25-26シーズンの総括とコパ・デル・レイ優勝

🏆 レアル・ソシエダの2025-26シーズンは、まさにジェットコースターのような激しい浮き沈みのある1年となりました。序盤の不振や、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を巡る争いに加われなかった苦い結末があったものの、最終的にはコパ・デル・レイ(国王杯)の優勝というハッピーエンドを迎え、それらの苦労を忘れさせる結果となっています。決勝戦ではアトレティコ・マドリードを破って見事にタイトルを獲得しました。この優勝の立役者として、決勝でヒーローとなったGKウナイ・マレーロや、大会を通じてキーマンとして活躍したゴンサロ・ゲデスの存在が光りました。 (via Estadio Deportivo)

若手3選手の市場価値急上昇とレミロ退団の可能性

📈 シーズンを通じてチームにポジティブな要素をもたらした若手選手の価値が、専門サイトTransfermarktの最新の更新で軒並み上昇しています。

ホン・マルティンは不動のスタメンとして定着し、先日スペインA代表デビューも果たしたことで、評価額が2000万ユーロから2500万ユーロへと上昇しました。来季のUEFAヨーロッパリーグでも重要な役割を担うことが期待されています。

アイスランド代表FWのオッリ・オスカールソンは、シーズン終盤のゴールラッシュが評価され、1200万ユーロから2000万ユーロにアップしました。今季は25試合に出場し10ゴールを記録。2024年夏にコペンハーゲンから獲得した際の移籍金と同額に達しています。他クラブからの関心が噂されていますが、クラブ側に彼を売却する意思は全くありません。

さらに、コパ・デル・レイ決勝でヒーローとなったGKウナイ・マレーロも、60万ユーロから100万ユーロへと評価を上げました。ここ数シーズン絶対的なレギュラーだったアレックス・レミロの退団が確認されれば、来季はマレーロがより多くの出場機会を得る見込みとなっています。 (via Estadio Deportivo)

ゴンサロ・ゲデスがポルトガル代表で鮮烈ゴール

🇵🇹 ラ・レアルで素晴らしいシーズンを送ったゴンサロ・ゲデスが、ポルトガル代表でもその好調ぶりを証明しています。ワールドカップに向けた親善試合のチリ戦(2-1で勝利)に背番号19をつけてベンチ入りし、後半から出場しました。前半終了間際の退場劇により10人対10人となった後半58分(または59分)、ルーベン・ネヴェスのラインを破るスルーパスに抜け出し、ペナルティエリア内でコントロール。右足のアウトサイドを使った素早いクロスシュートで、アノエタでのダービーで見せたような完璧なゴールをファーサイドに突き刺し、先制点をもたらしました。

ゲデスが代表でゴールを決めるのは2022年6月のネーションズリーグ・チェコ戦以来であり、ロベルト・マルティネス監督のチームにおいてスタメン候補となる実力を見せつけました。今季ラ・レアルでは39試合、2,329分に出場し、9ゴール8アシストを記録してコパ・デル・レイ優勝に大きく貢献しています。

試合後、ゲデスは自身の状態とワールドカップへの意気込みを次のように語っています。

『良いシーズンだったし、自信がある。今年はとても上手くいった。今は代表チームを最大限助けたいし、すべてがうまくいくことを願っている。でも最も重要なのはチームが団結し自信を持つことで、最高の状態でワールドカップに臨むことだ』

『普段10人対10人でプレーすることには慣れていないが、異なるテストでありそれを活かした。後半はとても良く、2ゴールを奪い多くのチャンスを作れた。ワールドカップに向けて良いテストになった』 (via Mundo Deportivo) (via MARCA) (via Estadio Deportivo)

アランブルとヤンヘル・エレーラがベネズエラ代表で先発

🇻🇪 ワールドカップには出場しないものの、アメリカで活動中のベネズエラ代表において、ラ・レアルに所属するホン・ミケル・アランブルとヤンヘル・エレーラがトルコとの親善試合(1-2で敗戦)に揃って先発出場しました。両者が代表で同時にスタメンに名を連ねるのは、ウルグアイで行われたW杯予選以来、約1年ぶりのことでした。

アランブルは2025-26シーズンにおいて、ラ・レアルの全選手の中で最も多い3,292分間プレーした鉄人です。この試合でも定位置であるサイドバックとして90分間フル出場を果たし、イエローカードを受けています。

一方のヤンヘル・エレーラは62分に交代で退き、試合後にはSNS上で多くのベネズエラサポーターから厳しい批判を浴びる結果となってしまいました。彼らは水曜日にイラクとの親善試合を控えており、その後ようやくバカンスに入る予定です。 (via Mundo Deportivo) (via MARCA)

バカンスとプレシーズン合流スケジュールの詳細

🏖️ ラ・レアルの選手たちは現在、すでに16日前からバカンスに入っているグループ、ワールドカップに出場するグループ、そしてこれから休息に入る中間グループの3つに分かれています。

ペレグリーノ・マタラッツォ監督が率いる2026-27シーズンに向けたプレシーズンは7月4日にスタートしますが、この中間グループの6選手はそれより遅れて合流することになります。

スペイン代表のホン・マルティン、セルヒオ・ゴメス、ベニャト・トゥリエンテスは、6月4日に行われたイラク戦に出場した後、代表活動を終えました。ホン・マルティンはスタメンでA代表デビューを飾り、トゥリエンテスも交代出場を果たしています。特にトゥリエンテスは、セルヒオ・フランシスコ体制での低い序列からマタラッツォ監督の下で復活を遂げ、高いレベルでスタメンに定着するなど感情の起伏が激しいシーズンを過ごしました。彼らはW杯の予備登録メンバーから外れたため、バカンスに入りました。

アイスランド代表のオスカールソンは6月10日のアルゼンチン戦を終えた後の11日から、ベネズエラ代表のアランブルとヤンヘル・エレーラもイラク戦を終えた後にそれぞれバカンスに入ります。 (via Mundo Deportivo)

クラブの市場価値ランキングで欧州32位に

💶 Football Benchmarkが発表したヨーロッパのサッカークラブの経済的価値を測定する年次レポートにおいて、レアル・ソシエダはトップエリート層以外のスペインのクラブとして最も際立った存在となり、全体で32位にランクインしました。このレポートは収入、ブランド力、スポーツ面での成績、ビジネス創出能力などの要因を総合して評価されたものです。 (via SPORT)

【本日の総括】

コパ・デル・レイ優勝というタイトルを手にしたレアル・ソシエダですが、オスカールソンら若手選手の市場価値上昇や、代表戦でのゲデス、アランブルらの活躍など、ピッチ内外でポジティブな話題が目立っています。アレックス・レミロ退団の可能性やプレシーズンへの合流時期など、マタラッツォ監督率いる来シーズンに向けた動きも本格化しています。