シメオネ体制最悪の守備スタートと左サイドの苦戦

メトロポリターノでの大型コンサート開催に伴い、公式戦アウェイ4連戦という極めて過酷な日程を強いられているアトレティコ・マドリード。ディエゴ・パブロ・シメオネ監督はチームが現在建設途中であると強調し続けているものの、深刻な守備の脆さを抱えていることを認めています。

開幕から5試合で8失点という壊滅的な数字は、堅守を誇ったシメオネ体制において過去最悪の開幕防衛データとなっています。指揮官が就任初期に達成した、LaLigaの前半戦19試合をわずか8失点で乗り切った当時の強固な壁とは程遠い状況です。

リヴァプール戦での敗北後、シメオネ監督は『チームは重要な細かい部分を微調整する必要がある。失点が多すぎる、あまりにも多すぎる』と危機感を露わに語り、守備修正の急務を訴えました。アスレティック・ビルバオ戦と同様に、ボールを保持した立ち上がりこそ良好だったものの、守備陣の脆さと先制を許した後の反応の薄さが浮き彫りとなっています。

アンフィールドでは、プビル、クティ・ロメロ、ハンツコの3バックに、マルコス・ジョレンテとジュリアーノ・シメオネをウイングバックに配する新布陣を試み、序盤こそ機能したものの失点を重ねて崩壊しました。

今季の守備陣において最も大きな低調さを指摘され、標的となっているのが左サイドバックのアレハンドロ・グリマルドです。開幕からの3試合、勝利したセビージャ戦でさえも不安定なプレーに終始し、4試合目のアスレティック戦で決定的な不調を晒したことで、アンフィールドでの5試合目ではベンチスタートに降格しました。さらに後半残り30分から途中出場したものの、ボールロストやミスを連発。すでに2失点していたチームの左サイドにさらなる大穴を開ける結果となり、厳しい立場に追い込まれています。 (via ElDesmarque)