORT, Estadio Deportivo, ElDesmarque)

 

■【ヘタフェCF】🔵

サンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリードを0-1で撃破。ヘタフェにとってベルナベウでの勝利は18年ぶりとなる歴史的な快挙となった。ホセ・ボルダラス監督の完璧なゲームプランが光った。

試合中、アントニオ・リュディガーがディエゴ・リコの顔面に膝蹴りを入れたラフプレーが大きな物議を醸している。ノーファウルで流されたことに対し、ディエゴ・リコ本人は「わざとだ。大怪我になるところだった。相手が違えば10試合の出場停止だ」と怒りを露わにし、VARが介入しなかったことに強い不満を表明した。

決勝点を決めたマルティン・サトリアーノの好調の秘密が、彼の栄養士によって明かされた。プロテインとベビー用の粉末米クリームを混ぜた特製の「お粥スムージー」を摂取しており、これが爆発的なエネルギーと高いパフォーマンスを生み出している。

クラブの公式SNSは、マドリードのヴィニシウス・ジュニオールが過去の対戦時にヘタフェのアラン・ニョム退場時に発した「ジェネがやる時は大好きなのに、まあ良い交代だったと言っておこう」という煽り言葉をそのまま引用し、強烈な意趣返しを行った。

サラリーキャップは5070万ユーロから3480万ユーロへと大幅に減額された。(via MARCA, SPORT, ElDesmarque)

 

■【デポルティーボ・アラベス】🦊

エドゥアルド・コウデ(チャチョ)監督が電撃退任した。アルゼンチンの名門リーベル・プレートの監督に就任するため、クラブと合意の上で契約を解除。コウデは「素晴らしい機会であり、アラベスへの敬意を欠くものと受け取られないことを願う」と別れのメッセージを残してブエノスアイレスへ旅立った。

クラブは即座に後任を発表。経験豊富なキケ・サンチェス・フローレスが2028年までの契約で新監督に就任した。アラベスは現在降格圏からわずか3ポイント差の16位に位置しており、残留に向けた手腕が託される。

サラリーキャップは4100万ユーロから4780万ユーロへと増加した。(via MARCA, Mundo Deportivo, ElDesmarque, Esport3)

 

■【ラージョ・バジェカーノ】⚡

イニゴ・ペレス監督が記者会見で、今季限りでの退団をSNSでサプライズ発表したオスカル・トレホについて言及。「時を止めて、ずっとラージョに関わってほしい。彼がもたらす無形の貢献、連帯感の創出は計り知れない」と最大限の賛辞を贈り、残りの数ヶ月を共に楽しむ決意を語った。

ピッチコンディション不良で延期されていたレアル・オビエド戦に向けて、監督は「勝ち点3を得て残留に近づくための決定的な一戦」と位置づけ、全選手が起用可能であることをポジティブな要素として挙げた。

サラリーキャップは4700万ユーロから4900万ユーロへ微増した。(via MARCA, SPORT)

 

■【レアル・オビエド】🛡️

ギジェルモ・アルマダ監督がラージョ・バジェカーノ戦を「今年最も重要な試合であり、事実上の決勝戦だ」と位置づけ、アグレッシブなプレーで勝利を掴む意欲を示した。

過去のバルセロナ戦でマルクス・ラッシュフォードに対して「ニガー」と人種差別的な発言をしたオビエドの19歳のファンに対し、アストゥリアス州検察が懲役15ヶ月、罰金2880ユーロ、2000ユーロの損害賠償、およびスポーツ施設への立ち入り禁止を求刑した。この侮辱行為を収めた動画はSNSで2900万回以上再生されていた。(via MARCA, ElDesmarque, SPORT)

 

■【セルタ・デ・ビーゴ】🩵

オプタのデータにより、セルタの試合の「有効プレー時間」がリーグで2番目に長い58分14秒であることが示された。これはクラウディオ・ヒラルデス監督のボールを大切にするスタイルが数字に表れた結果である。

次節はホームのバライードスでレアル・マドリードを迎え撃つ。過去の歴史の中で同一シーズンにマドリードからダブル(ホーム&アウェーでの2勝)を達成したのは3回のみであり、今季はその歴史的偉業に挑む絶好のチャンスとなっている。

サラリーキャップは9110万ユーロで据え置きとなっている。(via SPORT)

 

■【RCDエスパニョール】🐦

前節のエルチェ戦で、オマル・エル・ヒラリがラファ・ミルから「パンテラ(移民用の小舟)に乗ってきた」と人種差別的な発言を受けたと審判に報告し、アンチレイシズム・プロトコルが発動された件が大きな波紋を呼び続けている。

サラリーキャップは5650万ユーロから5700万ユーロへ微増した。(via SPORT, Esport3)

 

■【エルチェCF】🌴

人種差別発言の疑惑の渦中にあるラファ・ミルが、騒動後初めて公式イベント(スポンサーの眼鏡店でのサイン会)に姿を現した。1000人以上のファンからサインや写真撮影を求められ、リラックスした表情を見せたが、メディアに対しては無言を貫いた。

イベントに同席したキャプテンのホサンは、「試合中のよくある口論に過ぎず、議事録に書かれたような発言は一切していない。我々は彼を100%信じている」とラファ・ミルを徹底的に擁護した。ホアキン・ブイトラゴ会長は「憶測や決めつけを避けて慎重な対応を」と呼びかけた。

サラリーキャップは4050万ユーロから3690万ユーロへと減少した。(via SPORT, Estadio Deportivo)

 

■【レバンテUD】🐸

前経営陣時代の未計上負債1620万ユーロが発覚した影響で、サラリーキャップが3550万ユーロから1740万ユーロへと半分以下に激減し、1部リーグで最低の数字となった。

ルイス・カストロ新監督のもとで10試合で3勝2分5敗、勝ち点11を獲得し、前任のフリアン・カレロを上回るペースでポイントを稼いではいるものの、残留の目安となる40ポイントに到達するには、残り12試合でさらにペースを上げる必要がある。(via MARCA, SPORT, Estadio Deportivo)

 

■【ビジャレアルCF】💛

サラリーキャップは1億7300万ユーロを維持し、全体の4位につけている。チャンピオンズリーグでの早期敗退にもかかわらず、安定した財政基盤を保っていることが確認された。

強風により延期されていたセグンダの試合(ビジャレアルB対エルデンセ)が実施される予定である。(via ElDesmarque, SPORT)

 

■【日本人選手関連】🇯🇵

現在、久保建英、浅野拓磨に関する新しいニュースはありません。

 

【本日の総括】

本日はコパ・デル・レイ準決勝の激闘が大きな注目を集めました。アトレティコ・マドリードはバルセロナの猛攻に耐え抜き、バス襲撃という逆境も跳ね除けて見事に決勝への切符を掴み取りました。また、明日の決戦を控えるレアル・ソシエダとアスレティック・クラブは、両監督が熱い意気込みを語り、決戦に向けた準備が整っています。

一方で、ヘタフェのベルナベウでの歴史的勝利の裏で起きたリュディガーのラフプレー問題、エルチェとエスパニョール間で勃発した人種差別疑惑、そして冬の移籍市場を経た各クラブのサラリーキャップの大幅な変動(特にレバンテの半減)など、ピッチ内外でラ・リーガの明暗がくっきりと分かれるトピックが目白押しの一日となりました。