アルバセテBP / CEサバデル

カルロス・ベルモンテで行われた第12節アルバセテBP対CEサバデルの一戦は、アルバセテが2-0で勝利を収めたものの、前半にピッチ上で救急車が出動する痛ましい重大アクシデントが発生する波乱の展開となった。

試合は序盤からホームのアルバセテがペースを握り、Víctor Valverdeの鋭い突破からサバデルのÓscar Sanzのオウンゴールを誘発して先制。さらにコーナーキックの混戦から追加点を奪い、2-0とリードを広げた。しかし、前半40分過ぎ、サバデルのペナルティエリア手前で衝撃のシーンが訪れた。ボールをクリアしようと足を高く上げたアルバセテのFW José Corpasのスパイクが、競り込んだサバデルのナイジェリア人MF Quadri Liameedの頭部を直撃。衝撃を受けたQuadriはピッチ上に頭から崩れ落ち、意識を失って倒れ込んだ。

周囲の選手たちが青ざめた表情ですぐに医療スタッフを呼び寄せ、スタジアム内は静まり返った。主審Andrés Fuentes MolinaはCorpasに対してレッドカード(一発退場)を提示。悪意のなかったCorpasも頭を抱えてQuadriの状態を極度に心配する様子を見せた。ピッチ内には救急車が緊急進入し、脳震盪プロトコルに従って首を固定されたQuadriはそのまま病院へと救急搬送された。サバデル公式の発表によれば、Quadriは病院搬送時に意識を取り戻しており、クラブの医療スタッフが付き添って精密検査を受けている。サバデルはPere Ponsを緊急投入し、アルバセテは10人での戦いを余儀なくされたが、そのまま2-0で逃げ切り勝ち点3を獲得。最下位からの脱出を目指すアルバセテにとって貴重な白星となった一方、サバデルにとっても選手の無事が何より安堵される一戦となった。(via MARCA)

レアル・ソシエダB / ジローナFC

ズビエタで行われた第12節レアル・ソシエダB(サンセ)対ジローナFCの一戦は、試合終盤の86分に生まれた劇的な決勝ゴールにより、サンセが1-0で勝利を収め、長かった6連敗の泥沼から脱出した。

試合は前半15分、ジローナのDF ダビド・ロペスがLebarbierに対する接触でPKを与えたうえ、危険なファウルと判定されて一発退場(レッドカード)となる波乱の立ち上がりとなった。残り75分以上を10人で戦うこととなったジローナに対し、ミケル・アンソテギ監督率いるサンセはボールポゼッションを高めて敵陣へ押し込み続けた。ジローナの堅守の前にゴールが遠い時間が続いたが、諦めずに攻め続けた86分、途中出場のAstiazaranがペナルティエリア内で土壇場の勝ち越しゴールを蹴り込み、スタジアムは歓喜に包まれた。サンセは9月初旬以来約2ヶ月ぶりとなる待望の勝ち点3を手にし、降格圏脱出に向けた大きな一歩を刻んだ。

一方、不当な判定に泣いたジローナのキケ・アルバレス監督は試合後の記者会見で怒りをあらわにした。『私に言わせれば判定は非常に厳しすぎる。明確なPKではあったが、ボールに挑んだ末の偶発的な接触だった。静止画で見せられると暴力行為のように見えてしまう現代サッカーのルールの弊害だ。10人になってからも選手たちは見事に耐えて支配をさせなかっただけに、この結果はあまりにも残酷だ』と熱弁を振るい、審判団の裁定を強く批判した。好調を維持していたジローナにとっては連勝がストップする痛恨の黒星となり、首位追撃に向けて痛い足踏みとなった。(via Esport3)