[2030年W杯] アノエタとサン・マメスの共同開催案をFIFAに正式提出

バスク自治州政府は、アスレティック・クラブおよびレアル・ソシエダと共同で、2030年ワールドカップに向けた画期的な提案をFIFAに公式文書として提出しました。

提出期限であった2026年5月31日に送られたこの文書では、サン・セバスティアンとビルバオを「単一の開催地」として機能させることをFIFAに求めています。組織運営にかかる厳しい要求や高額なコスト、インフラ投資などを軽減するため、両都市で費用とリソースを共有し、単一の予算下で運営する計画です。

この提案では、エウスカディ(バスク自治州)において合計4試合の開催を目指しており、アノエタで2試合、サン・マメスで2試合を割り当てることを想定しています。自治州の市民の利益と幸福を守るためのこの共同開催案について、サン・セバスティアンのホン・インサウスティ市長は、交渉の守秘義務を守りつつ今後の数ヶ月間作業を進める必要があると述べており、FIFAからの正式な回答は年末になる予定です。(via SPORT)

[代表招集] 久保建英ら5選手が2026年北中米W杯の代表メンバーに選出

6月11日に開幕するアメリカ・メキシコ・カナダ共催の2026年ワールドカップに向けて、各国の最終登録メンバーが続々と発表されており、レアル・ソシエダからは合計5名の選手が大舞台への切符を手にしました。

日本人選手としてクラブを牽引する久保建英は、日本代表メンバーとして順当に選出されました。ソシエダの絶対的な主軸として活躍する久保は、北中米の舞台でもサムライブルーの攻撃の要として大きな期待を背負って戦うことになります。

さらに、スペイン代表にはクラブの象徴であるミケル・オヤルサバルが名を連ねています。クロアチア代表には守備の要であるドゥイェ・チャレタ=ツァルと中盤のルカ・スチッチの2名が選ばれ、ポルトガル代表には前線で違いを生み出すゴンサロ・ゲデスが招集されました。ソシエダの誇る多国籍なタレントたちが、世界最高の舞台でそれぞれの国を背負ってプレーします。(via ElDesmarque)

[移籍・契約] 21歳目前の日本人CB・北一成を完全移籍で獲得!2030年までの長期契約

レアル・ソシエダは、優秀な下部組織の強化にも抜かりはありません。昨年の7月に買い取りオプション付きのレンタルで日本の市場から獲得していた若き日本人センターバック、北一成の完全移籍への移行を決断しました。

21歳を目前に控える北は、今季ラ・リーガ・ハイパーモーション(2部)を戦うサンセ(Bチーム)で31試合もの公式戦に出場し、レギュラーとして確固たる地位を築きました。この活躍を受け、クラブは150万ユーロ(約2億5000万円)の移籍金を支払い、2030年までの新たな長期契約を締結しました。

当面の計画としては、引き続きサンセで成長を続けることになりますが、トップチームのペジェグリーノ・マタラッツォ監督も彼の動向を非常に近くで監視しています。アメリカ人指揮官は昨シーズン中に既に彼をトップチームに招集しており、スビエタの指導陣は北を非常に興味深い将来の資産とみなしています。今夏トップチームがセンターバックの補強を目指す中、北が両チームを行き来する可能性も十分にあります。(via ElDesmarque)

[監督発言] マタラッツォ監督が来季の野望を告白「EL決勝は私の家から1時間」

今季コパ・デル・レイで念願のタイトルを獲得し、就任1年目を最高の形で締めくくったペジェグリーノ・マタラッツォ監督が、現在短いオフを満喫しながらメディアのインタビューに応じました。エリック・ブレトスSDと連携し、選手の放出を前提とした2つのポジションの補強計画を練っている指揮官は、アメリカ代表監督就任の噂について完全に否定しています。

『スビエタでの日々の仕事に満足している。私はここレアル・ソシエダにいる今が幸せであり、自分自身の最高のバージョンを引き出しながら個人的にも成長し続けたい』

そう語った指揮官の視線は、来季出場するUEFAヨーロッパリーグに向けられています。

『私の旅はまだ終わっていない。コパの決勝で勝った後、私が最初に尋ねたのは「来季のヨーロッパリーグの決勝はどこでやるんだ?」ということだった。実はフランクフルトで開催されるのだが、そこは私の家から1時間の場所なんだ。だから我々はこの瞬間を楽しみつつも、そこに向かって前進していく』

また、自身のルーツとメンタリティについても、アメリカの元大統領の言葉を引用して熱く語りました。

『家に帰るためにニュージャージーに降り立ってフェアローンへ車で向かう時、大きな看板がある大きなビルを通り過ぎるんだ。そこにはレーガンのスローガンである「アメリカは小さな夢を見るには大きすぎる」と書かれている。私もまさにそう感じているし、そのモットーは私が何者であるかの一部になっているんだ』(via ElDesmarque)

[移籍・噂] エイバルBの19歳有望株サラスケタを巡りアスレティックとバスク・ダービー勃発

シーズンが終了し、レアル・ソシエダとアスレティック・クラブはトップチームの補強だけでなく、スビエタとレサマの強化のためにそれぞれの周辺地域に目を向けています。そんな中、両クラブの関心がSDエイバルBチームの有望株、ルーカス・サラスケタで一致しました。

19歳のビスカヤ出身であるサラスケタは、主に左ウイングとしてプレーしていますが、サイドバックなどより守備的なポジションにも適応できる多才さが最大の魅力です。今季セグンダ・フェデラシオンで多くの出場機会を得ており、サンセとビルバオ・アスレティックの両チームが彼のサービスに関心を示しています。

アスレティックが最も熱心に動いているとされていますが、ソシエダも獲得の可能性について問い合わせを行っています。選手本人はエイバルと2027年6月までの契約を残しているため、獲得には移籍金が伴うことになります。重要なクラブからの視線を集めながらも、若きウインガーは現在冷静に状況を見守っています。(via ElDesmarque)

[小ネタ] バルサの他クラブ軽視問題で2023年の「チャビによるスビメンディ発言」が再び引き合いに

現在、FCバルセロナが移籍市場においてアトレティコ・マドリード(フリアン・アルバレスへの接触)やマンチェスター・ユナイテッド(ラッシュフォードの買取額値切り)、アスレティック(ニコ・ウィリアムズへの接触)など、様々なクラブと摩擦を起こし「敵を作っている」ことがスペイン国内で大きな話題になっています。

この文脈の中で、過去にレアル・ソシエダがバルサから受けた不適切なアプローチの被害例として、2023年のマルティン・スビメンディ騒動が再び引き合いに出されています。当時バルサの監督であったチャビ・エルナンデスは、契約が残っているスビメンディについて、ソシエダとの試合の数時間前というタイミングで公の場で移籍を仄めかす発言をしました。

ソシエダの首脳陣はこの配慮に欠ける発言を不適切だとして激怒し、ホキン・アペリバイ会長が公に不快感を表明する事態に発展しました。バルサの他クラブへのリスペクトを欠いた動きが批判されるたびに、このソシエダのケースが典型的な事例として振り返られています。(via MARCA)

【本日の総括】

2030年W杯の画期的なアノエタ共同開催案がFIFAに提出されたほか、久保建英ら5選手が堂々とW杯メンバー入り。クラブはサンセで輝く日本人若手CB北一成を買い取り長期契約を結び、マタラッツォ監督は来季のEL制覇に向けて熱い言葉を残しました。来季に向けたトップチームとカンテラ双方の動きが活発化しています。