新キャプテン候補のガブリエル・スアソがリーダーシップを語る

ネマニャ・グデリの退団とセサル・アスピリクエタの引退、さらにマルカオの移籍が予想される中、2026-2027シーズンの新第1キャプテン候補としてチリ代表のガブリエル・スアソ(28歳)が浮上している。加入1年目で昨季30試合、約2100分プレーした彼は、すでにキャプテンマークを巻いた経験も持ち、リーダーとしての自覚を語っている。

『リーダーシップを発揮するために、常に言葉を発したり自分を証明し続ける必要はありません。それは重要ですが、不可欠ではないのです。僕は模範を示すことでリードすることを学びました。毎回の練習に全力を尽くし、1球1球に魂を込めて、チームメイトにポジティブな影響を与えたいと思っています。フランスでは、スペイン語で気合いを入れると誰も理解していませんでしたが、みんなエネルギーに満ちてピッチに出て行きました。セビージャでもキャプテンを務める機会があり、人の話を聞くことも学びました。チームメイトに何かを伝えるときは、その言い方に気をつけなければなりません。そうしないと、パフォーマンスに影響を与えてしまうからです。それもリーダーシップであり、目立たないことも多いのです。リーダーシップとは、行動や態度で周りに良い影響を与えることだと信じています。キャプテンであろうとなかろうと、僕のあり方は変わりませんし、だからこそ選んでもらえるのかもしれません。新しいクラブに行って、いきなり命令し始めるようなことは決してしません』

さらに、降格争いという苦しい状況下での振る舞いについても自身の哲学を明かしている。

『セビージャで降格争いという苦しい時期を経験したとき、この状況でチームメイトをどう助けるかと聞かれました。試合に負けた次の日でも、チームメイトをハグして、愛情を込めて挨拶し、笑顔でピッチに入ります。もしかしたら写真を撮られて、「昨日負けたのになぜ笑っているんだ?」と言われるかもしれません。でも僕にとってはその二つは全く別物なんです。当然フラストレーションはありますし、悔しいですし、ものすごく負けず嫌いなので自分に一番厳しいです。でも、そのポジティブな行動を持ち込めば、最終的にはすべてが良い方向に向かうんです。自信というのは、チームが負けたり、自分のパスミスが失点に繋がったりするような難しい時期にこそ築かれるものです。でも僕は、それがチームにとってベストだと信じてすべてをやっています。隠れたりしませんから。ミスとそこからの学び、自分自身の立ち直る力に基づいて築かれるものだからこそ、僕にとってはそれがとても重要なんです』

また、サンチェス・ピスフアンの熱狂的なサポーターについても惜しみない賛辞を送っている。

『僕たちのスタジアムは、ピッチに入ったとき、ファンがマフラーを掲げてアンセムを歌うとき…鳥肌が立ちます。本当に美しいです。ヨーロッパには、あまり応援の声が響かず、あらゆる音が聞こえるスタジアムがたくさんあります。でも、ベティスや僕たちのスタジアムは違います。ファンの声援が大きすぎて何も聞こえないんです。加入したとき、その雰囲気がすごく気に入りました。彼らがサッカーをどう感じ、どう生きているかという点で、コロコロで経験した多くのことを思い出させてくれました』(via Estadio Deportivo)