アゼディン・ウナヒの移籍動向とクラブの2部降格に関する話題
今シーズン、ジローナでプレーし、8番の役割で傑出したパフォーマンスを見せたモロッコ代表ミッドフィルダーのアゼディン・ウナヒの周辺が騒がしくなっています。彼は今季、5ゴール3アシストという素晴らしい数字を残しましたが、残念ながらジローナはラ・リーガ・ハイパーモーション(2部)へと降格してしまいました。
この降格により、彼の契約には1000万ユーロの退団条項が発生しており、これが移籍を容易にする要因となっています。ウナヒ本人はセグンダ・ディビシオン(2部)でプレーしたくないという意思を明確にしており、カタルーニャのクラブに対して即時退団を強く迫っている状況です。
現在、来季もヨーロッパリーグに出場するセルタ・デ・ビーゴが彼の獲得に向けて最初の接触を開始しています。セルタのスポーツディレクターであるマルコ・ガルセス氏は彼を高く評価していますが、クラブの財政状況を考慮し、無謀な支出は避ける方針です。そのため、ウナイ・エメリ監督率いるアストン・ヴィラから関心が寄せられているイライクス・モリバを2000万ユーロ程度で売却し、その資金をウナヒ獲得に充てるというトレード戦略が検討されています。
さらに、ウナヒにはサウジアラビアのアル・ナスルからも関心が寄せられています。マルセロ・ブロゾヴィッチの退団による中盤の穴を埋めるため、バルセロナのマルク・カサドと共に有力な獲得候補としてリストアップされています。(via ElDesmarque / SPORT)
ドミニク・リヴァコヴィッチの退団の真相とミチェル監督のコメント
現在クロアチア代表としてワールドカップを戦っているゴールキーパー、ドミニク・リヴァコヴィッチのジローナでの短い滞在について、その裏側が明らかになりました。
リヴァコヴィッチは2025年9月、フェネルバフチェにエデルソンが加入したことでポジションを失い、夏の移籍市場の最終日にジローナへローン移籍で加入しました。モンティリビには絶対的守護神として定着する明確な野心を持って到着しましたが、ミチェル監督がガッサニーガを正GKとして起用し続けたため、彼のシーズンプランは大きく狂うことになりました。
FIFAの規定により、1シーズンに登録できるのは3クラブまでですが、プレーできるのは2クラブまでと定められています。フェネルバフチェですでに試合に出場していたリヴァコヴィッチは、ジローナで少しでもプレーしてしまうと、そのシーズンは他のクラブでプレーできなくなってしまうという状況に置かれていました。そのため、彼はジローナでのコパ・デル・レイの試合に出場することを拒否する事態に発展しました。
当時の状況について、ミチェル監督は次のように語っています。
『彼は人間として本当に素晴らしい男です。しかし、彼が思い描く目標のタイムラインと、我々ジローナが目指す目標のタイムラインは異なっていました。彼はジローナのためではなく、ワールドカップに出場するためにプレーする必要があり、そのことを直接私に伝えてきました。彼は非常に誠実でしたし、私も彼に対して誠実に向き合いました。彼はここにはいたくない、ジローナでプレーしてしまうと他のチームでプレーできなくなるから、別のチームに行きたいとはっきり言ってきたのです』
この結果、リヴァコヴィッチはカタルーニャのクラブで1分もプレーすることなく、1月にひっそりとクラブを去りました。ジローナはローン契約を解除し、彼は自身が名を馳せた古巣のディナモ・ザグレブへと復帰し、そこで正GKの座を掴んでワールドカップのメンバー入りを果たしました。(via MARCA)
ヴィトール・レイスへのバルセロナからの関心
マンチェスター・シティからジローナにローン移籍して今シーズンを過ごした20歳のブラジル人センターバック、ヴィトール・レイスが高い評価を受けています。彼はジローナの最終ラインで非常に高いレベルのプレーを見せ、シーズンを素晴らしい形で終えました。
来季に向けてディフェンスラインの軸を補強したいと考えているFCバルセロナが、彼の動向を注視しています。バルセロナは買い取りオプション付きのローン移籍を希望してマンチェスター・シティに接触していますが、今後の展開はシティの新たな指揮官に就任したエンツォ・マレスカ監督の判断に委ねられています。(via Mundo Deportivo)
新監督候補に挙がるハゴバ・アラサテの噂
ラージョ・バジェカーノの新監督人事に関連して、ジローナの次期監督候補に関する情報が浮上しています。ラージョは最終的にベニャト・サン・ホセを新監督として迎え入れることを決定し、口頭合意に達していたハゴバ・アラサテとの契約は見送られました。
これによりフリーの状態が続くハゴバ・アラサテですが、現在も新しい監督を探しているジローナやマジョルカといったクラブのベンチに座る可能性が引き続き関連付けられています。(via Estadio Deportivo)
マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの不運なローン移籍と負傷
バルセロナに所属するドイツ人ゴールキーパー、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンは、ジョアン・ガルシアの加入によりバルセロナでの出場機会を失い、冬の移籍市場でジローナへローン移籍で加入しました。
ワールドカップ出場を目指しての移籍でしたが、不運なことに左ハムストリングを負傷し、手術を余儀なくされました。この大ケガにより、ジローナで自身の実力をアピールすることができず、最終的にワールドカップ出場の夢も絶たれるという非常に苦しいシーズン後半となってしまいました。(via SPORT)
ラディスラフ・クレイチーの過去のゴールスタッツ
ワールドカップで韓国相手に強烈なヘディングシュートを叩き込んだチェコ代表の大型センターバック、ラディスラフ・クレイチーに関するスタッツです。
ジローナのファンにもよく知られているこの身長約2メートルのディフェンダーは、ストライカーのような得点感覚を持っています。今年はウォルバーハンプトンで2ゴール、そして昨シーズンはジローナで2ゴールを記録しています。近年はそれほどゴールを量産しているわけではありませんが、スパルタ・プラハ時代にはセンターバックでありながら1シーズンに13ゴールを記録するという驚異的な数字を残したこともあります。(via SPORT)
1月のエルチェ戦にまつわる小ネタ
エルチェに所属し、今季素晴らしい活躍を見せたエクトル・フォルトに関連する過去のエピソードです。1月にエルチェがジローナに勝利した試合後、エルチェのエデル・サラビア監督は右ウイングバックとして躍動したフォルトについて次のように称賛しました。
『我々は彼が素晴らしいレベルを発揮してくれているので非常に満足しています。エクトルはまだ若く、これまで継続してプレーする機会があまりありませんでした。これも成長プロセスの一部です』
このジローナ戦での勝利と監督の言葉は、彼のポテンシャルを引き出す大きな転機となりました。(via SPORT)
【本日の総括】
今季は2部降格という非常に苦しい結果に終わり、新監督を探す動きや主力選手の流出危機に直面しています。中盤の要となったウナヒの移籍問題や、ヴィトール・レイスへの関心など、来季に向けたチームの再建が急務となっています。一方で、リヴァコヴィッチの退団の裏にあったミチェル監督の誠実な対応など、クラブ内部の人間ドラマも明らかになった一日でした。