カンテラ戦略
💎 経済的な制約からカンテラ(下部組織)への依存度が高まる中、セビージャは有望な若手選手の契約延長と外部からの引き抜きを積極的に進めています。
直近では、昨夏にCFダムから加入した20歳の右ウイング、エリック・アルカイデとの契約を2028年まで延長しました。彼は当初セビージャC(3部)に加入しましたが、すぐにセビージャ・アトレティコ(1部RFEF)へ昇格し、18試合に出場して存在感を示しました。来季は正式にセビージャ・アトレティコの背番号を背負い、ディエゴ・ガリアーノ新監督(就任見込み)の下でプレーします。
この他にも、セビージャはクラブの未来を担う「2029年世代」として、マヌエル・アンヘル・カスティージョ(U-19スペイン代表)、イブラ・ソウ、エドゥ・アルトサノ、ニコ・ギジェン、ミゲル・シエラ、ブルーノ・ルケ(U-16スペイン代表)、そして現会長の弟であるアルバロ・デル・ニドといった有望株たちと2029年までの長期契約を結んでいます。さらに、U-20ルーマニア代表CBのロベルト・ハラデも2028年まで契約を延長しました。
また、外部からの補強として、ウエスカで際立った身体能力を見せた15歳の長身CBデンバ・ダンソコ(スペインとマリの二重国籍)や、TSKロセスの有望なユースFWダニエル・アルガンサの獲得も事実上決定しています。 (via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
クラブ売却を巡るセルヒオ・ラモスと大株主の対立は修復不可能な段階に達し、クラブの未来は新たな投資家に委ねられることになりそうです。一方で、実際の財務状況は徐々に改善の兆しを見せており、来季の黒字化に向けた予算削減が進行中です。暫定SDのナバロとガルシア・プラサ監督は、限られた資金の中で、ペドロサの売却やオソの契約延長、GKアルベルト・フローレスやエリック・アルカイデらカンテラーノの昇格を軸に、次世代のセビージャの基盤作りに奔走しています。