FCバルセロナ

約75万人が集結したFCバルセロナの優勝パレードは、異例のエピソードの宝庫となった。

バスの先頭に陣取ったRobert LewandowskiとWojciech Szczesnyのポーランド人コンビは完全にお祭り騒ぎの主役となった。

特にSzczesnyはずっと電子タバコを吸いながら、ファンから投げられたタバコの箱を受け取ってポケットにしまい、アイスクリーム、ピザ、ハンバーガーを平らげるという自由すぎる姿を披露した。

Joan Garciaに対して『ジョアン・ガルシアはラ・マシア出身だ』と歌った後、冗談交じりに『ジョアンの首が欲しい』と歌い、パレードの雰囲気を最高潮に盛り上げた。

さらにLewandowskiはファンから投げられたカタルーニャ独立旗を振り回し、Raphinhaもそれに続いた。

若きスターLamine Yamalはパレスチナ国旗を振る姿が話題となり、政治家のGabriel Rufiánから『ラミネ・ヤマルはInstagramで4200万人のフォロワーを持ち、世界中のさらに何百万人もの人々に多大な影響力を持っている。彼がパレスチナの旗を振ったというだけで、今日、ガザでの虐殺に対する無関心から非難へと変わった人たちがいるかもしれない。好むと好まざるとにかかわらず。それを称えよう。彼にブラボー』と絶賛された。

また、Lamine Yamalは「神に感謝する、私がマドリディスタでなくて」と書かれたTシャツを掲げて踊り、Fermínも「アンチマドリディスタ」のマフラーを掲げた。

SNS上でもLamine Yamalは、前半戦のクラシコ敗戦時にJude Bellinghamが投稿した「Talk is cheap. HALA MADRID SIEMPRE!!!」という煽りに対する意趣返しとして、Instagramで2-0のスコアとともに「talk is cheap(口で言うのは簡単だ)」という言葉と7つの笑い泣きの絵文字を投稿してやり返した。

パレード中、Pau Cubarsí、Gerard Martín、Marc Casadóがカタルーニャのサラミ「フエト」をかじり合い、Ronald Araujoはかつらを被るなど、終始リラックスした雰囲気の中、Lamine Yamalはマイクに向かって『チャンピオンズリーグのパレードもすぐに? もちろんだよ』とファンに高らかに約束した。

(via SPORT)

(via MARCA)

レアル・マドリード&プレミアリーグ

レアル・マドリードの次期監督としてJose Mourinhoの復帰が確実視されている。

MourinhoはFlorentino Pérez会長と30分にわたるビデオ通話を行い、2年契約のほか、Antonio Pintusフィジカルコーチのファーストチームからの排除、クラブスポークスマンの役職新設、会長との直通ライン、医療スタッフとの連携などを要求し、Pérez会長はこれを全て了承した。

現在ベンフィカを率いるMourinhoだが、ブラガ戦の引き分けでチャンピオンズリーグ出場権を逃す危機にあり、サポーターの怒りがRui Costa会長に向けられている。

Mourinho自身も審判への不満を爆発させ、『これまで以上に状況が悪化することはあり得ない。審判の問題は、私の意見では、もはや議論に値しない』と発言している。

レアル・マドリードは5月末までに600万ユーロの契約解除金を支払う準備を進めている。

一方、プレミアリーグではMarc Cucurellaが散髪屋との間で起きた信じられない情報漏洩エピソードを披露した。

試合数時間前に自宅に髪を切りに来た散髪屋とゲームの話をしていて、Cole Palmerが怪我でプレーできないことをうっかり明かしてしまった。

するとその散髪屋は家を出るやいなやSNSにその情報を投稿し、ゲームのプレイヤーたちの間で大パニックを引き起こした。

Cucurellaは『パーマーは怪我でプレーできないと彼に言ったら、彼は僕の家を出てTwitterにそれを書き込んだんだ』と笑いながら振り返った。

(via SPORT)

(via MARCA)

ジローナ&ラージョ・バジェカーノ

ラージョとジローナの試合は劇的な結末を迎えた。

Míchel監督率いるジローナを救ったのは、またしても大ベテランのCristhian Stuaniだった。

Stuaniは膝の打撲により1週間全く練習に参加できていなかったにもかかわらず、ハーフタイムに痛み止めの注射を打ってピッチに立ち、90分に同点ゴールを決めた。

Míchel監督は試合後、『誰もがサッカー選手だった頃はプレーしたかったものだ。ストゥアーニはプレーするために注射を打った。1週間ずっと膝の調子が悪かったんだ。バナトもアベルもいない中、彼がいることは残り3試合で非常に助かる』と彼の並外れた闘争心を称えた。

一方、ラージョの先制点を決めたAlemaoは、試合後に『試合の大部分はあまりうまくいかなかったが、勝つためにプレーし、助けになる勝ち点を獲得した。交代で入ってゴールで貢献できて嬉しい。妻が妊娠しているので、このゴールは妻と息子のアン東ニオに捧げたい。ゴールを決められてとても嬉しい』と家族への愛情を語った。

Iñigo Pérez監督も彼に対し、『彼は身体的な問題を解決し、起用可能になった時点で、彼が持っているものを発揮し始めている。彼にはとても大きな謙虚さがあり、それは非常に重要なことだ』と称賛の言葉を贈っている。

(via MARCA)

(via Estadio Deportivo)

レアル・ベティス&セビージャ周辺

レアル・ベティスは、ラ・カルトゥハ・スタジアムでの試合における警察および政府代表部の警備体制に対し、公式声明を発表して激しい怒りを露わにした。

クラブは、『過去数年間、クラブがファンと選手のつながりをより実行可能にするよう何度も要請してきたにもかかわらず、ベニト・ビジャマリン・スタジアムの入り口でベティスファンとチームバスの間の距離は広げられていった。ラ・カルトゥハ・スタジアムへの移転により、この距離はさらに広がり、入り口でサポーターとチームの間に何のつながりも存在しなくなった』と現状を非難。

さらに、『ここ数日、セビージャFCのバスとサポーターとの接近がどのように促進されているかさえ目にしている。このようにして、レアル・ベティス・バロンピエとベティスファンにとって重大な比較上の不満が生じている』と、ライバルクラブとの待遇の差を指摘して不満を爆発させている。

そのセビージャFCでは、Sergio Ramosと彼が率いる投資ファンドによるクラブ買収の動きが最終局面を迎えている。

Ramosは関係者と共に、セビージャのホテルで現在の主要株主たちと約9時間に及ぶマラソン会議を行った。買収額は約4億5000万ユーロと見られている。

一方、かつてセビージャの象徴だったMonchiは、エスパニョールのスポーツ・ジェネラル・ディレクター就任が公式に発表された。

彼が会長を務める地元クラブのファンに向けた手紙の中で、『過去数週間で非常に熟考した決定であり、すべての当事者にとって有益であると確信している。私は、最初から私に愛情を示してくれ、私の仕事のアイデアを評価し、そして何よりも私が会長であるという条件を尊重してくれた場所に行く』と綴った。

この愛情を示してくれた場所という表現は、Sergio Ramosのプロジェクトで実権を与えられなかったことや、セビージャ現体制への痛烈な皮肉として受け取られている。

(via Estadio Deportivo)

(via ElDesmarque)

レアル・オビエド&コルドバ&その他のピッチ外ニュース

レアル・オビエドの2部降格が決定し、クラブ周辺は荒れ模様となっている。

GKのAarón Escandellは判定への不満を爆発させ、『彼らは僕たちを勝たせたくなかった。僕たちが彼らに何をしたというのか分からないが、僕たちを下に置きたくないんだ。恥ずべきことだった』と怒りをあらわにした。

また、出番の少なかったSanti Cazorlaについて、同僚のDani Calvoは『サンティは偉大な選手なのに、なぜ出場機会が少なかったのか理解できない。彼をもっと活用できたはずだ』と采配に疑問を呈している。

激怒したオビエドのサポーターは、次節の試合の12分にJorge Mas会長の顔が印刷された偽ドル紙幣4万8000枚をピッチに投げ込むという大規模な抗議活動を準備している。

一方、コルドバのDiego Percanはグラナダ戦で相手の髪を引っ張ったとして退場処分を受けた後、自身の正当性を主張した。

『今日の試合で起きたことについて、特に何がかかっているかを知っている状況で、グラナダの選手の髪を引っ張ろうなどという意図は決してなかった。私たちにできることは、ルールを変更し、髪を結んでプレーすることを義務付けることだ。なぜなら、今では掴もうとしただけで暴行になってしまうからだ』と前代未聞のルール変更を提案している。

そして、クイーンズリーグでは深刻なスキャンダルが発覚した。

リーグの生配信中、裏方のマイクがオンになったまま、審判と思われる人物が女性選手に対してセクハラ発言を行っている音声が流出した。

音声では、『普通なら僕の好みじゃないんだけど、ある選手が抗議してきた時、僕はひどく興奮してしまったんだ。彼女がPKを蹴って、ポストに当たって自分に跳ね返ってきたから、僕は間接フリーキックの笛を吹いたんだけど、彼女はそれを理解できなくて抗議してきたんだ』と生々しい内容が語られていた。

別の同僚女性審判に対しても『めっちゃ悩むよ、だって仕事の同僚だからね...。そんなにいい女ってわけじゃなかったけど、いい女だったよ...』と発言。

これを受け、リーグは即座に調査を開始し、関与した人物の停職や減給を含む懲戒手続きに入ったと声明を発表した。

さらに、ウェストハム対アーセナルの試合では、ウェストハムの警備員がファンをスタンドから引きずり出す際、なぜかパンツ一丁の状態で退場させるという動画がSNSで拡散し、大きな批判を浴びている。

プライベートの話題では、Sergio Reguilónがスペインからアメリカへ愛犬を運ぶためだけに約13万5000ドルを支払ってプライベートジェットをチャーターすることを検討していると明かした。

犬が大きくて客室に乗せられず、貨物室でストレスを与えたくないというのが理由で、『この子のためなら、僕はそれを払うよ』と愛犬家ぶりをアピールしている。

最後に、2000年代に数々のスポーツイベントに乱入したことで知られるJimmy Jumpが、FCバルセロナの優勝セレモニーでスタジアムのピッチに堂々と乱入。

トロフィーを掲げ、Eric GarciaやAlejandro Balde、Ronald Araujoらと記念撮影までするという離れ業をやってのけた。

(via SPORT)

(via MARCA)

(via ElDesmarque)

【本日の総括】

バルセロナの優勝パレードは数々の挑発とユーモアに溢れ、選手とファンの距離の近さを象徴する熱狂的なイベントとなった。一方で、レアル・マドリードの次期監督人事やセビージャの買収交渉など、各クラブのフロントとファンの間には大きな溝や緊張関係も生まれている。SNSでの発言や流出音声がクラブやリーグのイメージを大きく左右する時代において、ピッチ外の出来事は試合結果と同じくらい熱を帯びており、サッカー界のもう一つの主戦場となっている。